やはり俺の青春ラブコメは正しくは無いが間違ってもいなかった 作:Krito
茜「はい!じゃあ改めて会議を始めよっか!」
茜は笑顔で手を叩き皆の意識を会議に集中させる
茜「何か意見、考えのある人はいるかな?」
そう言って茜は葉山と戸部以外のメンバーに視線を向ける
優「つーかさ?あの子結構可愛い顔してんだし他のとつるめば良くない?」
茜「うんうん!確かに可愛いもんね!」
姫「私は…趣味に生きるのもいいと思うよ?学外に共通の趣味を持つ友達とかできるかもしれないし…」
茜「そうだね!趣味を持つことは良いことだし何も同じ学校で友達を作らなきゃダメってことも無いし!」
優美子と姫菜が意見を出し茜はその意見を否定すること無く肯定的に捉える
茜「雪乃はどうかな?」
茜が雪乃に聞く
雪「…そうね、対処法を教える…とか?」
茜「対処法?」
雪「ええ、今回の問題が解決した後にまた同じことがないとも限らないわ」
茜「なるほどね!確かにアフターケアとしてはかなりありかも!」
その後、彩加や由比ヶ浜に聞いたがこれといった意見が出ることはなかった
茜「最後にハチは?なんかあるかな?」
八「…そうだな…周りの環境をぶっ壊すとかか?」
それを聞いたメンバーは「は?」というような表情を浮かべる
茜「…んー…詳しく話して?」
八「…つまり今の状況、群と個の状態を個と個にするんだよ。グループが内輪揉めするように仕向ければグループはバラバラになる。そうすればイジメもなくなる」
雪「…言っていることはわかるわ…でもどうやって」
そういうと八幡はニヤッと悪い表情をする
八「俺がやる。さっき予定表を確認したら明日の夜、肝試しがあるらしい。そこであのグループをわざと道に迷わせて不安になったところに俺が出る。そんで脅して「無事に帰りたいなら何人か残せ」みたいな事を言えば誰が犠牲になるのかで揉めるだろ」
皆の顔が驚愕に染まる
雪「待ちなさい!それだと貴方ばかりにリスクが…」
八「問題ねぇよ。…それに一番確実だろ?」
誰も何も言えない。八幡の考えに納得した訳では無い。
理屈で言えば確かに確実性が高いだろう…犠牲になる八幡のことを考えなければ…
八「決まりだな。お前達は何もするな」
八幡が席を立ち宿泊施設に向かおうとする
しかし
バチーーーーーン
茜が何も言わずに動き、八幡の右頬を思いっきりビンタした
八幡は衝撃で体勢を崩しよろけてしまう
八「痛!!いきなり何すんだ!」
八幡は叫びながら茜に近づく
バチーーーーーン
しかし茜は近づいてきた八幡に先程とは逆の左頬をビンタする
その衝撃で八幡は尻もちをついた
八幡と茜以外のメンバーは動くことができなかった。
二人と知り合ってからそこそこ長い彩加も、最近では毎日の様に一緒に居る雪乃も
茜が八幡に対して怒る姿はもちろんの事、手を上げる姿なんて見た事も無ければ想像すらもできなかった
それほど普段の二人の関係からは大きく逸脱した光景だった
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