筋肉三銃士が行く~筋肉は全て(の問題の7割くらい?)を解決する~   作:nocomimi

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筋肉三銃士+魔法少女、心理戦を仕掛けられる

翌朝。

 

族長の手下たちに見張られながら落ち着かない夜を過ごした一行は、起床すると支度を整えた。

 

マルコ青年は背嚢を背負うと大剣を肩に担いだ。巨漢ヨハネもそれに倣い、小斧を腰に吊り下げ、大斧を手に持つ。

 

ルークが装備を取りまとめていると、アビゲイル修道女が近づいてきた。

 

「ルーク修道士、この剣をお持ちになって?」

 

驚いた修道士が顔を上げた。修道女は躊躇(ためら)いのない仕草で自分の剣を鞘ごと差し出した。

 

「しかし...アビゲイル修道女。いいのか?」

 

「わたくしが持っていてもどうせ取り上げられてしまいますから。それよりルーク修道士、マルコさん...」

 

アビゲイルは真剣な表情でルークとマルコの顔を交互に見た。

 

「負傷者が出たらすぐに撤退してくださいね。さすがのわたくしも死者までは蘇生できませんわ」

 

「...わかった」

 

「...了解っす」

 

二人は頷き、修道士は手早く剣のストラップを腰に巻いた。すると、自分のリュックを背負った少女ハンナが、焚火の前に座って欠伸をしているヨーゼフに駆け寄っていった。

 

「ヨーゼフおじさん!お願いがあるの」

 

「んぁ?なんだよいきなり」

 

御者は顔を上げた。

 

「ヨーゼフおじさん。万が一のときはアビゲイルお姉ちゃんを守って?」

 

「んぁ?なんで俺が守らなきゃなんねぇんだよ」

 

「お願い...。パパからの頼みだと思って聞いてほしいの。この通りだから。ね?」

 

ハンナは相手に顔を近づけて懇願した。数秒の間少女を見つめていたヨーゼフはうんざりした顔で溜め息をついた。

 

「わぁったよ。わぁった」

 

「ありがとうおじさん!」

 

ハンナは御者に抱き着いた。そして踵を返すとマルコたちに向かってピースサインをした。

 

「ハンナ...お前って奴は...」

 

マルコは少女の頭をポンと撫でると、仲間たちに合図した。だがその時だった。

 

「おい、若けぇの。確かマルコだったか」

 

ヨーゼフがやおら立ち上がって声をかけてきた。青年が振り向くと、御者はこう言った。

 

「俺からのアドバイスだ。ダンジョンの中で誰か知らねぇ奴に話しかけられても返事をするな。反応もするな。絶対にな」

 

「...あ...ども」

 

青年は軽く頭を下げつつも、疑問が湧いてきた。

 

「あの...ヨーゼフさん。ドラゴンの穴、入ったことあるんっすか?」

 

すると御者は無造作に答えた。

 

「ああ。十回くらいな」

 

「じゅ...十回って。何しにっすか」

 

驚いたマルコが尋ねるとヨーゼフは笑った。

 

「何って決まってるじゃねぇか。お宝を盗みにだよ。族長に七割上納すれば三割手に入るのさ」

 

「そ...そっすか。随分上納のレート高いんっすね」

 

「ま、仕方ねぇさ。元々奴らのモノだからな。だがそれを差し引いてもいい商売だったぜ」

 

ヨーゼフは懐かしそうな顔で山に目をやる。

 

「何しろあそこは床が一面金貨だからよ。ん...まぁおめぇらにゃ関係ねぇ話だがな」

 

「あざっす」

 

マルコ青年は礼を言うと山に向き直った。山頂を中心としてどんよりとした雲が広がっている。麓にある町も、時刻が早いにも関わらず昨日見たときより寂れて見えた。

 

街に向かって歩を進めると、族長の部下たちが十名ほど遠巻きにしてついてくる。残りは皆宿営の周りに留まっていた。昨夜より減っていたがそれでも五十人ほどはいる。

 

「アビゲイルさん‥大丈夫っすかね」

 

マルコが憂い顔で呟くとルーク修道士は答えた。

 

「大丈夫だ。ヨーゼフにとっては雑兵の二十や三十はものの数ではない。それに‥」

 

修道士は声を潜めると続けた。

 

「おそらくスレイマン閣下の部隊も近くにいるはずだ。アビゲイル修道女はそれも知っての上でああいった作戦に出たのだろう」

 

「あ‥!なぁる‥ほど」

 

マルコ青年は思わず声を上げそうになって慌てて口を押さえた。

 

「うちはそれでも心配。だからできるだけ早く片付けよ?」

 

ハンナが皆を見上げた。マルコは胸に込み上げる重圧を押さえつけるように頷いた。

 

「わかってるさ。絶対アビゲイルさんに手出しはさせねぇ」

 

