頑張って眼下に検診を受けに行ったのですがコンタクトのおためしが全然つけられない。目が充血するくらいしんどい思いして何とかつけることに成功しました。コンタクトって大変なんすね(小並)
第一部のストーリーの構想全部練り終わったんですが矛盾点が生じないようストーリー見直すのとそこまでの準備を今の間にやらないといけなくて大変だあ…何よりそこまで続くことを切に祈ってますが、モチベアップのために感想でも評価でもなんでもくだちい
おまけ
Vとかかわらせたら確実に面白い奴
アル(暫定一位)
「…とんでもないなキヴォトス」
ホテルを出たVはつぶやく。ホテルには小さなカフェが備え付けられており、つまりはそこでVは朝食を取ったわけだがナイトシティーと比べて食の質が良すぎる。代用肉や虫原料の人口たんぱく質、まともな飯でもよほど質が良くなければまずい物ばかりだ。
が、キヴォトスは違う。まず安い。本物の肉を使った料理がたったの600円、つまりは2エディーである。破格も破格、なら味がひどいのかと思いVは頼んだハムとレタスのサンドイッチをほおばってみるが柔らかいパンとみずみずしいレタス、そして何より憎々しさを感じる分厚いハムが見事に調和しており6段階評価で6*1をあげるところだ。
傭兵としてやっていくのは今まで通りだがこの世界の住人はどうやら弾丸に耐性があるようで痛い程度で済むらしい。仕組みはどういうわけかわからないがそれ即ち人死にが少ないということ。その時点でVの中でキヴォトスはナイトシティーよりも株が上がっていたわけであるが今回の食事で一気にトップに躍り出た。依頼をこなしながら食べ歩きなんてのもいいかもしれないと心の中で思いながらVは校舎へと向かう。
「…迷った」
通信が使えない、そしてだだっ広い学園の中をさまよっていたら当然こうなるのがオチだった。困ったことに校舎は教室が連なり形成されているのでどこに行っても似たような景色が続く。それがなお、Vを迷わせている原因だった。
「…貴方は…?」
後ろから声がかかり、その声にVは振り向く。
長髪で黒髪、恐らくは学生なのだが風貌も雰囲気も大人びている女がそこにいた。
「…誰だ」
Vは何となく感じる彼女からの自分は苦手そうなタイプというオーラに少し面倒だと思いながらも会話を続ける。
少なからず現時点で不審者であるのは自分だ。加えて不都合なことがあってこの学校に侵入したわけでもないのだから堂々としていなければならない。
「…そういうのは自分から名乗るのが礼儀じゃないかしら?」
「…まあそうか。Vだ。傭兵をやっている」
「傭兵…?誰かに依頼されたのかしら?」
「いや、俺の仕事道具の調子が悪くてな。直せる可能性があるミレニアムにやってきたわけだ」
「そうなのね…私は調月リオ。ミレニアムサイエンススクールの一年よ」
「リオか。よろしく頼む。それで腕のいいエンジニアは知っているか?」
「…貴方さえよければ私ができる限り直すわ」
「…あんたエンジニアだったのか?そりゃありがたいが…何が目的だ?」
どちらかというと立ち姿はコーポで働くような人間にしか見えない。
「工学や電子技術であればそれなりに自信はあるわ。その代わり…私に雇われてほしいの」
「…はぁ?ミレニアムのエリート様が俺にどんな理由で?」
Vは訝しみながらそうリオに問いかける。
「私は性格柄、人に好かれるタイプではないの。だけど私の目的のためには強力な護衛が必要…傭兵ならお金さえ払えば問題はないのでしょう?」
「…そりゃあ問題はないが…」
確かに見ず知らずの都市で新しく傭兵を再開するにあたってクライアントの確保というのは非常に大事だ。即ちこの状況はVにとってもありがたいことになる。
「決まりね。ついてきて」
とはいえ、警戒をしながら彼女の後をついていく。やはりというべきか通りすがりの学生にちらりと視線を向けられる。こういうところで目立ちたくはないのだが…
連れて行かれた先は研究室のようだった。リオは足に腰をかけるとこちらを向き、話し始める。
「それで…見る限り貴方は手ぶらだと思うのだけど何を調整すればいいのかしら?」
「あー、頭に埋まってる端末がここの通信システムと噛み合わないんだ。こっちのネットワークと繋がるようにしてほしい」
リオは頭に機械を埋め込んでいることに驚き、目を見開きながらも
「…わかったわ」
そう言い、端子をVの頭に持ってくる。Vはそれを眉間の付近に差し込むと、リオの端末からアクセスされていると言う警告が届いた。介入を許可し、vはめをとじる。
「…?不思議な構造ね。何もインストールされていないチップのようなものがある。これは…「おい」
「余計な詮索はするな。お互い仕事だけの関係だろ。知られたくないことの一つや二つくらいあるもんだ」
