カウンターデッキはコントロールの一種である 作:青髪のボッチ
この世界にきて3日、とりあえずルールとマナーは頭に入れた。詳しいルールとデッキの回し方は無数にやった一人回しで、マナーは家族との対戦と動画を見て把握した。前の世界じゃ頼み込んでもやってくれなかったのにこうもあっさりやってくれるとは思わなかった。ついでに言えば妹は黃単速攻、母は緑単ビッグマナ、父は赤単ワンショットだった。色とデッキタイプが違ったから色々な可能性を見れて良かった。それとプロ同士の試合を見ていくつか思うことがあった。まず黒を使用しているプレイヤーがほとんどいなかった。その関係でハンデスや墓地を使うデッキもほぼ見られなかった。ホビーアニメにありがちな黒=悪理論が恐らくあるのだろう。…尚の事何で青なのにハンデスカードがある私の
そんな元グロウクしない系男子の私が珍しくデッキを持って外出している。行き先は皆さんご存知のカードショップだ。元の世界で通っていた家から20分の場所にあるカードショップ、調べたら元の2.3倍はありそうなほどでかくなっていた。元は32人入ったデュエルスペースが86人まで入るようになっていた。代わりに隣にあった靴屋が跡形もなく消し飛んでいたが。ここに来た理由は2つ。一つは環境調査。家族やプロリーグだけでは把握しきれないしカードショップなら販売もあるからそこからでも把握できる。もう一つはシンプルに戦力強化だ。グロウクをしてこなかった関係上手持ちのカードが40枚しかなかったし家族とは色が違うから分けてもらえなかった。なので買う、パックは正直なんでもいい、むしろ私はある商品に注目した。
「テメエら全員カードおいて床に伏せろ!」
怒号と共に覆面を被った男たちが突如カード片手に押しかけてきた。
「今からお前ら全員人質だ!」
突然過ぎて放心状態になったが仲間と思しきやつに床に押さえつけられる。その拍子に鞄から買ったばかりのデッキが一つ転がり落ちた。
「ん?お前
言葉の節々から舐め腐った態度が見てとれる。無視しようとも思ったが腰抜けという言葉にカチンと来た。すぐに青いデッキケースを取り出そうとすると
「まて、少年。私が引き受けよう。悪党よ、追加の条件であんたが勝ったらこいつをくれてやる」
少し離れたとこに居た赤髪の男性が名乗り出てきた。遠くて分からないが光り方的にレアカードなのは分かる。
「ほう、成る程確かにいい提案だ。だか自らなのに出るなんて余程腕に自信があるな。ならなおのことお前とはやらねぇよ。俺は釣れる魚しか狙わない主義でな。おいガキ!さっさとデッキ構えな!」
そうして立たされたのはデュエルスペースの真ん中にある機械。3次元型デュエルフィールドだった。
「少年!やめるんだ!危険だ!」
覆面の仲間に押さえつけられながらさっきの男性が叫んでいた。しかしなぜか負ける気はしなかった。
「ご心配ありがとうございます。ですがご心配されるほど私、負ける気などありませんので」
「おいそこごちゃごちゃ話してんじゃねぇぞ!おいガキ!さっさと始めるぞ!」
覆面が騒ぐ。既に勝ったかのような顔だった。
グロウタックを始めるには3つの手順がある。まずデッキをシャッフルし、セットする。(今回はデュエルフィールドでやるからセットすれば自動でシャッフルしてくれる)
次に何らかの方法で先攻と後攻をきめる。(今回はフィールドが自動で決める)とはいえ
「俺が先攻だ」
フィールドに立った時点で違和感は感じた。相手からどす黒い何かが出ているのには。たぶんこれは普通の
先攻後攻共に5枚デッキから引きライフポイントが15になっているのを確認する。最後に両者が宣言することで決闘は始まる
「「グロウク・インザフェーズ!」」
活動報告にてカード名を募集しますので案のある方はそちらにコメントしてくださると幸いです