東方夢幻郷   作:月夜叉

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始まりです



第十話『一対三』

 

 

 

side圭祐

 

今俺達はものっすごいバカと話をしている。水色が似合いそうなバカだ、これからは⑨と表わそう。

 

さてこの⑨だが…言うべきなのか?言ったほうがいいのか?「服が裏表逆ですよ〜」って言ったほうがいいのか?

すると痺れを切らしたのかいきなり叫んできた

 

「チョットあんたたち聞いてる!?話を聞けないほどバカなの?」

 

「「「「お前には言われたくない!!!!」」」」

 

って言ってるって事は……みんな気付いてるなら言ってやれよ……

 

sideout

 

 

 

side優亜

 

何気に初めての俺のsideだな……

まぁ多分圭祐か霊夢がどうにかしてくれるだろうな。

あぁ〜戦いてぇ〜、圭祐と殴り合いてぇ〜、あっ、ちなみに圭祐強いから。

 

 

……誰に話してんだ、俺?

 

sideout

 

 

 

side魔理沙

 

よかった〜私より⑨な奴がいて……ありがとな⑨

 

sideout

 

 

 

side霊夢

 

何こいつ…見てるだけでイライラするわ……服を表裏逆って魔理沙以下じゃないの。

ま、関係ないけどね取り敢えず邪魔だから退いてもらわないと……って残りの二つの妖力も近づいてきてるわね……早くしないと面倒くさくなりそう

 

「ねぇあんた」

 

「あたいに向かってあんたとはなんだ、あんたとは」

 

「私達はこの先にある館に用があるのよ、通してくれないかしら?」

 

「やかた?あぁ〜あのでっかい家の事?うぅ〜ん……でもここはあたいの縄張りだから……この最強のあたいを倒していきなさい!」

 

マジで面倒くさくなりそうね、これ

 

sideout

 

 

 

〜数分後〜

 

「いいか?後出しは無しだぞ」

 

「最初はグーからよ?」

 

「わかってるって」

 

「大丈夫だって」

 

四人は睨み合っていた……そして

 

「「「「最初はグージャンケンポン!!!!」」」」

 

ジャンケンをしていた。

圭祐はグー、霊夢はチョキ、魔理沙はパー、優亜はパー、すなわち……

 

「「「「あいこでしょ!!!!」」」」

 

圭祐チョキ、霊夢パー、優亜チョキ、魔理沙パーだった。

 

「優亜……」

 

「こい、圭祐!今日こそ決着を付けてやる!!」

 

互いに向き合い構えたそして……

 

「「最初はグー!!ジャンケン……ポン!!!!」」

 

少しの沈黙……そして

 

「俺の勝ちだ……優亜」

 

「くっ、くっそー!!」

 

ちなみにこのような状況になった理由は誰が戦うのか決めるためである。

 

「ってことで⑨!俺と弾幕ごっこで勝負だ、もちろん俺が勝ったらここを通してもらうからな」

 

「⑨じゃない!!あたいには”チルノ”って言う名前があるのよ」

 

何故か威張りながら高らかに自己紹介をした。

 

「どうでもいいけど……じゃぁ始めるか、ミルノ!」

 

「チルノよーー!!」

 

なんだかんだで弾幕ごっこが始まった…………ら良かった

 

「チ〜ル〜ノ〜ちゃ〜ん」

 

「チルノ〜?どこなのだ〜」

 

聞きなれない声が一つと聞いたことのある声が一つ近ずいてきた。

 

「大ちゃん、ルーミア、遅いわ!

この最強のあたいとその子分の二人がきたら十人力よ!!」

 

「それを言うなら百人力だよ、チルノちゃん……」

 

「⑨なのだ〜」

 

チルノよりも少し大きい妖精と、闇の事故った妖怪ことルーミアがやってきた。

 

そのショートコントのようなものに痺れを切らしたのか霊夢が……

 

「どうでもいいからとっとと始めなさい!!ルール関係無しに退治するわよ!!!」

 

と怒鳴り散らした。

 

 

 

 

〜数分後〜

 

 

 

 

闇の妖怪、氷の妖精、大妖精この三匹、人?に対して反対側には黒い刀を腰にぶら下げた若干天パ気味の少年が一人。

 

「スペカは一人3枚、三回被弾したらアウト、勿論俺はお前ら全員に当てなきゃならん」

 

「最強の前にひれ伏しなさい!」

 

「が、頑張ります!」

 

「殺るのか〜?」

 

3人の思い思いの意気込みの後自然的に勝負は始まった。

 

 

 

side圭祐

 

⑨の弾幕は予想通りの氷雪系か……ルーミアは勿論闇系で、大妖精はノーマルか……勝率は…87.6%ぐらいかな?

 

「なんで当たらないのよ〜!」

 

⑨が叫んでるけど……避けてるからに決まってるだろ……っとツッコミを入れたいところだが……意外に厄介だな、大妖精を中心に、つまり軍師的な存在の大妖精の命令を⑨とルーミアの兵たちが指示通りに動く……信頼関係と相性の良さ、息もピッタリ合っていて申し分ない……が、まだまだ浅いなぁ

 

「チルノ、大ちゃん、下がるのだ〜」

 

「了解!」

 

「頑張ってください」

 

スペカか……さてさてどんなのが来るんだ?

 

「夜符『ナイトバード』」

 

弾幕は左右に円弧状に青色の弾幕をばらまくという感じか……プラスで黒い塊……触るなってことだよな?ってかどこにバード要素があるんだよ!?

 

弾幕の密度は相殺できない濃さじゃないな……と言うか長いな…いつ終わるんだ?

 

「あー、攻略されたのだ〜」

 

やっと終わった。でも⑨なら続けざまに来そうだなー

 

「次はあたいがいくは!!」

 

「やっぱりか……」

 

おっとイカンイカン、ついつい声に出してしまった

 

「氷符『アイシクルフォール』!!行っけ〜〜!!」

 

これは予想以上に⑨だったな……

まさかの安置が敵の目の前だなんて

 

「なんで当たらないの!!」

 

「さっきからずっと最小限の動きで避けてる……圭祐さん凄いです」

 

大妖精はよく見てるなぁ……まぁよく見なくても分かることだが

 

「あー!!攻略されたぁぁぁ」

 

どうやら終わりだな、

 

時間かけると霊夢が暴れそうだから終わりにするか。

 

「悪いが今から”受け”から”攻め”に移させてもらう、月符『月牙十字衝』」

 

霊力を込めた刀と鞘を両手に持ちクロスさせて一気に放つ……単純故に強力な技だ。お気に入りの一つである。

 

「キャァーーー!」

 

「えっ、ちょっと待っ……」

 

「負けなのか〜〜〜」

 

3人は落ちていった……手加減はしたがまだまだ調節が難しそうだなぁ……

 

sideout

 

 

 

ところ変わって問題の館の中の一室、銀髪のメイドと薄い水色の髪をした幼女がいた。

 

「……どうかなさいましたか、お嬢様?」

 

紅茶をティーカップに注ぎながらメイドはお嬢様らしい幼女に疑問をぶつけた。

 

「いいえ、何もないわ、ただ……」

 

幼女は素っ気ない返事の後言葉を続けた

 

「……お客様を持て成す準備をしておきなさい、”咲夜”」

 

「戦闘面として捉えてもよろしいですか?」

 

「ええ、戦闘面でね」

 

「かしこまりました、”レミリア”お嬢様」

 

咲夜とレミリアは会話の後、少しづつ濃さを増してゆく紅霧を眺めていた。

 





月符『月牙十字衝』はBLEACHの黒崎一護の技です。

ではまた次回!、
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