やはり俺の青春ラブコメは正しくは無いが間違ってもいなかった   作:九重 朱理

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第34話 嫌いな金髪

「ハチ」

 

どこからか声が聞こえる

 

「ハチ!」

 

八幡は眠い目を擦りながらゆっくりと目を開ける

 

茜「やっと起きた!着いたよ。千葉村だってさ」

 

八「ん?……あぁそうか合宿に来たんだよな」

 

茜「そうだよ?寝ぼけてる?」

 

八「いや…大丈夫だもう起きた。他の奴らは?」

 

そう言って八幡は座席から起き上がり辺りを見回す

 

茜「もう外に出てるよ」

 

八「分かった、今行く」

 

八幡が車の外に出ると辺り一面の木々が目に入る

 

雪「あら、やっと起きたのね?」

 

八「ん?雪ノ下か。荷物運んだりしてないのか?」

 

雪「ええ、平塚先生曰く他にもボランティア人員が来るそうよ」

 

八「ほーん」

 

すると新しい車が一台、平塚先生の停めた車の近くに停車した

 

中から出てきたのは葉山隼人、三浦優美子、海老名姫菜、戸部翔の4人だった

 

雪「……平塚先生、まさかとは思いますが私達以外のボランティアと言うのは……」

 

平塚「彼らの事さ」

 

茜「……私あの金髪嫌いなんですけど」

 

雪「奇遇ね、私も嫌いよ」

 

八「俺もだ」

 

彩「僕もあんまり……」

 

結「え?え?」

 

どうやらこちら側は由比ヶ浜以外の全員が葉山嫌いらしい

 

平塚「……仲良くやれとは言わない。上手くやれ。今後社会に出たら嫌いだからという理由だけで避けることは出来なくなる。失敗しても構わん。」

 

雪「……」

 

茜「えー……」

 

八「……相手の出方によります」

 

素直に頷く戸塚と嫌な顔をしたままの八幡、茜、雪乃の三人

 

そんな表情を見て平塚先生はヤレヤレといったような顔をしながら三人に向き直る

 

平塚「今はそれでいい。だが自分から遠ざける様な態度はできる限り取らないように努力したまえ」

 

それを聞いて渋々頷く三人

 

すると元凶である葉山がこちらに近づいてきて話しかけてきた

 

葉「やぁ雪ノ下さん八雲さんヒキタニくん」

 

雪乃はチラッっとだけ葉山に視線を向けたがその後特に何も話さずに荷物の方へ歩いていった

 

由比ヶ浜は葉山にちょこっと挨拶した後雪乃を追いかけて行った

 

茜と八幡は目を合わせることなく雪乃の後に続く

 

戸「お!ヒキガヤくんと戸塚くんも来てたんだべ!」

 

八「お、おう。お前も来たんだな」

 

彩「戸部くんおはよ!」

 

戸部がいきなり八幡に話しかけてきた

 

八幡は少し驚きながらも普通に言葉を交わした

 

姫「八雲さんはろはろ〜」

 

優「アンタも来てたんだ」

 

茜「私達は奉仕部としてね〜。二人はどうしたの?あんまり積極的にボランティアとか行きそうに無いのに」

 

戸部に続くように茜側には優美子と姫菜が話しかけに来た

 

優「あーしらは隼人に誘われた。なんか内申点貰えるって話だったからね」

 

茜「へ〜そうなんだ」

 

葉山隼人以外のメンバーと上手く会話している姿を見た平塚先生はなんとも言えないような顔をしていた

 

そして葉山隼人本人は、納得いかないような表情をした後、何故か八幡を睨んでいるように見えた




由比ヶ浜をのセリフを挟む暇がない……
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