やはり俺の青春ラブコメは正しくは無いが間違ってもいなかった 作:Krito
夏休みは終わりを告げ新学期が始まった
新学期明けの学校では今、文化祭実行委員を決めるためのHRが執り行われていた
「それじゃあ誰かやりたい人とかいないかな?」
クラス長が声を掛けるが誰一人として挙手するような人は居なかった
「えっと...他薦とかでもいいんだけど...」
クラス長が気まずそうに言う
戸「なら隼人くんならどうだべ!」
戸部が声をあげるすると他のクラスメイトの人達もそれに賛成するかのように次々に葉山隼人を推薦し始めた
「たしかに!」「葉山くんなら安心だよね!」「責任感もあるし!」「クラスの代表だもんね!」
その声を聞いたクラス長はここだと思ったのか声を出す
「じゃあ満場一致ということでで葉山くんにお願いしたいんだけど良いかな!」
葉「...わかったよ。皆がそういうなら頑張ろうかな」
男子の代表が葉山に決まり次に女子の代表が選ばれることになったのだが苛烈を極めた。
クラスの茜、沙希、由比ヶ浜、姫菜を抜いた全員が立候補したのだ
そしてジャンケンという公平な勝負の結果、相模南という生徒が勝利を掴み取った
「それじゃあ今日の放課後から実行委員があるからよろしくね」
クラス長はそう言って場を締めた
放課後になり八幡と茜が部室に向かうとそこには既に雪乃が待っていた
茜「やほ〜」
八「うす」
雪「こんにちは二人とも。ここに来ているということは貴方達は文化祭実行委員では無いのね」
茜「まぁね〜。雪乃も違うの?てっきりやると思ってた」
雪「...そうね。確かに私もそう思っていたわ。」
八「なんでやらなかったんだ?」
雪「...姉と自分を比べるのを辞めたのよ。それに貴方達ならきっとやらないと思ったから……かしらね」
茜「と言うと?」
雪「……貴方達と一緒に文化祭を楽しみたかったのよ...友達として」
雪乃は顔を赤くしながらプイッと顔を背ける
茜「雪乃って可愛いよね」
茜は馬鹿みたいに真剣な顔をしながら八幡に言う
八「...俺に聞くなよ」
茜は雪乃に近づきそのまま頭を撫でる
雪「なにかしら」
雪乃は茜のことをジト目でみているが茜の手を振りほどくようなことはしなかった
茜「いやぁ〜?素直になったなと思ってさ!初めて会った時とは大違いだね!」
雪「……」
そんなのほほんとした雰囲気を出していた
結「やっはろー!あれ!?ゆきのんって実行委員じゃなかったの!?って八雲さんはなんでゆきのんの頭撫でてんの!」
由比ヶ浜が突然部室のドアを開き入ってきた
雪「...由比ヶ浜さんノックくらいしなさい」
結「え?あ...ごめん……」
茜「それに私が雪乃の頭を撫でても由比ヶ浜さんには関係ないよ」
結「なにその言い方感じわるーい」
その後由比ヶ浜は不貞腐れながら椅子に座り、スマホをいじり始めた
雪乃も読書に戻り八幡と茜もいつものように本を読み始めた
そして完全下校直前に部室のドアがノックされる音が響いた