やはり俺の青春ラブコメは正しくは無いが間違ってもいなかった 作:Krito
由比ヶ浜が単独で依頼を受けてからおよそ一週間の時が過ぎた
あれ以来、由比ヶ浜もそして相模も奉仕部に来ることはなかった
文化祭の準備が各クラスで始まり、各々やるべき事をやっていた。しかし相模及び由比ヶ浜が文実委員会に行く姿をここ2、3日見てなかった
しかし八幡と茜は特に関係が無かった為、気にすることも無かった
そして現在八幡と茜はクラスの出し物の準備を手伝っていた
八「...そういえばうちのクラスって何をやるんだ?」
茜「え...今更?うちのクラスはお化け屋敷になったんだよ?元々は演劇のはずだったんだけど内容がね...海老名さんが考えたヤツだったんだけど……」
八「...了解、理解したわ」
茜「あはは...」
八幡と茜が話しながら板にペンキで色を塗っていた
葉「ヒキタニ君」
八「茜、そっちの色取ってくれ」
茜「これ?」
葉「ヒキタニ君!」
八「そうそれ」
茜「はいよ〜」
八「サンキュー」
葉「ヒキタニ!!!!!!」
葉山が八幡の肩をつかみながら叫んだ
それに対して八幡はうるさそうな表情をしながら振り返る
八「んだよ!さっきからうるせぇな!」
葉「無視するからだろ!」
八「は?無視?お前はヒキタニってやつに用事があるんだろ?」
葉「君の事だろ?」
茜「いい加減にしてくれない?何回言えばわかるの?」
八「...馬鹿なのか?それとも漢字が読めないのか?はたまたわざと間違えてるのか?」
葉「なんだと?」
八「とりあえず俺はヒキタニじゃない」
そう言って八幡は色塗りの続きを始める
葉「……頼みがあるんだ」
八「名前を間違えるようなやつの頼みなんか聞きたくない」
葉「...すまない比企谷くん……頼みがあるんだ」
茜「やっぱり今までわざと間違えてたんだ。本当に最低だね」
葉「そ、それは...」
八「……まぁいい...で?頼みってのは?」
葉「ここじゃアレだからちょっと...」
八「ここで言えないなら断る」
葉「……実は文実が遅れているんだ」
八「...で?」
葉「...手伝って欲しい」
茜「ちょっと待って。それならなんで相模さんに言わないの?それに由比ヶ浜さんも相模さんからの依頼で手伝いに行ってるはずだよね?」
葉「それは...」
茜「それは?まさかと思うけど二人には声を掛けないでいきなりハチに頼みに来たわけじゃないよね?」
葉「……」
八「...茜、もういい。」
茜「でも!」
八「……担当教諭は誰なんだ?」
葉「大山先生と増田先生だけど……」
八「葉山、奉仕部として助言はしてやる。まずは相模と由比ヶ浜に声を掛けろ。それでも遅れるなら担当の先生、それもダメなら学年主任とか教頭や校長なんかに訴えればいい」
葉「なっ!クラスメイトが困ってるんだ!手伝ってくれたっていいだろ!」
八「だからこその助言だろうが。俺が勝手に手伝ってもしもの事があった時責任を取るのは誰だ?つまりはそういうことだ」
葉「っ!クソ!」
それだけを言い残し葉山はどこかに行ってしまった
雪乃が実行委員では無いため陽乃はちょっかいを出しに来ません
文化祭担当の先生はオリジナルにしました!平塚先生は個人的にマイナスの印象をあげたくないので!