ろくでなしのドナテロ・ヴェルサス・ブランドー   作:クォーターシェル

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第10話 ジェネレーションX

ヴェルサスはノリッジにてソフィアと談笑していた。ソフィアに惚れているヴェルサスはこの頃機を見てはソフィアに会う為にノリッジに行っていた。

 

(別にソフィアとはスマフォで連絡を取り合える。しかし生のソフィアにはノリッジへ行かないと会えないからな)

 

「それにしても、ヴェルサスってオカルト好きよね~」

 

「そ、そうか?」

 

「前にもネッシーの写真プレゼントしてくれたじゃない」

 

(俺自身はそんなつもりはないんだがな)

 

しかしヴェルサス自身はスタンドという超能力を持っており、父親は吸血鬼である。彼は立派なオカルト側だ。

 

「“どこにでも居るジョン・ドゥ”みたいな都市伝説も好きだったり?」

 

「なんだそのジョン・ドゥってのは?」

 

「最近できた都市伝説なんだけど、世界中でどう見ても同一人物にしか見えない身元不明の死体が見つかってるらしいの」

「ジョン・ドゥっていうのは身元不明人って意味よ」

 

「同一人物にしか見えない死体?」

 

「ええ、何でも髪がピンク色で緑の斑点がついた特徴的な人物らしいんだけど、バラバラの理由で死んでる上にどれも何処の誰なのか判明してないそうよ」

 

「ふーん、変な話だぜ」

 

「そうだ、この話も知ってるかしら?」

 

ソフィアが画像を見せる。そこには森の中の泉の真ん中の岩に剣のようなものが突き刺さっている写真があった。

 

「なんじゃこりゃ?」

 

「なんかイギリスのバーミンガムの郊外の森で撮影されたんですって。まるでアーサー王物語のエクスカリバーみたいだってSNSで話題なの」

 

「エクスカリバーか、弟が話してた事があるぜ。伝説の剣なんだろ?」

 

「ええ、アーサー王が使っていたとされる剣よ。撮影者はその後何度もその森で再度この泉を探したんだけど見つからないんですって」

 

「誰かが悪戯で置いたんじゃないのか?」

 

「それがね、他にもそれらしき場所でそんな剣を見たって言ってる人もいるのよ」

「剣を引き抜いたって人はいないけどね」

 

その時ヴェルサスは閃く。この話題をダシにソフィアとの仲を縮められるのではないかと。

 

「そんなに気になるならよ、俺達もバーミンガムに行ってみないか?」

 

「えっ?」

 

「旅費は俺が持つ。だから、一緒にその剣があるって場所を見に行ってみないか?」

 

「えっ、旅行?」

「二人で?」

「……」

 

ヴェルサスは内心緊張していた。

 

(お願いだぜ……!パパの言う“引力”よ、仕事してくれ!)

 

すると、ソフィアは少し笑って、

 

「それって、デートのお誘い?」

 

と聞く。

 

ヴェルサスは一瞬固まって、

 

「……エクスカリバーを見に行く旅行だ」

 

「ふーん?」

「まあ、いいわよ。私のスケジュールが空いた時に行ってみましょう?旅費は貴方が持つって言葉、忘れないでね?」

 

その言葉にヴェルサスは、

 

「ああ、忘れないぜ」

(やったー!夢じゃない!夢じゃない!バンザイ──ッ!)

 

内心大喜びだ。

 

ノリッジから帰って来たヴェルサスは、

 

「なあウンガロ。アーサー王伝説について詳しく教えてくれ」

 

そうウンガロに頼んでいた。

 

「珍しいな、兄ちゃんが歴史なんか聞くなんて」

 

「今度バーミンガムに行くんだよ。ソフィアと」

 

「……ああ、そういうことね」

 

何かを察したウンガロはニヤニヤする。

 

「……お前のその顔でニヤつかれると、外だったら警察呼ばれそうだな」

 

「アーサー王伝説の事教えないぞ」

 

「すまん!ウンガロさま、どうか教えてください!」

 

ヴェルサスは平謝りした。

 

「分かったよじゃあ、アーサー王伝説ってのは――」

 