「…ええ、そうね。今のは私が失礼だったわ」
それから数分とたたずにリオは通信をキヴォトスのものと同期させる。
「これでいけるはずよ」
「…あぁ、これなら問題ない。何か通信手段はあるか?」
「モモトークというアプリがあるわ。さっき直した時に一緒にインストールしてあげたからそれを使ってちょうだい」
「…モモ…、あぁ、これか。ありがとうな。リオ」
「ええ、また会いましょう」
リオと軽い挨拶を交わし、Vは部屋を後にする。
「……」
カチャ
「すまんリオ。この学園の地図でもくれないか?」
「…ええ、わかったわ」
「しかし、確かにすごいところだったなミレニアム…」
校舎の迷宮から抜け出したVはそんなことをつぶやく。
校舎のでかさ、技術や人材の質、Vが見てきた木っ端のクソコーポの一つや二つ何て目にならないくらいのすごい場所であった。
「…だが…」
同時にVは一つの疑問を浮かべる。それは大人の類が一切見られないこと。学校には先生がおり、生徒たちに教育をするというのがVの中での常識なのだがどうにも大人のような人間は一人として見られなかった。ミレニアムだけじゃない。カイザーローン、やミレニアムに行く道中、昨日泊まったホテルに至るまで、運営、活動していたのはロボットか子供だった。
「…なんだ?この都市?」
学園都市だとしても大人の一人もいないとなるとさすがに違和感を覚える。
道を歩く最中、周りの会話などにも耳を傾けてみるが親や大人といった単語が出てくることがない。
「…ほかの地区も見てみるか…?」
そう思ったVはアビドスへの帰路とは別方向へと歩を進める。
「いやに空気が悪いな…」
Vが来た地区は先ほどのミレニアムのように人も多いがロボットといった類は見られず子供ばかりだ。ちらりとあたりを見れば簡単に見つかるほどに落書きや争った形跡が見つかるのでミレニアムやアビドスよりは治安が良くないのだろうとVは察する。
この雰囲気をVは知っている。アラサカやミリテクといった企業が現れ、場を取り仕切るときの
「いやはいやはや、こうして大人というものを拝見するのは私としても所見故、少し吃驚してしまったよ」
「ッ!?」
背後からのそんな声にVはとっさに腰の銃を引き抜き後ろを振り向いて構える。
「はは、いい速度だ。私が見てきた戦闘経験者の中でも冠絶している。素晴らしいね」
「誰だ、お前は!」
少女だ。身長はホシノやミレニアムでぶつかったメイドと比べると高いがユメよりは低いくらい。軍服のような衣装を身にまとっており、髪や衣装は白を基調としている。
「ふむ、私達に銃器といった類は脅しになりえないのだが…まあいい。私は…名を名乗る必要はないな。皆からは
「…何が目的だ?」
ついさっきも似たようなことを言った気がするが今はそんなことを考えている暇なんてないだろう。雷帝と名乗った少女にVはそう問う。
「あー、失礼だが名乗った以上は其方も自分の名を開示すべきだろう?あだ名、偽名、何でも構わんが呼称名を定めさせるくらいの許しは頂きたいものだ」
「…Vだ」
見る限り、少女は武器といった類を携帯しているように見えない。ユメやホシノのいう事にはこの都市では銃を所持しているのが一般的なようなのでより不信感が強くなる。
「ははは、そんなに警戒しないでくれたまえ、V。噂程度に聞いていた大人というものを拝見しに来ただけなのだから」
「…嘘だな。事実だとしてうわさが巡るのが早すぎる」
「ほぅ、洞察も申し分ない。ああ、すまない。その通りだ。君のことを知っているのは私の持つ情報網から仕入れたもの。君は相当実力のある傭兵なのだろう?」
「だったらなんだ」
「君に依頼したい。我が計画の共犯者となってほしいのだ。報酬なら関係を続ける限り月々相応の額の金を送金しよう」
怪しいことこの上ないが金に困ってるVとしては仕事が増えるというのは良いことだ。
「…依頼によるな」
「ふむ、それもそうだな。では聞いてくれるかい?わが計画を。キヴォトスに変化を与えるための戦争を起こす計画を」
次回から文字数のノルマを6000字付近に引き上げるので更新が遅くなります。
早くて6日、遅かったら10日くらいの更新頻度になるかも
雷帝について一応調べてみたんですが案の定、口調、性格(…はまあ暴君として)容姿まで何一つ見当がつかなかったのでほぼオリキャラみたいな扱いになってます。許してください。何でもはしません。
本編開始後一番気になるのはどの章?
-
対策委員会編
-
時計仕掛けの花のパヴァーヌ編
-
エデン条約編
-
カルバノグの兎編
-
百花繚乱編
-
過ぎ去りし刻のオラトリオ編
-
Ex.デカグラマトン編
-
Final.あまねく奇跡の始発点編