町が近づくと、その荒んだ様相がつぶさに見えてきた。

 

街路は舗装されておらずそこらじゅうがぬかるんでいる。

 

建物の惨状はそれ以上だった。壁に穴が開き、屋根は落ち、その上から木材が乱雑に釘で打ちつけられている。

 

行きかう町民の多くは薄汚れた襤褸を纏っていた。通りに出て遊んでいた子供たちさえもが、警戒心剥き出しの鋭い目つきでマルコたちを観察している。

 

町の中に入ると、やがて子供たちが罵りながら小石を投げつけてきた。マルコは素早く少女ハンナを脇に引き寄せて自分の陰に入らせた。

 

ルーク修道士は時折り当たる小石に顔をしかめながらも、前を向いたまま歩き続ける。巨漢ヨハネは、幸いなことに、投石など砂ぼこりほどにしか感じないのか表情を変えない。

 

やがて町を通過して山に近づくと、追いかけてきた子供たちも姿を消し、族長の部下たちだけが距離を置いて追従してきていた。目の前には植生の少ない荒れ果てた斜面が続いている。

 

「入り口はどこっすかね?」

 

マルコがようやく少女ハンナを放すと修道士に尋ねた。

 

「真っすぐだ」

 

ルークが懐から紙片を取り出して目をやりながら答える。マルコは言った。

 

「それ、地図っすか?」

 

「そうだ。ヨーゼフが書いてくれた」

 

「あの人結構親切なんっすね」

 

「そうだ。覚悟のある冒険者にはな」

 

修道士は顔を上げて微笑んだ。少女ハンナが青年の顔を見上げる。

 

「お兄ちゃん、もしかして気に入られたんじゃん?」

 

「そ...そゆことっすか?ルークさん?」

 

驚いたマルコが尋ねるとルークは青年の肩を叩いた。

 

「そういうことだ。彼は現役時代、私にだってアドバイスなどしなかったぞ」

 

「そ...そっすか」

 

青年は辛うじて呟いた。斜面は進むにつれ急坂になっていった。

 

やがて、斜面はのしかかるような背の高い岩壁で終わった。ルークはその壁に小さく刻まれた階段を見つけ出すと、先頭に立って登っていった。少女ハンナとマルコ青年が続き、巨漢が後尾を務めた。

 

慎重に階段を登り切ると、一同は岩棚の上に出た。目の前にある苔むした壁に、頭上の陰鬱な雲の間から時折射し込んでくる太陽光が模様を描いている。それが余計に不気味な印象を与えた。

 

「ここに扉があるはずだ」

 

修道士が地図を見ながら壁に近づき手で探り始めた。背後ではドヴェルグ族の男たちが険悪な表情でこちらを見つめている。

 

やがて修道士が振り向いた。

 

「マルコ、ヨハネ。手伝ってくれ」

 

ふたりが駆け寄り、修道士とともに壁を押す。すると巨大な岩盤が切り出されたかのようにゆっくりと動き始めた。

 

目の前に高さ十メートルはあろうかという戸口がぽっかりと空いた。そこから奥に向かって廊下が続いている。

 

視線を感じてふとマルコが振り向くと、ドヴェルグ族の男たちが刺々しい視線でじっと見つめている。

 

「あんたらに言っておくぜ。俺たちはもう報酬を他んとこから貰ってる」

 

マルコは声を上げた。

 

「俺は病気のお袋と、貧乏な兄貴を助けて、この娘にまともな飯を食わせる金があればいい。その分くらいは稼いでる。それにな....」

 

青年は言葉を継いだ。

 

「この坊さんは...『神が養ってくれるから金はいらねぇ』って男さ。で、この木こりは田舎暮らしが過ぎて、カネってモノ自体を理解してねぇ」

 

言ったことが通じているかは自信が持てなかったが、マルコはこう締めくくった。

 

「あんたらから掠め取ろうなんてケチな根性は誰も持ってねぇ。言いたいことはそれだけさ」

 

青年は一呼吸すると、踵を返した。背中に視線が突き刺さるのがわかった。

 

「俺先頭、ヨハネ二番手、ハンナ三番、ルークさんしんがりで」

 

マルコが呟くと巨漢が頷き、ルークが答えた。

 

「了解した。用心して行こう」

 

四人は慎重な足取りで廊下を進んでいった。

 

* * * * * * * * * * * * * * * *

 

驚いたことに、廊下の壁にはところどころ燭台が設えられていて、そのいくつかは弱々しい光を発していた。壁にはかつて美麗な装飾が施されていたことがわかる。鉱山を掘る民や宝石を手にした王の姿などが浮き彫りにされていた。

 

「これ...ひょっとしてあいつらが造ったんっすか?」

 

