記録:とある剣の話 作:折れた小枝
残念!次に始まるのは第二篇ではない。第1.5篇だ。
Warp列車、プラットホームにて。
「まさか一等席のチケットを買えるとはネ・・・思ってなかったヨ」
「たった一週間でどうやって稼いだんですか代表・・・」
ん?ちょっと依頼の厳選を(ヘルメスパワーで)しただけだよ?
便利便利・・・便利すぎるな・・・。
まぁおかげでこうしてWarp列車を
「それじゃあ、とっとと調べ物終わらせて帰って来てくださいネ?いい加減セルマって人からの勧誘に返事しないといけないからサ」
「む?アレは断るのではなかったのか?代表様はセルマとやらが嫌いらしいし」
「感情だけで切れる程シ協会が甘くないのが問題ですね・・・それにあの双子を筆頭に、相当数の所員がシ協会に派遣中ですし」
そう言えば
人材派遣・・・派遣社員ならぬ派遣フィクサー。
一人に付き月額7,000眼、協会の場合依頼の報酬が頭割りの時はウチ所属でまとめて一人分として扱ってよく、企業なら研修にかかる費用はこちらから出す・・・など、色々なサービス付き。
まぁ技術取ってこいって言ってるだけなんだよね。
流石に翼には・・・人材派遣と言うかハローワークみたいなことになってる。
翼の場合は終身雇用。
――そんな感じで、他愛のない雑談を続けているとWarp列車が到着した。
行ってきます。
「「「行ってらっしゃい!」」」
「それ、本気で言ってますか?」
「はい。我々の方でも原因究明を急いでおりまして」
「ボクが出るヨ・・・君たち
「代表様が・・・失踪した?」
「・・・そうか、あぁ。分かった。師匠含めて色々こっちからも当たってみるよ。ありがとう」
「カーリー?どうしたの?」
「――フェイが失踪したらしい。Warp列車内で」
「!?」
「アインさん?」
「失踪?あなたが言うにはよっぽどがない限りやられそうにないと思うんだけど」
「その『よっぽど』みたいだ。さらわれただけなのか・・・?」
「・・・!?」
「アインさん、コーヒーこぼれて・・・あれ?どこ行かれるんですか!?」
鳥のさえずりが聞こえる。
背中に緑色の絨毯が。
どこまでも空が広がっている。
どうやらここは草原のようだ。
よく耳を澄ますと、せせらぎが聞こえた。
都市で水が流れている場所となると、大湖の近くだろうか?
それにしたって、Warp列車に乗ったはずなのになんで俺はこんなところに?
それに頭が痛い・・・猛烈に眠たい。
頭を押さえようとするとどろりとした液体が手に付着した。
――赤。
頭から血を流して倒れているらしい。
都市―ここが巣か路地裏かなんてもう関係ない―の中でこんな状態・・・。
あっけなく、死ぬんだな・・・。
最後に顔を向けた方から、やけに高貴そうなな男とその従者のようだが、同じく高貴そうな女が近づいているのを見て、意識を手放した。
・剣刀事務所の面々
Warp列車に乗って9区に行ったはずの代表が列車から消えたという報告を聞いて(主にカインが)阿鼻叫喚になった。
彼が入っていたカプセルに開けられた形跡はなく、本当に突如として消失した様子。
カプセルの中には、代表のコートだけが残っていたそうな・・・。
・カーリー
フェイが消えたという報告を受けて喪失感を感じている。近いうちに立ち直るだろう。
それはそうとカーリー?そのどこかで見た気がするグロテスクな剣は一体?
・アイン
そのうち研究所に来てもらおうと思ってたフィクサーが失踪したらしく、持ち前の天才的な頭脳で特定の一個人を捜索する機械を作ったところ
唯一の・・・推しフィクサーが・・・。
・ガリオン
仔犬がコートだけ残して消えた。
観測していたはずの凝視者も『何の前振れもなく消失した』とだけ言うものだから本当に訳が分からない。
・高貴な男性
サンチョ!サンチョォ!この男まだ生きているぞ!ほら、ツンってしたらピクッてなる!
さっき目も開けてた!気のせいじゃないぞ!サンチョ!!!
・従者のような女性
分かってますから落ち着いてくだされドン・キホーテ様・・・。
本当に人間ですかコレ?血を流しているのに食欲が全く湧かないんですが?
L社職員にするとしたら・・・
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カイン
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アーロ
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ディリー
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アーロ&ディリー
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ミュー
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ニュー
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ミュー&ニュー
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新しい剣刀事務所の所員
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一切内部に関わらない