やはり俺の青春ラブコメは正しくは無いが間違ってもいなかった   作:Krito

30 / 30
今回は少し長くなってしまいました……具体的には400~500文字くらい……


第30話 姉の考え(予想)

雪ノ下陽乃との会合を終えた三人は一先ず落ち着くためにたまたま近くにあった喫茶店に入った

 

茜「……雪乃、ごめんね?お姉さんに向かってあんな態度取っちゃって……」

 

八「俺もすまん」

 

すると雪乃はキョトンとした顔をして

 

雪「大丈夫よ、気にする必要は無いわ。私も苦手だもの」

 

雪乃は本当に気にしていない様子だった

 

茜「でも……」

 

雪「それよりも、私のせいであの人に会うことになってしまった事を謝りたいくらいだわ」

 

茜「雪乃のせいじゃないよ!たまたま運が悪かっただけだから」

 

雪「……ならお互い様ということにしましょう?」

 

茜「いいの?」

 

雪「あら?こちらからお願いしてるのよ?」

 

茜「!ありがとう!」

 

その後は今まで通り和気あいあいと話すことができた

 

八「そうだ。終わった話を戻すようで悪いが最後居なくなる時、お前の姉はなんて言ってたんだ?」

 

雪「?」

 

八「ほら、最後に雪ノ下の耳元でなんか言ってただろ?」

 

雪「え、ええ。…たしか、貴方達のことを大切にしなさいとかなんとか言ってたわね……でもそれが?」

 

その答えを聞いた八幡は少し考える

 

茜「ハチ?」

 

八「……俺の考えが正しければお前の姉さんかなり心配性の可能性があるな」

 

すると雪乃は八幡がなぜそう考えたのか、わけのわからなそうな顔をさせて八幡に聞く

 

雪「どういうことかしら」

 

八「あくまでも予想だが…あの人、俺と茜が本当に雪ノ下と友達なのか試したんだろ」

 

それを聞いて余計わけのわからないといった顔をする二人

 

八「お前は雪ノ下家のご令嬢だ。俺達がお前の実家の権力目当てで仲良くしているのかどうかを確かめたかったんじゃないか?」

 

茜「……言っている意味はわかるけど…どうやって?」

 

八「雪ノ下の姉が言ってただろ?姉である私とも仲良くしといた方がいいんじゃないか的なことを」

 

雪「……友人の家族と仲良くした方がいいのは当たり前の事ではなくて?」

 

八「まぁそれはそうなんだが……下心がある人間は態度にも出やすい。雪ノ下よりも権力が高いであろうお前の姉と仲良く出来るかもしれないチャンスをそんな奴が逃すか?」

 

雪「……確かにそうかもしれないけれど…」

 

八「俺一人なら疑われてたかもしれないが茜が居たからな」

 

茜「私?」

 

八「そう、あの時茜が割り込んでまで雪ノ下の姉と…雪ノ下の家族と仲良くする意味が無いって断言したからな。」

 

雪「そういうことね」

 

雪乃は八幡の話を聞いて納得した様子だったが茜の頭には未だにハテナマークがふよふよしていた

 

茜「???」

 

雪「つまりあの時の茜は「雪乃とは友達だけど雪ノ下家と仲良くしても意味が無い。不必要なもの」と言ったって事よ」

 

それを聞いた茜はポカーンとした後慌てて否定する

 

茜「そ、そんなこと考えてないよ!?あの時はただあの人の事が嫌で本当に仲良くする気なんてサラサラなかっただけで……」

 

雪「ふふっ、わかってるわよ。でも比企谷君、どうしてそこで姉さんが心配性だと?」

 

八「ん?あぁ、雪ノ下の姉の行動を簡単に言葉にするとだな

 

 

「また変なやつらががウチの妹に近づいてる。妹が悲しむ可能性があるなら排除しないと。」

 

 

って事だ。つまり雪ノ下の事が心配で心配でたまらないただのシスコンって事かなと思ってな」

 

雪乃はその話を聞いて信じられない様な表情を浮かべる

 