大剣を肩から下ろして構えながら何気なくマルコが言うと、修道士が答えた。

 

「そうだ。ドヴェルグ族の王は代々この山を管理してきた。三百年前まではな」

 

「景気良かったんっすね。なのになんでこんなんなっちまったんっすか?」

 

青年が尋ねる。ルークは自分も武器を肩から下ろしながら言った。

 

「言い伝えによれば、そもそもドヴェルグ族の王自身が心を病んだらしい。あまりにも財宝を集め過ぎてな。また魔物の跋扈にも悩まされ、最終的にノイシュバンシュタイン王国の属領となってしまった」

 

「でも、今って王国からも放置されてますよね?」

 

マルコは時折肩越しに振り返りながら言う。修道士も用心深く背後を警戒しつつ応じる。

 

「統治を任されたハイデルバーグ辺境伯が変死したからだ。時期を同じくしてドラゴンが飛来し、この鉱山施設を占拠した。以来ここは『呪われた土地』だと思われている」

 

その瞬間、廊下の奥から奇妙な音が響いてきた。

 

―――――.........―――――

 

マルコは思わず足を止め、耳を澄ませた。

 

巨大な魔獣の唸り声か?あるいはその足音か?

 

違う。

 

―――――...た...助けてくれぇ.....―――――

 

哀願する声だった。

 

青年は反射的に仲間たちを顧みると、前方に向かって走り出した。

 

「よせ!」

 

だが修道士が鋭く囁き、後ろから駆け寄って青年の腕を掴んだ。

 

「でもルークさん!人間が‥!」

 

青年が声を上げると、修道士は唇に人差し指を当てて首を横に振った。

 

「よせ。罠だ」

 

ルークは抑えた声でそう言った。マルコは戸惑って尋ねた。

 

「罠?誰の?」

 

「ドラゴンだ」

 

修道士が言う。だがそうしているうちに、奇妙な声は次第にはっきりと聞こえ始めた。

 

「助けてくれぇ!お願いだぁ!‥死にたくない‥死にたくない‥!」

 

どこをどう取っても、人間の男の声だった。マルコは再び廊下の奥に顔を向けた。だがルークがその腕を押さえつけた。

 

「奴は人間並みに賢いと聞く。ただ大きく強いだけではないんだ」

 

ルークが用心深い目で廊下の奥を見やりながらもそう囁いた。マルコはやっと事態が飲み込めてくると同時に、背筋に悪寒が走るのを感じた。

 

* * * * * * * * * * * * * * * * * 

 

百メートルほどの廊下を突き当ると、左手に大きな下り階段が続いている。燭台のぼんやりとした灯りに照らされる中、姿勢を低くして階段の向こうを覗き込むと、巨大な地下空間と、その床に輝く金色の何かがちらりと目に入った。

 

「助けてくれぇ....助けてくれぇ....」

 

哀れっぽい声は続いている。だが、マルコ青年はやがて気づいた。

 

その音量がおかしい。瀕死の人間ならもっと消え入るような声のはずだ。それなのに、まるで巨人が発しているかのようによく響く声なのだ。

 

マルコは伏せるようにしながら階段の上端から身を乗り出した。階下は四角柱の並び立つ大広間だ。その床に輝く金色の正体に気づいた青年は思わず息を呑んだ。

 

金貨だ。差し渡し百メートルはあろうかという広間の床が全て金貨で埋め尽くされている。

 

だが、魔物の姿はどこにもなかった。慎重に顔を出しながら視線を走らせる。床の端から端まで、山と積まれた金貨以外のものはどこにも見当たらない。

 

青年は振り返り、ルークを見ると首を傾げた。修道士も慎重な顔をしてマルコの横に並び、階下に目をやった。

 

「おそらく金貨の下だ」

 

修道士はマルコに顔を寄せると耳打ちした。

 

「金貨の...下....」

 

青年はそれを聞くと半ば茫然として呟いた。ドラゴンの身体が丸ごと隠れるほどの金貨の山。そして、姿を隠して人間の声を真似るという魔物の狡猾さ。もはや現実感が感じられないほどだ。

 

だがマルコは軽く首を振ると、仲間たちに合図し、姿勢を低くしたまま階段を降り始めた。

 

「くッくッくッくッ....。愚か者どもが」

 

その時、またしても声が聞こえた。青年は思わず足を止めて武器を構え直した。

 

「あのドーリンが裏切らぬなどという保証がどこにある?哀れなものよ。お前らは袋の鼠同然...。たとえ生きてこの穴を出ても奴らに殺される運命なのだ」

 

低くしわがれていて、老人のような、しかし巨人のような、不気味な声だった。

 

「財宝に魅入られし者の末路よ。お前らも逃れることはできぬ...」

 

