カウンターデッキはコントロールの一種である 作:リィラ・レキール
逃走して翌日。気付かれぬことを願いながら登校した、席につき
「お前は俺が思うに強い。だから聞きたい、昨日なにか感じたか?」
「いや特に感じなかったよ」
「そ、そうか。ありがとな」
明らかに探りがあったが性別が違う以上当分は大丈夫そうだ。デュエルした、もしくはデッキを見られたとしても色すら被っていないのだから。しかし制服でデュエルするのはまずかったか。クロワールの騎士の甲冑、甲冑と言ってもその見た目は肌の露出こそないがかなり破廉恥に感じる見た目となっていた。やはりどんなカードゲームも最終的にはこういう絵柄のカードが強くなるものだ。…次までにネットで女性物の服を買っておかなければ。そんな事を考えながら次の授業の準備のために引き出しに手を突っ込むと折りたたまれたような紙が手にあたった。こんなもの入れた記憶はなく取り出すと四つ折りにされたコピー紙が入っていた。紙を広げると
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拝啓木谷陽太よ
本日午後4時に旧校舎3階階段教室までこい
すこしばかり君に聞きたいことがある
何痛いことはしないさ。こちらとしても渡せる情報がある
デッキとファイトディスクをもって来てくれ
扉の前に来たらノックを3回、その後ファイトディスクを起動してくれ
君が来てくれることを願うよ
手紙については誰にも話さぬように
ローズエルフより
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…なんだこれは脅迫文ではないよな。交渉文とでも言うのかこれ。しかしローズ魔女、確かカードにあった気がすると思い調べると確かに存在することがわかった。
「主よ、彼女がこちら側に来たという話は聞いておりません」
となると一体誰が。行くべきか…だが聞きたいことがあるということは何かしら情報を握られているということ、行くしか無いか。前日の影響で部活は休みとなり図書室で時間を潰し、午後4時階段教室の前に立っていた。階段教室、実際には集団教室というのだがそれ以前に使われていた階段教室のが馴染み深いためそちらで呼んだのだろう。中は広く複数人で同時にデュエルすることも可能だ。指示にしたがってノックをしてディスクを起動する。カチリと鍵の開く音が聞こえたので扉を開ける。
部屋の中にあった机は端に片付けられ一人中央にローズエルフがカードの姿で立っていた。
「よく来てくれました青年よ」
「で、何を聞きたいんだ」
「まあ色々ありますが…あなたはできれば話したくないのでしょう?」
「わかって呼んだのか。ならこの後どうなるのかもわかるよ」
そういって私はディスクを構えた
「話が早くて助かります。では」
「「グロウク・インザフェーズ!」」
先攻ローズエルフ?
後攻木谷陽太
先攻2ターン目 マナ2 手絵5
「ドローでは、手札からグラウンド『太樹の森』を展開するわ」
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2コスト 太樹の森 縁 グラウンド
・緑のエネミーにガードナーを与える
・緑のエネミーを召喚するコストを1下げる
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「ターンエンドです」
緑、その姿らしく太樹の森を展開。だが一体誰だ…
後攻2ターン目 マナ2 手札6
「ドロー、手札から支援艦隊2番艦スペリアを召喚します」
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コスト2 支援艦隊2番艦スペリア 青 エネミー
1
・このエネミーがフィールドに出たときデッキから1枚ドローする。その後手札からコスト4以下のグラウンドを展開しても良い
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「ドロー…グラウンドの展開はしません。ターンエンドです」
司令室が引けなかった、少し遅れるな。
先攻3ターン目 マナ3 手札5
「ドロー では手札からスペルアクアリレーを詠唱します」
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コスト3 アクアリレー 青 スペル
・デッキから2枚ドローする
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馬鹿な青のカードだと
「あんた一体誰なんだ!」
「ただのしがないエルフですよ。ではターンエンドです」
活動報告にてカード名を募集してますので案のある方はそちらにコメントしてくださると幸いです。
後感想もいただけると嬉しいです