やはり俺の青春ラブコメは正しくは無いが間違ってもいなかった 作:Krito
八幡と茜が家庭科室の扉を開くとそこにはエプロンを着け何かを作る準備をしている雪ノ下と由比ヶ浜の姿があった
雪「あら、遅かったわね。」
茜「そう思うなら呼びに来なよ。そうすれば態々部室まで戻る必要なかったんだし」
雪「あら。運動不足の解消になったでしょう?」
茜「決めつけって良くないよ?雪ノ下さんこそ運動した方がいいんじゃない?家庭科室と自販機の位置ってそんなに離れてないのにその距離すら呼びに来ないなんて」
八「落ちつけお前ら。一々言い合いしてんじゃねぇよ。ほら飲みもん買ってきたぞ。由比ヶ浜もな」
結「え!ありがと!……ってなんでピルクル?」
雪「……私は野菜ジュースと言わなかったかしら?」
茜「買ってきて貰っといて文句言わないの」
雪「はぁ…もういいわ」
八「で?依頼は?」
八幡は黄色と黒のストライプ?柄のコーヒー?を飲みながら雪ノ下に問いかけた
雪「ある人にお礼をするためのクッキー作りの手伝いよ」
茜「へー……ハチや私が退出しなきゃ行けない理由がわからないんだけど…」
結「あはは〜……」
八「俺が居る意味は?」
雪「味見くらいはできるのでしょう?由比ヶ浜さんどこまで出来るのか知りたいからまずは作って貰ってもいいかしら?」
結「う、うん!」
そして由比ヶ浜はクッキー?を作り始めた。
ボールに薄力粉を入れ、砂糖、溶かしたバター、そしてコーヒーパウダーを袋の半分
八「っておい!なにやってんだ!」
茜「うわぁ……」
雪「な、何をしているのかしら?」
結「え…だって、甘すぎたらだめじゃん?」
由比ヶ浜は曇りなき眼でそう答えた
雪「…だとしても入れすぎよ…これじゃあ苦すぎて食べれなくなるわ」
結「うそ!じゃあ甘くしないと!」
そう言って由比ヶ浜は砂糖の袋を手に取り大量にボールの中へ注ぎ入れた
雪「…」
茜「…」
八「……アレ、俺が食うのか…」
茜「…ご愁傷さま」
その後混ぜ合わせた生地だったものをオーブンに入れ出てきたものを見てみたら表面は大量の焦げた砂糖でコーティングされ中身はこれまた大量に投入されたコーヒーのせいで真っ黒に染まった物体がそこにあった
雪「…さぁ比企谷君、味見をお願いするわ」
結「ヒッキーたべてみて!」
八「いやお前…これはいくらなんでも……毒だろ」
茜「こんなのハチに食べさせないでよ…」
結「ちょっと!毒とかこんなのとか失礼だし!」
そう言って由比ヶ浜はクッキー?を手に取り眺める
結「……やっぱり毒かな?」
雪「…まぁ食べれないものは使ってないから毒という訳でも……まぁいいわ」
すると由比ヶ浜はクッキーを眺めながら少し落ち込むように口を開いた
結「はぁ…やっぱり才能?が無いのかな…」
雪「あなたね…」
雪ノ下が由比ヶ浜にキレそうになった瞬間茜が口を挟んだ
茜「ねぇ雪ノ下さん、私が作ってみてもいいかな?」