ウンガロの解説が始まる。

 

アーサー王、エクスカリバー、マーリン、湖の乙女、ランスロット、モードレッド、カムランの戦いといったことをウンガロなりに解説していく。

 

「エクスカリバー。元々はカリバーンって名前だったらしいけど今となってはエクスカリバーの方が圧倒的に知名度があるな」

 

「ふむふむ」

 

「アーサー王の武器として活躍したけどアーサーの死後は部下によって湖の乙女に返されたんだ」

 

(妖精が実在していたってことはもしかして湖の乙女も何処かにいるのかねえ)

 

「モードレッドはアーサー王伝説が作られた頃は単なるアーサー王の部下の一人って扱いだったけど、後世になるにつれてアーサー王の親族って設定になっていったんだ。更に単にアーサー王と同じ戦場で死亡した筈がクーデターを起こそうとしたことになってる」

 

「へー」

 

「ベディヴィア卿はアーサー王の執事のような役割をしていた騎士で片腕を失っていたらしい。で、最後にさっき話した湖の乙女にエクスカリバーを返却したのがこのベディヴィア卿なんだ」

 

「なるほどな」

 

ウンガロの講義は2時間に及んだ……

 

「まあ、こんな所かな?」

 

「まあ、大体分かったぜ。大体な」

 

「大体ってのは怪しいな……」

「まあ、兄ちゃん」

 

「ん?」

 

「ソフィアさんとの旅行、楽しんできなよ」

 

「……お前に言われるとなんか恥ずかしいな」

 

「じゃあ言わない」

 

「いや、それはそれで寂しい」

 

     ◇

 

イングランド、バーミンガム。18世紀まで特徴のない小さな村であったが、産業革命の進展にともない運河と鉄道の交叉点になったこともあり、工業都市として発展した。ニューコメンの蒸気機関を改良したジェームズ・ワットや、金属加工のマシュー・ボールトンなどがバーミンガムで活躍していた。

 

そのバーミンガムのバーミンガム・ニューストリート駅にヴェルサスとソフィアは降り立った。

 

「ここがバーミンガムね」

 

「産業革命の時代には空がスモッグで覆いつくされていたって話だが、今日は快晴だな」

(イギリスで快晴って珍しいぜ)

 

二人はバーミンガム都市部を歩く。

 

「流石イギリス有数の都市だ。人が多いぜ」

 

「はぐれないように注意しなきゃね」

 

「……手を繋ぐかい?」

 

「小さな女の子じゃないんだから大丈夫」

 

二人は郊外を目指すついでにバーミンガムのあちこちを見て回る予定だった。

 

バーミンガム・ディグベス

 

「ストリート・アートがいっぱい!」

 

「ウインドナイツ・ロットやノリッジじゃあ見られない光景だな」

 

ヴェルサスはストリート・アートの数々を見ながら考える。

 

(この壁、昔は何が描かれてたんだろうな)

(……アンダー・ワールドを使えば昔の街並みを見ることもできるんだろうが)

(今日は観光だ。そんなことまでしてたらソフィアに呆れられる)

 

バーミンガム・ジュエリー・クオーター

 

このエリアは貴金属以外にもネイルや美容に関するショップ、ミュージアムなどが並び、昔ながらの風情を漂わせている。

 

「なんか買ってくか?」

 

「そうね、荷物がかさばるだろうし帰りでいいわ」

 

(宝石の1つや2つプレゼントすれば喜んでくれるかな?)

 

その後も二人は運河を沿って歩く。

 

「ノリッジのウェンサム川も味があるけど、こっちの運河の景色も良いわね」

 

「前に兄貴に会いに行ったついでにヴェネチアに行ったことがあるが、こういう系の景色って人を惹きつけるのかね?」

(ヴェネチアの方は温暖化だのなんだので街全体が水没し始めてるって話を聞いた事があるな)

 

そんな感じで郊外へ進んでいき、二人は岩に刺さった剣が目撃されたという場所まで来ていた。

 

「他にも人が居るな……。SNSで話題になってるっていうし、剣を探してるのか?」

 

