これも全てご愛読いただいている皆様のお陰です
ありがとうございます
それではライザー編突入です
カフェでの休憩を終え僕たちはリアスちゃんに報告をするところだ
「ただいまです!」
「ただいま」
部室に入ると眉にシワをよせているリアスちゃんが目に入った
いつもは挨拶を返してくれる筈なのに………何か悩んでる?
「あら? アーシアにケン。お疲れ様」
「はい、お疲れ様です」
「……………甘い匂い」
唐突にクンクンと鼻をひくつかせ 小猫ちゃんがアーシアちゃんの匂いをかいでいた
まるで猫みたいだ
「……………アーシア先輩。ケーキ食べましたか?」
驚いた、そんなことがわかるんだ
「えぇっ!? どうしてわかったんですか!」
「…………生クリームの匂いがします。クンクンいい匂い」
「あら、チラシ配りより関係が進んじゃったのかしら?」
「あらあら、お盛んですわ」
「なっ! ち、違いますよ! ただカネキさんとお茶してただけなんですよ!」
「へぇー、でもアーシア。仕事中にお茶とはいいわねー」
僕にはわかる。リアスちゃんは怒ってる! 顔は笑顔だけど声が物語っている。すごい低い声だ
「は、はわわわわ!カ、カネキさんが無理矢理……………」
「えっ!? 僕!? 確かに誘ったのは僕だけど、アーシアちゃんだって喜んでたじゃないか 」
「はぁー、もういわ。今回だけは見逃すわ。でも次はないわよ。次からは寄り道しないでちょうだい」
そういうとリアスちゃんはまた眉にシワを寄せて考えことをし始める
「カネキさんよ。いいご身分だな。俺なんかまた契約が取れなかったんだぞ! コノヤロー」
「うわっ! ハハハハ。くすぐったいよ」
アーシアちゃんの一件以来から僕と一誠君は最初の時がウソのように仲良くなった
きっかけはアーシアちゃんだ
僕と一誠君はアーシアちゃんが悪魔になったことに後ろめたさを感じている
自分のせいだ。弱いから、あの時もっと早く助ければ……………
アーシアちゃんを絶対に守るという思いが重なり、僕と一誠君は次第に意気投合し仲良くなった
「一誠君、リアスちゃん何か悩んでるのかな?」
「わかんねぇ。部長、ここにきた時からずっとあんなんなんだ」
そうか………何も話してくれないってことは自分で解決したいてことなのかな?
その後は何事も無く部活を終え帰路についた
「このライトノベルは面白いな」
僕が今読んでるのは『とある魔術の禁書目録』というライトノベルだ
一誠君はこれにはハーレムの作り方乗ってるんだ! 勉強になるぜ
と言われてあまり乗り気じゃ無かったけれど読む物が無かったから仕方なく読んでみたけど、なかなかどうして面白い
パタンと乾いた音をたて第一巻を読み終えた
「主人公はとっても熱い人だな。困ってる人には手を伸ばすか……………」
僕は伸ばすのが遅すぎたけどね………
「続きが気になるな。一誠君に言ってまとめて貸してもらおう」
そう言って僕は一誠君の部屋へと向かった
「一誠君あのラ……………」
絶句してしまった
だって、そこには、裸のリアスちゃんを抱くいやに抱かれている一誠君が居たのだから
「うぉっ!? か、カネキ!」
「……………はっ! ごゴメンネ。邪魔したよね。続けて僕は何も見なかったから」
「待って、かんちが―
バタン!!
「ふぅ」
驚いた。リアスちゃんと一誠君がそんな関係だったなんて……………
! もしかして、あの悩みの原因はデキてしまったからとか!?
