東方夢幻郷   作:月夜叉

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申し訳ございません、投稿のペースが亀より遅いかもしれません。

今回は八雲紫さんとの関係?についてです!



第三話『自覚が無いヤツ程メンドイヤツはいない』

圭祐が博麗神社に住むことになった頃、魔法の森にある魔理沙の家の中

 

「スゲー散らかってるな」

 

「うるさい、別にいいだろ」

 

「まぁいいけど……ってキノコ生えてんじゃんかよ!!」

 

「栽培中だぜ、触んなよ毒あるから」

 

「一体何に使うんだよ……」

 

「決まってるだろ、魔法の実験だぜ」

 

「なるほどな……今思うとここの森ってキノコ多いよな……なんでだ?」

 

「何でかは知らないけど気を付けろよ、普通の人間は森のキノコの瘴気に長時間耐えられない、瘴気に耐えられる人間にとっては妖怪があまり来ないため安全だけど、キノコの胞子が起こす幻覚がメンドいんだよ……」

 

「魔理沙は大丈夫なのか?」

 

「ここに住んでる私からしたら瘴気なんて無いものと同じだぜ、それより優は大丈夫か?」

 

「今の所は大丈夫だけど……なんか怖くなってきた……」

 

「私には縁も所縁も無い話だぜ………で、これからどうするんだ?」

 

「さあな、それは圭祐が決めることだ、俺が決めることじゃねぇ」

 

「ふぅーん……さてと、そろそろ寝るかー」

 

「どこで寝ればいい?」

 

「毛布あるからソファーの上で寝てくれ」

 

魔理沙は部屋の隅っこ辺りにある大きめのソファーを指差した、少し汚れているようだった。

 

「了解、じゃあおやすみー」

 

「おやすみだぜ」

 

 

 

 

〜翌日〜

 

 

 

 

快晴、博麗神社に住むことになった圭祐を茶化しに行った。

 

「よう、同棲くん」

 

「霊夢……?」

 

なぜだか満面の笑みでこちらを向く巫女と優亜に斬りかかろうとしている元旅人がいた。

 

「……あら、魔理沙いらっしゃい、今日は気分が良いわ!」

 

「安心したまえ優亜くん……痛みは一瞬だけだ……」

 

「なんか話し方変だぞ!?、と、とにかく話し合おうじゃないか、な?話し合いで解決しよう、暴力からは何も生まれないよ!」

 

「生まれるさ………痛みがね」

 

そう言うと圭祐は優亜に向かって日本刀……ではなく木刀を振り下ろした。

 

バキッ、と音を立て優亜に直撃した

 

「わ……我が生涯に一片の悔い……」

 

優亜は言い切れずに力尽きた。

 

「そんなことより!!」

 

「「復活早いな!!!」」

 

優亜の復活のスピードに驚いた二人……倒れてから約10秒程での復活。

 

「そんなことより、俺はどうしたらいいんだ?圭祐は神社に住むんだろ、じゃあ俺は魔理沙の家に住むってことか?」

 

「それが一番最善の策だと思うけどな、魔理沙はどうなんだ?」

 

「うぅん……別に構わないぜ」

 

「決まるの早いわね……」

 

五秒程悩んでから魔理沙はいつもの口調で応えた。

 

「あっ、そうだ霊夢聞きたいことがあるんだけど」

 

「聞きたいこと?何?」

 

「ここら辺ではどんな戦い方をするんだ?」

 

「あれ?まだ言ってなかったっけ?」

 

「聞いてない」

 

「俺も気になる!」

 

「よし!霊夢ここは私に任せろ!!」

 

一歩前へ出た魔理沙は少し自慢げに設明に入ろうとする。

 

「何で?」

 

「気分だぜ」

 

「あっそ」

 

「むぅ……霊夢はほっといて説明に入るぜ」

 

少しすねたようだ。

 

「あぁ、頼むな……紫さん」

 

「ハーイ、みんなのアイドルユカリンで〜す」

 