「まあ、郊外だしそうかもね。あっ、見てよあれ。テレビクルーよ」

 

「噂に過ぎないだろうに物好きだな」

 

そんな中ヴェルサスは、

 

「おっ、泉だ」

「ソフィア、もしかしたら例の写真が撮られた場所かもしれないぞ」

 

木々の間に泉を見つける。

 

しかし、

 

「……?」

「何を言ってるのヴェルサス?」

「そんなもの、何処にも見えないわよ……」

 

「……なんだと?」

 

ヴェルサスの目にははっきり泉が映っている。

 

「そんなはずないだろ?あんなにはっきりと……」

 

ヴェルサスは泉に近づいていく。それにソフィアもついていく。

 

そして、

 

「!?」

(なんだ……!?何か“空気”のようなものが変わった!)

 

「ソフィア……」

 

ソフィアにこの先は何かヤバそうだと注意しようとヴェルサスが振り返る。

 

「ヴェルサス?」

「ヴェルサス!?」

 

ソフィアはまるでそこに見えない壁があるかのように立ち止まっていた。

 

「ソフィア!?」

 

ヴェルサスが手を伸ばしても届かない。

 

(どうなってやがる……!まさかスタンド攻撃か!?)

 

「ヴェルサス!?」

「ちょっと! どこ行ったの!?」

 

心配そうに辺りを見まわすソフィアにヴェルサスは

 

「ここだ! ソフィア!」

 

と呼びかけるがソフィアに聞こえている様子はない。

 

「クソッ!何なんだ!?他にもこの場に人が居たはずだが、そいつらの誰かが本体か!?」

 

ヴェルサスは辺りを見まわす。すると泉の中央部の岩に剣が刺さっているのを見つけた。あの写真の通りだ。

 

「エクスカリバー……?」

 

すると、剣の側にネズミ程のサイズのドラゴンが現れた。

 

「あれは……!スタンドかッ!」

 

スタンドらしきドラゴンは少しの間剣が刺さっている辺りを飛び回っていたが、消えてしまった。

 

「……なんだ?攻撃してこないのか?」

 

ヴェルサスは岩に刺さっている剣を見つめる。

 

「まさか……、パパの部下だっていう刀剣に宿ったスタンド、『アヌビス神』の同類なのか?」

 

辺りは異様に静かなままである。

 

「なんで俺がこんな目に遭わなきゃならないんだよ……!折角のソフィアとのデートだったってのに!」

「ムカついて来たぜ!この剣を古物商だのなんだのに売り払ってやる!」

 

ヴェルサスは剣の柄を掴み、引き抜こうとする。

 

「うぐぐぐぐ……!」

 

だが剣はびくともせず、そのうちにヴェルサスは柄から手を放す。

 

「……抜けねえ」

「まあ、そうなるか……」

 

ヴェルサスは考える。

 

(この剣を抜けば何かが起こると見たんだが、どうするんだ?)

(何にせよ何かアクションを起こさなきゃこの場から抜け出せない気がするぜ……!)

 

ヴェルサスはそのうちにアーサー王伝説を思い返す。

 

(待てよ……)

(この剣が本当にエクスカリバーだっていうなら、過去に誰かが抜いたことがあるはずだ)

(だったら――)

 

「アンダー・ワールド!」

 

ヴェルサスの側にアンダー・ワールドが立つ。

 

そしてアンダー・ワールドは地面を掘る。すると穴の中に過去の映像が出る。

 

そこには鎧を身にまとった騎士が居た。

 

「……騎士?」

「本当に昔からここにあったのかよ」

(だったら、こいつなら抜けるんじゃないか?)

 

「アンダー・ワールド!この騎士の記憶を掘り起こせ!」

 

アンダー・ワールドは更に地面を掘った。騎士の記憶が掘り起こされる。

 

ドォーン!

 

「……」

 

「おそらく、アーサー王伝説……、そのモデルとなった人物なんだろうな」

「まっ、この剣を抜ければその辺はどうでもいいけどよぉ~!」

 

騎士は剣が刺さった岩に近づいていく。

 

「頼むぜアーサー王様よぉ!」

 

「アーサー王……?何の話だ?」

 

騎士はヴェルサスのセリフにそう答える。彼にとっては後世のアーサー王伝説等知らないから当然であろう。

 

そして、

 

スラァッ!