青年は心臓の鼓動が跳ねあがるのを感じた。一歩ずつ階段を降りながらも、どこから声が聞こえているのかを感じ取ろうと全身の神経を研ぎ澄ませた。

 

だがマルコはふと視線を上げた。すると驚いたことに、色鮮やかな壁画が天井一面に描いてある。ローブを着たドヴェルグ族の王らしき人物が両腕を広げている。そしてその足元では無数の民がひれ伏して拝んでいた。絵は制作途中だったのか、天井の真下には朽ちかけた木の足場が組まれている。

 

「む...剣士...。斧使い...。メイス使い...か」

 

すると声が言った。

 

「そして...娘がひとり...。なるほど。魔法使い...か?」

 

少女ハンナが息を呑んで立ち止まった。ルーク修道士が後ろから手を伸ばして彼女の肩に触れると、心配げにその顔を見た。

 

だが数瞬のあとハンナは口元を真一文字に結びながら首を横に振り、また前に向き直った。肩越しにその様子を見ていたマルコ青年の胸のうちに急激に不安が湧き上がってきた。

 

階段を半分ほど降りたところで、ルーク修道士が手振りでマルコの注意を促した。青年が振り向くと、修道士は床の一角を指さす。その部分を注意深く眺めると、やがてマルコにもわかった。

 

金貨の山が、ごくゆっくりと上下している。

 

階段の残りを慎重に降りていくと、その様子が見えてきた。うず高く積まれた金貨の山の麓から、僅かにはみ出ているものがある。巨大な爪。蛇のような長い尾の先端。

 

「くッくッくッくッ...どちらに転んでもお前らの先には地獄しか待っておらん...。財宝を巡って殺し合うか。それとも愛する仲間の無惨な死を目の前で見せつけられるかだ」

 

声が言った。それを聞いたマルコ青年の額に冷や汗が流れ始めた。

 

恐ろしい悪意。この敵は今までとは違う。人間のように賢いが、情けというものを一切持たない魔獣。

 

「狭苦しい自分の家で怯え縮こまりながら一生を過ごしておれば良かったものを、つくづく愚かな選択をしたものだ....」

 

四人はようやく階段の終端に辿り着いた。いや、階段が終わらぬうちに、溢れるように床に積まれた金貨の上に降り立ったのだ。

 

だが、ふと足元に目をやったマルコは一瞬固まった。

 

金貨の中に大量に混じっているものがある。頭蓋骨。肋骨。大腿骨。人間の骨だ。加えて、錆びついた兜や防具。折れた剣。

 

それと同時に、魔物の含み笑いが聞こえてきた。

 

「今ごろ気づいたか。この穴は貪欲に取り憑かれた者の終着点よ...。すぐに貴様らもその骨に仲間入りすることになる...」

 

青年の頭脳の中に一瞬にしてある理解が浮かび上がった。

 

多すぎる富―――それが悪しき者を招き寄せ、人の心を狂わせる。引き寄せられた者は破滅させられる。

 

このドラゴンは、富への執着がもたらす人の心の闇そのものなのだ。

 

――――――ふざけんな。だったら俺たちがいまここで終わらせてやる――――――

 

マルコ青年の心の中に、形容しがたい憤りが湧き上がってきた。先ほどまで胸の内を満たしていた恐れが、炎のような怒りによって退潮していく。

 

青年は大剣を握り直すと、巨漢ヨハネに合図した。ふたりが前衛となり、ルーク修道士と少女ハンナを後ろに配置する隊形をとった。

 

だがその瞬間、目の前の巨大な金貨の山が大きくゆっくりと上下すると、その頂上が崩れ始めた。

 

――――ズザザザザザザザザザザザザザザ....――――

 

金属物どうしが打ち合わされる軽快な音が重なり、まるで砂が崩れるような轟音となる。マルコ青年は足元が埋まりそうになり、慌てて後ろに下がった。

 

だが、金貨の山を割るようにして出現した魔物の姿を見て、一同は息を呑んだ。

 

長い首が曲がりくねりながらもたげられる。その先端には角の生えた頭部。口吻には鋭い牙が並んでいる。

 

やがてドラゴンは水から上がった獣のように身体を振ると、残りの金貨を砂埃のように吹き飛ばした。

 

マルコたちは思わず腕で顔を覆った。

 

礫のように吹き付けてくる金貨の雨が収まると、恐るべき魔物の全貌が目の前に現れた。

 

背中には禍々しい形に折りたたまれた一対の翼。その関節部分に生えた長槍のような鉤爪。

 

鯨のような胴体の下には逞しい両脚。その足先に破城槌のような三本爪。

 

ドラゴンは首を高く持ち上げ、マルコたちを傲然と睥睨しながら言った。

 

「――――よかろう。冥土の土産に味わわせてやろう。本物の苦痛と恐怖。身を焦がすような後悔と自己嫌悪をな!」

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