それなら、あの顔も納得できる。あの年で子供が出来てしまったなんて言えないよね……………
辛い道だと思うけど僕は応援するよ
「ほぇ、カネキさんどうしたんですか?」
気が付くと目の前に風呂上がりのアーシアちゃんがいた
髪の毛が水に濡れてとても魅力的で綺麗だと感じた
まるで聖女みたいだなぁ
「ううん、なんでもないよ。そうだ少しお話しようか。僕の部屋においでよ」
「ええ! いいんですか? それならお言葉に甘えて。えへへ」
一誠君、アーシアちゃんは遠ざけておくよ
僕は心の中で親指を立てたのだった
―後日
朝起きると一誠君がすごいやつれた顔で起きてきた
「お、おはよう」
「あぁ、おはよー」
その顔は何と言うか精気を吸い尽くされたような、げっそりとしたものだった
「一誠君、昨日は大変だったんだね」
「昨日………! そうだ、カネキ聞いてくれよ。昨日のことだけどさ。俺達は別に何もしてないからさ!」
「いや、隠さなくてもいいんだよ。誰だってすることなんだからさ」
「だから、出来なかったんだよ! 部長のおっぱいは触れたけど他は何もできなかったんだよ!! あー!! 生乳の生殺しだ!!!」
「……………え?」
話を聞くといきなりリアスちゃんが魔法陣を通じて部屋に入ってきて処女を奪ってと迫ってきて情事をする寸前で銀髪のメイドが入って止めに入ってきたとか
……………カオスだ
「うーん、それは災難というか不幸というか………」
「不幸だよ! 今の俺にはわかる上条はこんな気分だったんだな! 不幸だああぁぁぁぁ!!」
あれ? ならどうしてリアスちゃんは悩んでたんだ?
情事に及ばなければいけないほど追い詰められる悩み
一体どんな悩みなんだろう。想像出来ないや
「こら、朝から大声で下世話なこと話すんじゃないの!」
「うるせぇ! 俺は今、猛烈に怒ってるんだァァッ!! 俺に刃向かうというのならこの一誠、手加減は微塵もしないつもりだ!」
「うるさいわよ! このエロ息子」
その時、一誠君の母さんの恐ろしさを僕は知った
一瞬で一誠君は壁に張り付けられ頬を何回も叩かれ、最後には腹に重い拳をかましていた
その複数の行為をものの数秒で一誠君のお母さんは成し遂げた
もしかしたらこの世界で一番強いのは人間でも悪魔でも堕天使や天使でもなく一誠君のお母さんという一個体なのかもしれない
「………母さんのオラオラを久しぶりに見た。あの恐怖、決して忘れたことは無い。そうあれは二十年前の―
時は流れ、授業も程なく終わり、いつもの三人で部室へと向かい、途中で木場君と鉢合わせしたので四人で向かうことになった
部室の前まで来ると木場君は急に止まり苦笑いをしだした
「ははは、ここで気配に気づくなんて」
? 僕は気にすることなく部室に入ると、緊迫した空気が漂っていた
部室にはなぜな銀髪のメイドがいて、いつもの落ち着いた空気はまったくなく、ただ重々しい空気が体にへと入ってくる
それがどうしようもなく気持ち悪かった
一誠君もそれを感じ取ってるようで不安を隠せないでいた
リアスちゃんがメンバーの一人一人を確認すると口を開いた
「全員揃ったわね。では、部活をする前に少し話があるの」
「お嬢様、私がお話しましょうか」
メイドの申し出をリアスちゃんはいらないと手を振り返した
「実は―
リアスちゃんが口を開いた瞬間、部室の中心に描かれた大きな魔法陣が光出した
魔法陣からは煌めく炎が勢い良く飛び出しこの部室の温度を無理矢理あげ、火の粉が入口までとんでくる
「―フェニックスの魔法陣」
横にいた木場君がそう口から漏らした
フェニックスって不死鳥の………
室内を眩い光が多い、いくつもの影が出現する
何人もいる中で真ん中に立つシルエット
「人間界は久しぶりだ」
そのシルエットの第一声がそれだった
じきに光が収まるとシルエットは色を映し出す
真ん中の赤い背広を着たチャラチャラとした男を中心に何人もの女性が囲んでいた
その男は周りを見渡しリアスちゃんを見つけると口元をニヤリと崩した
「愛しのリアス。会いたかったぜ」
愛しのリアス? その言葉に冷たく反応するリアスちゃん。あぁ、分かった。これで謎が解けた
「おい、お前、女の子にその態度はどうよ?」