 

騎士は岩に刺さっていた剣をいとも簡単に引き抜いた!

 

「よし!ご苦労!アンダー・ワールド、能力解除だ」

 

剣が抜けたとあれば騎士にもう用はない。ヴェルサスはアンダー・ワールドを解除して剣を調べようとするが、

 

「……」

 

「ん?」

 

騎士は消えずにその場に立っている。

 

「……アンダー・ワールド、能力は解除したよな?」

 

『その筈だけど……』

 

そして、

 

ジャキッ!

 

騎士は剣を構えヴェルサスに切りかかって来た。

 

「なにぃ~ッ!?」

 

ヴェルサスに迫る斬撃。

 

「ア、アンダー・ワールドォ!?」

 

ヴェルサスは咄嗟に盾を掘り起こし、ガードする。

 

「おい!お前!アンダー・ワールドの能力で掘り起こされた記録だろ!何故能力を解除しても消えねえ!?」

 

「それなのだが、私にも分からない……」

「私はこの地に記録され、お前によって“再生”されただけの記録だった……」

「だがこの剣を抜いた途端、『お前を斬らなければならない』という思いを持つようになった」

 

「なんだとぉ~!?」

 

騎士は今度はアンダー・ワールドに切りかかる。アンダー・ワールドはすんでのところで躱すがかすった頬を切られてしまう。

 

ヴェルサスの頬からもフィードバックにより血が流れる。

 

「スタンドの剣だからスタンドも切れるって訳かよ……」

「くそったれがぁッ!」

 

ヴェルサスは地面を掘り起こし古代の兵士達を呼び出す。

 

「サクソン人……」

 

「あんたの敵だろ!俺がいい考えを思いつくまで戦ってろ!」

 

サクソン人兵士の集団は騎士に襲い掛かる。応戦する騎士。

 

(やべえやべえやべえ!この状況を何とかしなければ!くそっ!ソフィアとの楽しいデートの筈だったのに何でこうなるんだ!?)

 

必死に考えるヴェルサス。そして天啓がひらめく。

 

(そうだ……!)

(こいつがアーサー王のモデルなら――)

(同じ時代に、こいつと戦った奴もいるはずだ!)

(そう、“モードレッド”のモデルが!)

 

「アンダー・ワールドォ!」

 

『ちょっと待って、今掘り起こす』

 

「早くしろぉッ!」

 

目の前の騎士はサクソン人兵士を次々と切り倒していく。そして剣の刃がヴェルサスに迫った時――、

 

ガキィンッ!

 

アンダー・ワールドでもう一人の騎士が掘り起こされた。

 

そのもう一人の騎士を見た最初の騎士は

 

「貴様……!」

 

「……」

 

もう一人の騎士に対して殺気をあらわにする。

そして、二人の騎士による激しい剣戟が始まった。

 

ガキン!キィンッ!

 

二人の騎士は互角に戦う。

 

それを見ていたヴェルサスは、

 

「ウンガロにアーサー王伝説の事を聞いておいて助かったぜ……」

 

と呟く。

 

二人の騎士の戦いは激しさを増していく。

 

(なんて凄まじい戦いだ……!震えがしてきたぜ……)

 

当事者ではないのにその迫力に恐怖すら覚えるヴェルサス。

 

そして、

 

ザンッ!

ドシュッ!

 

ほぼ同時に二人の剣がお互いを貫いた。

 

「……」

「……」

 

そして騎士たちは消滅するのだった。

 

それを見ていたヴェルサスは、

 

「……物語通りってか?」

 

と呟いた。

 

     ◇

 

当面の危機は去り、ヴェルサスは少し座り込んだ後に騎士が消滅した後も残っていた件の剣を持つ。

 

「重ッ!?」

 

剣は地面そのものに引っ張られているように重い。

 

「……選ばれた者にしか使えないってか?」

 

ヴェルサスは

 

「……お前、俺に持って帰ってほしくないってか?」

 

と呟く。

 

もちろん剣は答えない。

 

ヴェルサスは一瞬だけ、「売れば……」と考える。

 

古物商、闇市場、大金、ソフィアとのデート代。

 

いろいろ頭をよぎる。

 

でも剣が重い。

 

ヴェルサスは剣を泉の方へ引きずっていく。そして、

 

ポチャン!

