やはり俺の青春ラブコメは正しくは無いが間違ってもいなかった 作:Krito
日が暮れて夜と言っても良いくらいの時間帯の中、八幡達は葉山に集められていた
葉「…大丈夫かな…」
全員集まったのを確認してから葉山は話し始めた
平塚「何か問題があったのかね?」
葉「…孤立しちゃっている子がいまして…」
優「可哀想だよね〜」
平塚「それで、君たちはどうしたい?」
葉「俺は…出来れば可能な範囲で何とかしてあげたいと思います」
葉山は真剣な顔でそう答えた
雪「可能な範囲で……ね。貴方には不可能よ。」
葉「……」
葉山は何も言わずに只々俯くことだけしかしなかった
平塚「雪ノ下、君は?」
雪「…そうですね…個人的にも、そして奉仕部としてもこの問題を解決したいと思っています……」
平塚「……そうか、なら話し合いたまえ。私は席を外そう。教師の前ではなかなか意見が言えない場合もあるだろうからな。何かあれば私の所に来るといい。」
雪「わかりました」
平塚先生はヒラヒラと手を振りながら自分が寝泊まりするところに戻って行った
葉「……俺は話し合えばいいと思う。皆根はいい子達なんだ。話し合えばきっと仲良くなれる!」
戸「それっしょ!」
葉山が意見を述べる。しかしそこで八幡が口を開く
八「……バカなのか?」
その声に反応するようにその場にいた全員が八幡の方を見る
八「…どうもこうもないだろ。そもそもお前は今回の件に関して本筋を理解しているのか?」
葉「……どういうことかな?」
八「はぁ…そもそもの話だが、その孤立していた子はお前に助けを求めたのか?」
そう言うと葉山は気まずそうに顔を背ける
葉「いや……」
葉山は逸らした目をもう一度八幡に向けて口を開く
葉「でも一人で居るより皆と居た方がいいに決まってるだろ!あの状況で放置しておける訳無い!」
八幡は心底ガッカリしたような失望したような表情をする
八「あのなぁ、ひ……
茜「何言ってんの?」
八幡が話始めようとした瞬間、怒りに染まった表情の茜が口を挟んだ
茜「まるで皆でいる事がいい事で一人でいる事が悪い事みたいな言い方……」
葉「だ、だが皆で一緒に居る方が良いっていうのは当たり前のことじゃないのか?」
八「お前の中の当たり前が、他の人から見ても当たり前であるとは限らない」
茜は盛大なため息をつく
茜「はぁ…皆で居るのはいい事、一人で居るのは悪い事……金髪君は今まで一人で頑張ってきた人を……雪乃と八幡の今までを否定するんだね……最低だよ」
葉「なっ!?」
八「茜、そこまでにしとけ。」
葉山が何か言いたそうにしていたが口を開く前に八幡が止めて茜がこの会議を進めていく
茜「脱線しちゃったね。話を戻そうか!」
そう言って茜は明るく振る舞う……しかし葉山本人は下を向き黙ってしまい、葉山の意見を持ち上げた戸部は少し気まずそうにしていた
八「……てかお前俺の会話に口挟むこと多くね?」
茜「あはは〜……つい」