男に突っかかる一誠君、しかし男は興味がなさそうに一誠君を瞳にとらえる
「は? お前誰だよ」
「俺はリアス部長の『兵士』の兵藤一誠だ!」
「ふーん、あっそ、」
その言葉に驚いてズッコケる一誠君
「リアス、さっそくだが式の会場を身に行こう。日取りも決まってるんだ。早め早めがいい」
男はリアスちゃんの腕を掴むがそれをリアスちゃんは拒絶する
「……………離してちょうだい。ライザー」
その男の名はライザーというらしい
ライザーは手を振りほどかれたことを気にせず苦笑するだけだった
「あらら、相変わらず手厳しいね。ハハハ」
「紹介します」
いきなり喋り出した銀髪のメイドはライザーの紹介を始めた
「この方はライザー・フェニックスさま。純血の上級悪魔であり、古い家柄を持つフェニックス家のご三男であらせます」
上級悪魔で不死鳥………
「そして、グレモリー家次期当主でもあらせられます」
やっぱりか。つまりは―
「リアスお嬢さまとご婚約されておられるのです」
その時一誠君の驚きの声が部室いっぱいに響いた
「いい加減にしてちょうだい! 」
次に響いた声の主はリアスちゃんだ
「ライザー!以前にも言ったはずよ!私はあなたと結婚なんてしないわ」
「あぁ、以前にも聞いたよ。でもいいのか?君の御家事情は切羽詰っていると聞いてるんだが?」
「それこそ余計なお世話よ!さっきも言っけれどあなたとは絶対に結婚しないわ」
その言葉を聞くとライザーは頭を掻きたがらため息をついた
「………俺もな、リアス。フェニックス家の看板を背負った悪魔なんだよ。この名前に泥を塗るわけにはいかないんだ。俺は人間界があまり好きじゃない。この世界の炎と空気は汚い。炎と風を司る悪魔としては耐え難いんだよ!」
一瞬でライザーの周りを炎が埋め尽くした
「俺はキミの下僕全員を燃やし尽くしても冥界に連れて帰るぞ」
「ねぇ、やめときなよ」
僕はついに口を開いた
さっきまではリアスちゃんの問題だから口出しはしないでおこうと思ったけれど皆に危害を加えるつもりなら話は別だ
「あ? なんだよ?」
「リアスちゃんが嫌がってるじゃないか」
「お前……………人間か? おいリアスなんで人間がここにいるんだよ」
「その子は『悪魔の駒』に反応しなかったのだから形式的な悪魔としては下僕にしているのよ」
「クハッ、『悪魔の駒』が反応しない? 傑作だな。それだけ魔力がないやつを下僕にするなんてな! しかも生身の人間を!! これじゃあ『レーティングゲーム』で即死だな」
「黙れよ。鳥頭」
「は?―
キィィンッッッ!
赫子がライザーの前で止められる
何が起きたのか分からなかったライザーはただ目を丸くしているだけだ
止めたのは先程までリアスちゃんの傍に立っていた銀髪のメイドだった
銀髪のメイドが腕を交差して 赫子の進行を止めていたのだ
「何するんですか……………どいてくださいよ」
「なりません。ライザー様はグレモリー家の次期当主、今ここで死なれては困ります」
「ここで死ぬんだったらその程度だったっていうことだよ」
銀髪のメイドが止めたの赫子は『一本だけ』だ
残りの三本で仕留め―
「ケン! 止めなさい!!」
リアスちゃんの怒号が響きわたる
「でもリアスちゃん、いいのかい? このままじゃあ結婚させられるよ」
「それは嫌よ。だから『レーティングゲーム』をしましょう」
驚きから我に帰ったライザーは慌てて整然を保とうとする
「いいのか? 俺は『レーティングゲーム』ではほぼ負けなしだぞ」
「ええでも、あなたは今私の下僕に負けたわ。負けなしでは無くなったわ。それにグレイフィアも最初からそのつもりだったんでしょ?」
「ふん、不意打ちが勝利になるわけ無いだろ」
「えぇ、今回で決まらなければそのようにと言いつけられています」
「ならやりましょう、ライザーあなたを消し飛ばしてあげる」
「俺が勝てば即結婚してもらう」
「えぇ、私が勝ったら婚約は破棄してもらうわ」
「それではこのグレイフィアが確認させていだきました」
「ええ」
「ああ」
そうして僕らの『レーティングゲーム』が戦争が始まった
どうでしたか?
ここからバンバン盛り上げて行きますんで!
宜しくお願いします!!
カネキさんの存在を一言で言えばワンパンチマン……………ですかね!