 

剣を泉に沈めた。

 

「……チッ」

「別にベディヴィア卿を気取ってるわけじゃないんだがよ」

「今回は俺の手に余った。それだけだ」

 

その時一陣の風が吹く。辺りを支配していた空気が消えていた。

 

「ヴェルサス!」

 

振り返るとソフィアがいる。

 

「どこに行ってたの?」

 

「……」

 

「ずっと探してたのよ」

 

ヴェルサスは少し考えて、

 

「ちょっとな」

 

「何してたの?」

 

「散歩」

 

「散歩?」

 

「……まあ、そんなところだ」

 

と誤魔化す。

 

「ちょっと、あなた頬を切ってるじゃない!」

「早く手当しないと……」

 

「そうだな……」

 

そう言いながらヴェルサスは泉があった方へ視線を移す。

 

そこにはもう、泉も岩も剣も存在しない。ただ森だけがあった。

 

     ◇

 

バーミンガム都市部に戻った二人は、ヴェルサスの頬を手当した後、貴金属店でショッピングしていた。

 

「ねえ、本当にいいの?」

 

「ああいいぜ。一品だけプレゼントするよ」

 

「なんか悪いわね……、あなた怪我したばかりなのに」

 

「ほんのかすり傷だぜ。聞いた話なんだが、足が削れる程の怪我を負った男が居たんだが、カーテンを巻いて応急処置をしたらいつの間にか治っていたらしい」

 

ソフィアはプッと噴き出す。

 

「何それ!」

 

「人体ってのは思ったより頑丈なのかもな。で、何を選ぶ?」

 

「そうね……、じゃあ……」

 

ソフィアはトパーズのペンダントを選ぶ。

 

「トパーズは11月の誕生石。私の誕生日は11月なの」

 

「OK!それを買うぜ!」

 

その後、帰りの電車に乗ったヴェルサスとソフィア。ヴェルサスは考える。

 

(あの森で出会ったスタンドに仮に『ジェネレーションX』と名付けることにするが……)

(結局あのスタンドは一体何だったんだ?)

(アーサー王伝説とは何か関係があったのか?)

 

ソフィアがヴェルサスに話しかける。

 

「今日はありがとう」

「こんなプレゼントも貰っちゃったし」

 

「良いってことよ、しかし今日は疲れた……」

「帰りは気をつけろよソフィア……」

 

ヴェルサスは眠り始める。それを見たソフィアは、

 

「あら、寝ちゃった……」

「……寝顔は結構可愛いのね」

 

と呟いた。

To Be Continued...

 

……スタンド紹介……

ジェネレーションX

パワー:B

スピード:D

射程距離:E

持続力:A

精密動作性:D

成長性:?

姿: ネズミ程の大きさの小さな西洋のドラゴン。スタンドヴィジョン自体に戦闘力は無く、このスタンドの象徴としてスタンド使いに見えるのみ。

能力: イギリス、バーミンガムの郊外エリアに存在する岩に刺さった剣に宿ったスタンド。本体は“普段は”存在しない半ば一人歩きのスタンドである。能力の全貌は不明だが、剣が刺さった岩を中心に泉が湧いた特殊な空間を作り出す。この空間は何をもって選別されているかは不明だが、この空間が見える人間と見えない人間が居る。しかもそれは時と場合によって変化するらしい。スタンドのアヌビス神の様に剣を持った者を本体とすることが出来るが、アヌビス神と違い剣を抜ける者は厳しく選別しているらしい。このスタンドが宿る剣は頑丈で切れ味抜群。スタンドすら切れる。このスタンドが元になってアーサー王のエクスカリバーの伝説が作られたのか、それともイングランドの地に長年根付いた人々のアーサー王伝説への信仰から具現化したのか、真相は不明である。

 




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