僕は「勘解由小路 拓馬」、とある村に住む、ごく普通の子供だ
だが、僕の住む村には変な噂がある
それは、「とあることを同じ人と連続した3日間にわけて3回やり、その結果が全て同じなら、その2人は結ばれる」というものである
一見ただの子供の与太話だと思われがちだが、この噂の結果はほとんど当たる
なぜほとんどなのかは、僕にはわからない
そんなことを考えながら小学校から帰っていると、いきなり後ろからドン!っと強い衝撃を受けた
振り返ってみると、「拓馬!なんで毎日先に帰っちゃうの!『一緒に帰ろ』って言ってるじゃん!」っと、頬をリスみたいに膨らませて怒っている女子がいた
俺としては周りからの「ヒューヒューお似合いカップルwww」や「見ろよあいつら一緒に帰ってるぜwww」といった嘲笑やイジメが嫌だから無視しているのだ
が、そんなことはこの人には通用しないらしい
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この女子は「椋原 胡桃」という名前で俺の幼馴染であり、隣の家の住人だ
隣と言っても田舎なので、軽く25mは塀と塀が離れている
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「ねぇねぇ拓馬、あの噂のやつ、いつやるか決めてくれた?」と食い気味に話題を振ってきた
俺としてはやってもいいが、なんでこいつがやろうとしてるのかがわからなかった
「まだ決めてる最中」と突き放すように答えた
少し強く言いすぎただろうか…
「そう…だよね…うん、待ってる」っと少し無理のあるような笑顔を浮かべていた
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俺は近くの平野に来させられていた
なぜかって?早く決めなかったからだ
胡桃が待ちかねてついに強制的にやらされるのだろう
だが、やると言っても何をやるのだろうか…
あの噂の重要な「とあること」は誰にもわからないのだ
「ねぇ拓馬?なんで今日ここに連れてこられたかわかってる?」と半ギレで聞いてきた
俺としては「NO」と答えたかったが、そんなこと言ったら逆効果だろう…
考えた末に俺は「噂をやる日程を決めるのが遅いから?」と問いた
そしたら、「遅いと思ってんなら早く決めなさいよ!」とキレられた
どうやらハズレを引いたらしい…
「噂の『とあること』を調べるために呼んだの」と、さっきの怒りは何のその、柔らかい口調で言われた
「調べるったってどうやって?」と純粋に胡蝶に聞くと、「村の役所と図書館があるでしょ」と返された
だが、図書館と言っても1階建ての小さなもので、役所も簡単に調べることはできないだろう
インターネットで調べようにも、悲しいことにこの村にはあまり電波が届かない
かくして、俺と胡蝶は図書館へと向かった
読んでいただきありがとうございます
まだ制作途中なので文字数は少なめです
中の人の生活が今忙しいので次がいつになるかわかりませんが、気長に待ってもらえると有り難いです
また、感想やアドバイスなどあれば気軽にしてくれると嬉しいです