第二の人生はじめました   作:裏あかふぁんど

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今回からアビドス編へ突入です
前回更新から時間が経ってしまって申し訳ないです…
方向性が固まりましたので、更新してみた次第です。当分、アナログホラーな感じで進めたいなと思います
よろしくお願いします


アビドスと砂の龍(1)

「砂嵐…最近多くない?」

 

「そうかな?セリカの気のせいじゃない」

 

「気のせいじゃないわよ!」

「確実に頻度が多い気がするわ!」

 

「うへ~セリカちゃんもそう思う?」

「おじさんも頻度が増えてる気がするんだよねぇ」

「ここは、一つ…先生に相談してみようかな?」

 

 

 

 

───────────────ってな訳で、アビドスに来たんだけど…

また道に迷ってしまった…

どうしよ…

 

久しぶりのアビドスに道を忘れてしまっていた私は、早速迷子になり路頭に迷うこととなった。

持ってきた水分も残り僅かとなり…

結構危険な状態である。

 

そんな時、遠くで何かが吠えるような音が

した。

「ビナー?こんなとこで?」

 

ここは住宅街のど真ん中

ビナーがいるとは到底思えない。

 

「いやぁ…誰かと思えば先生じゃないか」

 

その生徒は突然現れた

生徒…いや、生徒になった生徒とでも言うべきだろうか。

その特徴的な尻尾に見覚えがあった。

コイツはビナーだ。間違いない

 

「君はビナーだよね…?」

 

「ああ。ご明察の通りだ」

「どうやら私は『生徒』に成り下がってしまったらしい」

「成り下がった…などという表現も我ながら甚だ図々しいな」

「言葉を改めよう。私は生徒になるべくしてなったのだ…と。」

 

「な…なるほど」

 

「して、先生よ。どうしてお主がこんな所におるのだ?」

 

「ああ…それなんだけど…」

私は今アビドスで起こっている異変についてある程度話をした。

 

「なるほど…アビドス砂漠で砂嵐の頻度が…」

「我も最近思っていたことゆえ…」

 

「やっぱり?ビナーもそう思う?」

 

「うむ…昔なら月に一回なら多いレベルだったが…」

「今では月に三回などザラだ」

「どうして砂嵐の頻度がこうも多いのか…我も気になっていた」

「今回はシャーレの先生に協力するとしよう」

 

「ありがとうね…ビナー!」

 

するとその時、ちょうど携帯に着信が

 

「あっ!やっと繫がった…」

「先生!今どこですか?ずっと探してたんですよ!!」

 

「あぁ…ごめん…ごめん。今ね、アビドスに出掛けていてね」

 

「アビドスですか?」

「最近、砂嵐が多いと聞きますけど…」

「先生、無事ですよね?まさか、砂嵐に巻き込まれてなんて…」

 

「大丈夫だよ。それに今は、ビナーと一緒だから」

 

「ビナーと?先生…その場でちょっと待ってて貰えませんか?」

「できればビナーと一緒に待ってて貰えると…はい…お願いしますね♡」

 

「どうした?先生よ?」

 

「今ね、ケテルから連絡があって…」

 

「ケテル…彼奴も確か『生徒』になったと聞いておるぞ」

 

「そうなの」

「最初は私も驚いたんだけどね…って、ここで話すと長くなるからこの話はまた今度ね!」

 

「詰まる話は、後でじっくり聞かせて貰うとしよう」

 

とその時、頭痛が走る

─────ピピピ!ズキーン!

(痛っ!頭痛?)

 

謎の声『只今より、連邦生徒会極秘ファイルmp.4 vol.1を再生します』

 

(!?)

 

「先生よ?何かあったのか?」

 

(ビナーが何か…言ってくれてる…でも、全然分からないや…声が、音が聞こえない!)

 

謎の声『ファイル名 アビドス砂災害』

声は続けて

『本事象はアビドス市街及びその近辺で発生した砂嵐に伴う…』

 

「先生!先生よ!」

 

「うぅ…はっ!ビナー?私は…」

 

「はぁ…良かった…お主、気を失っておったぞ…」

 

あの声は一体

ビナーが声を掛けてくれなかったら…と思うと冷や汗が止まらない。

 

ケテルが合流するまで少し休憩を取ることにした。

ビナーが持っている隠れ家に身を潜め、私たちはアビドスの謎に迫ることとなった。

 

 

fin

episode.2 アビドスと砂の龍(1)

 

次回へ続く

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