雪「……どうしてそんなめちゃくちゃな考えになったのか分からないけれど……まぁ本人がここに居ないのだからこれ以上考えても無駄ね」

 

そう言って雪乃はこめかみを抑えながらヤレヤレといった様子を見せた

 

茜「まぁハチも重度のシスコンだから言葉以外で感じるなにかがあったんじゃない?それよりお昼にしよ!お腹すいちゃった!」

 

雪「…それもそうね」

 

八「だな」

 

そして三人は喫茶店でお昼ご飯を済ませることにした

 

食事が終わった三人がお店から出ると少し騒ぎになっていた。どうやらペットの犬が逃げ出してそれを捕まえようと色んな人が走り回っている様子だった。

 

茜「……私達も手伝う?」

 

雪「ごめんなさい。私、犬が苦手なの……それに体力も無いからきっとお荷物になってしまうわ」

 

八「……雪ノ下から目を離すとまたどっかいなくなるぞ?」

 

茜「……確かに…スタッフの人達に任せよっか」

 

雪「貴方達少し失礼ではなくて?」

 

そう言って三人はその場から離れていった

 

もちろん雪乃が迷子にならない様に二人で挟みながら





【挿絵表示】

今更ながら八雲茜のイメージです

AIイラストなので見たくない人は注意して下さい

似たようなキャラがいるかもしれませんが全くの無関係です
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

異世界召喚された俺、魔王と共に元の世界へ戻る。(作者:生焼け肉)(原作:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。)

異世界から召喚され、勇者として魔王討伐の任務を課せられた比企谷八幡。しかしひょんなきっかけで魔王と意気投合し、討伐を諦めてからはそのまま自由気ままに過ごしていた。そして長い年月が経ち、八幡と魔王は元の世界へ転生する事を決意する。▼これは異世界に召喚された八幡が、異世界の魔王と共に元の世界に転生して平穏な生活を送る物語。


総合評価:99/評価:-.--/連載:12話/更新日時:2026年10月04日(日) 18:17 小説情報

自己加速しすぎてスタープラチナ・ザ・ワールド(作者:常谷 優大)(原作:魔法科高校の劣等生)

‐自己加速術式‐▼術者自身の運動速度を向上させ、移動速度や白兵戦の攻撃速度を爆発的に高める魔法である。▼魔法師の中では初歩的な魔法...▼のはずだった。▼西暦2095年、国立魔法大学付属第一校--通称"第一高校"に入学した一人の少年、▼「比企谷八幡」▼彼の使う自己加速魔法は、世界の理さえ覆す。▼「魔法科高校×やはり俺の青春ラブコメは間違っ…


総合評価:1424/評価:7.21/連載:4話/更新日時:2026年07月18日(土) 10:59 小説情報

依存性ゆきのん(作者:葵転青)(原作:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。)

車に轢かれて暇していた比企谷がお見舞いに来た雪ノ下と出会う話▼2人はイチャイチャしながら日々を過ごしていきます。


総合評価:816/評価:8.21/連載:13話/更新日時:2026年10月04日(日) 21:00 小説情報

孤独とグルメ(作者:大気圏突破)(原作:魔法少女リリカルなのは)

 闇の書事件は解決したが被害者への救済が不十分であった。蒐集が始まった黎明期の頃に守護騎士たちは旅行中の一家からリンカーコアの魔力を限界まで抜き取り3人を放置した。▼ 身動きすることも不可能で大型の野生動物に襲われる。目の前で両親を失った少年は近くを通り掛かった傭兵たちに救われ命を繋ぐことが出来たが、その日から何を食べても腹が満たされなくなった。世間では夜天…


総合評価:991/評価:6.84/連載:38話/更新日時:2026年10月04日(日) 06:00 小説情報

佐倉の従兄弟に転生した(作者:メガラティアス)(原作:ようこそ実力至上主義の教室へ)

▼よう実の世界で佐倉愛里の従兄弟であり、また原作キャラの幼馴染に転生した。▼


総合評価:1550/評価:8.17/連載:12話/更新日時:2026年08月27日(木) 22:41 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>