圭祐がそう言うと急に不気味な空間が現れ中から八雲紫が出てきた。

 

「久しぶりだなぁ、何年になるんだっけか?」

 

「確か……四、五年位じゃなかったか?」

 

「四年間よ、四年ぶりに見たけど……変わらないわね、あなた達は♥︎」

 

「その作り笑いも相変わらずですね、藍さんは元気ですか?」

 

「相変わらずモフモフよ!!」

 

「またモフモフできるのか……スゲー嬉しい……ありがとう紫!!」

 

「やっぱりあなたはわかってくれるのね優亜!!」

 

ガシッっと紫と優亜の手が握られた、そんな三人を見ながら約二名キョトンとした目で握られている手を見ている少女達がようやく口を開いた。

 

「あの〜紫?」

 

「どうしたの霊夢?はっ、もしかして告白!?」

 

「違うわよ!!あんたたちはどんな関係なのか気になっただけよ!!」

 

「なーんだ告白じゃないのか………ユカリンガッカリ……それはさておき、私と圭祐と優亜は「俺が話しますよ」そう、じゃあお願いね♥︎」

 

圭祐は淡々と語り始めた。

 

「俺達と紫さんは一人の男性の知人同士だったんだよ」

 

「だった?」

 

「あぁ、その男性は他界、その後は紫さんの世話になったんだよ」

 

「なるほど、だから紫とそこまで親しいのか」

 

魔理沙が納得したように頷いた。

 

「あんたたちの出会い方はわかったから、本題からかなり脱線してるわよ?」

 

「えーっと……何話してたっけ?」

 

「優亜は相変わらずねー、藍の尻尾のことについてに決まってるじゃないの」

 

「大きく逸れましたね……ところで霊夢、ここではどんな戦い方をするんだ?」

 

「なんか軽く流された……」

 

紫の呟きは届くことはなかった。

 

「ココではね”弾幕ごっこ,,って言う闘い方をするの」

 

「弾幕ごっこ?」

 

優亜が不思議そうに首をかしげる。

 

「『スペルカードルール』、通称『弾幕ごっこ』は、幻想郷内での揉め事や紛争を解決するための手段とされていて、人間と妖怪が対等に戦う場合や、強い妖怪同士が戦う場合に必要以上に力を出さないようにするための決闘ルールのこと。」(以上wiki参照

 

紫が淡々と述べた。

 

「なるほど……能力の使用は有りなんですか?」

 

「基本はOKよ、まぁ戦う人によっては能力を無しで戦う物好きもいるけどね……(チラッ」

 

「そうですね〜(チラッ」

 

「ん?俺の顔になんかついてるか?」

 

「別に」

 

「なんだよー気色悪りーな、紫まで一緒になって俺を見んな」

 

『『自覚ないんだ(ないのね)』』

 

圭祐と紫は同時に同じことを思った。

 

「後は自分たちで頑張りなさい、じゃあね〜〜〜」

 

バイバイと手を振りながら紫は不気味な空間に入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜その日の夜〜

 

真夜中、月明かりが雲の分け目から薄っすらと見える、そこに一つの煙が上がる。

 

博麗神社の縁側に座っている圭祐は左手に煙管を持ち煙を吹かしながら酒を飲んでいた。

 

「どうですか?一緒に一杯やりますか?」

 

圭祐は何もない空間に語りかけた、するとそこから不気味な空間が現れ一人の女性が出てきた。

 

「そう……じゃあお言葉に甘えようかしら」

 

圭祐にとって聞き慣れた声、八雲紫の声が聞こえた。

 

「どうぞ」

 

「ありがとう」

 

圭祐は煙管を灰皿の上に置き紫に日本酒を酌した。

 

「……圭祐」

 

「なんですか?」

 

「やっぱり……話さなかったのね……『誠一』のこと……」

 




今回はしんみりとした感じで終わりましたね、さぁさぁ、どのように話が転がっていこうか、楽しみです。
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