やはり俺の青春ラブコメは正しくは無いが間違ってもいなかった   作:九重 朱理

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第26話 友達とお願い

雪ノ下の口から出た言葉は衝撃の一言だった

 

雪「…私は…私は貴方のことを聞かされたの…停学中に…知らなかったとはいえ私は初めて貴方がここに来た時に暴言を吐いてしまったわ……それに…チェーンメールの時も勝手に犯人扱いしたのに謝罪もせずに……私が……私が間違っていました……本当に…本当に申し訳ありませんでした…」

 

雪ノ下は机に付くほど頭を下げ何度も、何度も謝罪の言葉を口にする

 

八「……そうか……まぁ気にすんな」

 

雪「……え?」

 

茜「いいの?」

 

八「まぁ、急に飛び出したのはこっち側だしな。法律上どうしても歩行者が優位になっちまうが…あの時車側は法定速度をきちんと守って運転していた。だから悪かったなコッチも急に飛び出しちまって」

 

雪「貴方は犬を守ろうとしただけじゃない!なぜ……なぜ貴方が……」

 

雪ノ下はまた申し訳なさそうな、悲しそうな顔をする

 

八「……お互い様ってことにしよう。事故った時に既にお前の家や運転手から謝罪も慰謝料も貰ってる。だから気にすんな。チェーンメールの時のこともな」

 

茜「……ハチが…被害者本人がそう言ってるんだからいいんじゃない?」

 

雪「…八雲さんは…」

 

茜「私?私もいいよ。ハチがいいって言ってるんだもん。恋人とは言っても事故に関しては私は部外者だしチェーンメールの事はハチ本人が良いって言ってる……それにこの件は本人同士で話し合う事でしょ?」

 

雪「……ありがとう比企谷君それに八雲さん」

 

重荷が取れたかのように穏やかな笑顔を浮かべる雪ノ下

 

茜「……私の事は茜でいいよ。今の雪ノ下さんなら名前で呼ばれても」

 

雪「そう…なら私の事も雪乃と呼んで欲しいわ。」

 

茜「分かったよ雪乃」

 

雪「ええ、ありがとう茜さん」

 

二人はお互い笑顔で向かい合った。その時の雪乃の笑顔はとても綺麗な年相応の笑顔だった

 

八「…………」

 

茜「…変な顔してどうしたの?」

 

八「いやぁ……自分の彼女が別の女とゆるゆりしてたらこんな顔になるだろ」

 

雪「ゆる……ゆり?」

 

茜「また馬鹿なこと言って……って忘れてた!由比ヶ浜さんは?教室にはいたよね?」

 

雪「今日は休むと連絡が来ているわ……」

 

八「ほーん」

 

すると雪乃は真面目な顔になる

 

雪「……二人に依頼をさせてもらいたいの。」

 

茜「いきなりだね…内容は?」

 

八「……」

 

雪「私は由比ヶ浜さんに謝りたい。それにもうすぐ由比ヶ浜さんの誕生日らしいからプレゼントと謝罪の品を買いたいの。でも……私は、普通の女子高生とは言えないから……」

 

茜「……その依頼は受けれない」

 

雪「……え……」

 

悲しそうな顔を浮かべる雪乃。まさか断られるとは思ってもいなかったのだろう

 

茜「雪乃、私は友達として雪乃のお願いを聞きたいな」

 

すると雪乃は照れくさそうに髪の毛の先をくるくる指でいじる

 

雪「あっ……そうね…茜さん、比企谷君……その……えっと……次の休日に一緒に選びに行ってもらえないかしら……」

 

その姿を見て茜はパッと笑顔になり答える

 

茜「う〜ん、遊びに行こって言ってたら満点だったけどまぁそれはまたの機会かな!いいよ!一緒に行こっか!ハチもいいよね?」

 

八「……まぁ茜の友達の頼みだからな」

 

雪「ありがとう茜さんそれに比企谷君も」

 

雪乃は間違いに気づき正そうと行動を起こし始めた。その行動がこれから先の未来どういった事象を引き起こすのか

 

今はまだ誰も知らない




最終話っぽくなりましたがまだまだ続きますからね!


アンケートの結果
毎日投稿して欲しいが圧倒的に多かったです
しなくてもいいが0なのは少し驚きました

10月も頑張って投稿していきます!
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