「潰せ」
ゴブリン共が現れると同時に調教師は祭壇からモンスター達に簡潔に指示を出す。
シドーが六腕でゴブリンを握り潰しスライムマデュラが圧殺しワイトキングが【マヒャド】や【メラミ】等で氷漬けや灰へと変える。
ハイエルフとゴブリンスレイヤー、そしてドワーフもスリングや弓でゴブリン達を活実に仕留める。
やがてゴブリンスレイヤーも近接戦闘に切り替えゴブリン達を翻弄しながら倒していく。
完全に不利を悟ったゴブリン達が逃げ出そうとしたその時、ゴブリンスレイヤーに片目を奪われた
「ようやく来たか」
ゴブリンスレイヤーを標的にする
それでも数の優位は変わらず段々とゴブリン共が祭壇に近付き始めハイエルフの矢とスリングに使えそうな石が目減りしていく。
「こりゃあ早い所鏡外した方が良いな」
「鱗のまだか!?」
「今少しばかり!!」
「爺さん!!そっち任せるぞ!!」
調教師はそう言うと袋の中から【ごうけつの腕輪】を付ける。
「わ、私も手伝います!!」
「これ使え」
神官にも同じく【ごうけつの腕輪】を渡しリザードマンの両隣に立つと3人で鏡を引き剥がす。
「どおれもう一踏ん張り!!」
3人が渾身の力で引き剥がした鏡は壁から離れリザードマンの手に抱えられる。
「ゴブリンスレイヤーさん!!」
「お前ら戻って来い!!」
神官と調教師の言葉でモンスター達は光となって調教師の元に戻りゴブリンスレイヤーが走って来る。
「鏡面を上に掲げて下に入れ!!」
ゴブリンスレイヤーの指示に従いリザードマンと【竜牙兵】の1体が端を持ちその下に他の一党が入る。
「【
「いと慈悲深き地母神よ、闇に迷える私共に聖なる光をお与え下さい【
光で視界を奪われたゴブリン達はその場で蹲りその隙にゴブリンスレイヤーは鏡の下に入る。
「【
「ほい来た!!仕事だ仕事だ土の精ども、砂粒一粒転がり回せば石となる【
光が消えゴブリン達が最後に見たのは巨大な岩の塊が天井を破壊し自分達に降ってくる瓦礫の数々だった。
瓦礫の山はあっという間にゴブリン達を押し潰し辺りには静寂が流れた。