やはり俺の青春ラブコメは正しくは無いが間違ってもいなかった 作:Krito
次の日の朝、1時限目の時間帯に八幡と茜は平塚先生に呼び出されて職員室に併設されている生徒指導室へ来ていた
二人が生徒指導室の中に入るとそこには雪乃も居た
雪「やはり貴方たちも来たのね」
茜「雪乃も平塚先生に?」
雪「えぇ」
八「多分昨日の件だろうな」
雪「そうでしょうね」
すると平塚先生も生徒指導室に入ってきた
平塚「すまん、またせたか」
雪「問題ありません、私達も今来たところですから」
平塚「そうか、早速で悪いが本題にいかせてもらう」
そう言って平塚先生は八幡と茜を雪乃の隣に座らせてから自分も対面に座った
八「……文実に関してですか?」
平塚「話が早くて助かる。結論から言うと君たちの言う通り文実が機能不全に陥りかけていた。」
雪「…かけていたと言うことは完全に機能不全になってはいなかったと?」
平塚「あぁ、生徒会長がなんとかギリギリの所で耐えていてくれたよ」
雪「そうでしたか」
ホッとしたような表情をする雪乃
八「…でも要件はそれだけじゃないですよね?それだけならわざわざ1時限目…他の生徒の目につかない時間帯に俺たちを呼び出す理由がない」
八幡は真剣な目つきで疑問を口にした
それに反応して茜も口を開いた
茜「たしかに!それに奉仕部なら人目が付きにくいのにわざわざこの時間帯ってことは……急ぎの事情が?」
平塚「……君たちのように勘のいい生徒は嫌いではないよ。……今回の件で相模は文実から出されることになった。まぁクビだな」
茜「まぁ当然だよね」
平塚「新しい文化祭実行委員長は同じクラスの葉山が候補に上がっている」
茜「ゑ?あの金髪?」
八「まじか……」
雪「……」
平塚「……それで朝練の時間の葉山を呼び出し事情を説明したら……委員長をやってもいいが補充要員として雪ノ下を副委員長にして欲しいと言ってきた……」
雪乃が身体を若干強ばらせてその姿を見た茜が両手を机に叩きつけながら立ち上がった
茜「はぁ!?なにそれ!意味わかんないじゃん!なんで雪乃が?!」
立ち上がった茜を八幡が手の振りだけで座るように促した
八「……許可出してないですよね?」
平塚「もちろん出してない。葉山にも雪ノ下が選ぶことだと言っておいた。……雪ノ下、君はどうする?」
雪乃は俯いてなにかに耐えるように手を握る
雪乃は葉山の事が大嫌いだ…できることなら顔を合わせたくない…関わり合いたくないそう思っていた
しかし……
雪乃はわかっているのだ、ここで自分が頷かなかったら葉山はきっと委員長をやらない……そうなると文化祭自体がなくなる可能性も出てきてしまう
自分が頷けば丸く収まる……茜も八幡も文化祭を楽しみにしていると言ってくれた……
自分が……
嫌!
雪「……私は…私はやりたくありません。」