やはり俺の青春ラブコメは正しくは無いが間違ってもいなかった 作:Krito
留「私は…私は八幡と茜さんが教えてくれたことをやります。」
留美はハッキリと答えた
葉「な、なぜだい!皆と仲良くする方がいいに決まってるじゃないか!」
そう言って詰め寄ろうとしている葉山を八幡が慌てて間に入り止める
茜は留美の元へ行き留美のことを守るように抱きしめる
八「やめろ」
葉「なっ!ヒキタニくんは本当にそれでいいと思っているのか!」
八「当たり前だ。この件に関しては留美が選択権を持つ。留美本人が決めたことに外野がとやかく言う必要も権利も理由も何一つ無い」
葉「っだが!」
茜「くどいよ。留美ちゃんが私達の提案を飲み金髪君の提案を拒否した。それが全て」
八「留美が決めた以上、お前が無理矢理話し合いをさせようとしたりしたらそれは留美にとっての嫌がらせであり余計なお世話になるそのくらいのことはわかるな?」
葉山は納得していないのかまだ諦めの悪いことを口走ろうとしていた
葉「それは…」
葉山が話し始めようとすると……
雪「一体なんの騒ぎ?」
彩「どうしたの?」
雪乃と彩加が飲み物を持って戻って来た
葉「雪ノ下さん...」
雪「まさかと思うのだけれど...まだその男が何か言っているの?」
そう言って雪乃は葉山を睨む
茜「正解」
雪「はぁ...いい加減にしてくれないかしら。」
葉「くっ...す、すまない...」
そう言って葉山は去って行く
去り際に八幡のことを睨みながら...
雪「本当にあの男は...」
雪乃は葉山の後ろ姿を睨む
茜「ふぅ...助かったよ」
八「めんどくさい奴だったな」
嵐が去り一安心する一行
留「あ、あの...」
茜「ん?どうしたの?」
留「そろそろ離してくれると...」
留美が照れくさそうに言うと茜は慌てて離れる
茜「あ!ごめんね!」
留「い、いえ!その...守ってくれてありがとうございました...八幡もありがとう」
茜「どういたしまして!」
八「気にすんな」
留「それとさっきの話...」
茜「あぁ!そうだね!習い事に関しては家の人と相談して欲しいんだけど対処法に関しては雪乃が詳しいし私達もできる限り教えるよ!」
留「はい!」
留美は初めて笑顔を見せた
茜「ねぇ留美ちゃん。私達と友達になろうよ」
留「え?」
留美は困惑したような声をあげる
雪「随分といきなりね。留美さんが困るでしょう?」
茜「だってその方が連絡取りやすいし...それに留美ちゃんなら友達になりたい。私はそう思ったよ?」
留「でも...私と友達になると虐められる...」
八「んなもんどうでもいい。そもそも小学生が高校生の事をいじめるなんてことできないだろ」
彩「八幡ったら...まぁ僕も同じ意見かな!友達になろうよ!」
雪「...そうね...留美さんさえ良ければ」
茜「どうかな?私達と友達にならない?違うね...友達になってくれませんか?」
そう言って茜は留美の前に手を出す
留美は八幡達全員を見たあとに顔を伏せる
そして
留「っ...はい!私と友達になって!」
留美は笑顔で涙を流しながら茜の手を握った
こうして悩める少女留美は生涯の友を手にすることができた