記録:とある剣の話   作:折れた小枝

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日記①


日記:『都市に来てから~ちょっと落ち着くまで』。

〇一日目~三日目

 

 この都市に来てからの出来事だったりを記録しておくための日記を購入した。

 一日目を掃除屋から逃げ切って、人差し指の指令であるインディゴくんに保護された日として、記録を開始する。

 二日目は、フィクサー登録をしに行った。その時にこの都市で将来的に最強になる女性、カーリーと出会った。

てか登録のタイミングここだったんだ。

もっと前だと思ってた。記憶違いかな。

もしかしたら俺以外にも同じ境遇の人が、というかあのシュナジャンの口ぶり的に多分俺以外にも都市にとっての異物(転生者)がいると思う。

追記:特色には知ってる名前しかなかったから、とりあえず安心した。

 今日は昨日の疲れも残っているので巣の中で買い物。その時に日記帳を購入した。

昨日の依頼の最後、見えたあの記憶の人物の痕跡でもなんでもいいから探るべく、東に向けて旅を始めるべきか悩み始めた。

 

〇四日目

 

 特筆事項なし~。

とは言えども、今日したこともメモ。

 買い物をした。空間湾曲技術によって見た目以上に入る肩掛け鞄を二つ、それと財布など。食事系も買おうと思ったけど現地調達にしようと思う。旅の醍醐味ってやつ。

 事務所に所属することも考えたけど、根無し草になるなら自分で作ったりした方が都合よいと考えたのでお金を貯める。

 

〇五日目

 

 本格的に移動を始めた。

現在地が23区なので、次は22区の巣、V社の巣を目指す。

事務所を構えるなら一旦22区か23区に構えて、どうにか煙戦争に参戦できるだけの事務所に育て上げる。

その後、五年以内に別の巣に移住する。東部が良いかな。9区とか?

 移動の途中でよった『ミート・ミート』という飯屋が襲われていたから店主を助けたら、タダで飯が食えたし、店主の弟らしい中指の構成員に感謝されてクーポンを三つももらっちゃった。ヘアクーポンもあった。

 

追記:あの弟さん末弟じゃなくて長弟だったらしい。南部の末兄が言ってた。

 

〇六日目

 

 俺、掃除屋、きらい。

 




 

〇四十七日目

 

 なんとか22区の巣に到着した。ハナ協会にて23区で受けた路地裏の治安維持のためのネズミ狩りの成果報告をしたのちに何か依頼がないか聞いたらおすすめの依頼があるらしいので受けることにした。

 依頼の予定日は二日後。しばらく待機予定~。

 

〇四十八日目

 

 酔っ払いに絡まれて投げ飛ばした。あの白い髪、見覚えがあると思ったら多分アルガリア(青い残響)かアンジェリカ(黒い沈黙)だと思う。男性だったからアルガリア(青いキチガイ)の方かな?

 流石に似てるだけだったと思う。特色があんなに弱いはずがない。

 マッコリは買って帰った。

 

〇四十九日目

 

 割り振られたオススメとやらがシ協会からの依頼だった件。

 依頼内容は路地裏の一角で違法物売買をしているとされる会社の殲滅だった。

 向かうとなんとユジン部長御一行様がいらっしゃった。原作キャラとのかかわりが増えた。

浮かれすぎて当日中にで依頼を終わらせたら少し引かれた気がする。

 ハナ協会宛ての依頼達成を意味する書類を受け取ったので、明日にでも提出しようと思った。

 

〇五十日目

 

 誰がフィクサーになってこの短期間でここまで飛び級すると思う?

 赤い霧の方が速かった。

 




 

〇七十四日目

 

 『カイン』と名乗る斧使いのフィクサーに喧嘩を売られたので買って素手でボコボコにしたらなつかれた。

思いっきり抱き着かれて初めて女性って気づいた。酷いことしちゃったと思う。

それで、俺が事務所をつくろうとしている話をすると、ぜひ入りたいと言われた。入れてやらんこともない。

ただその制服、ツヴァイ協会の制服じゃない?

 見た目ではわからなかったが結構なサイズだった。その日の夜は一人で処理した。そういう系のお店もあるらしいが、お金の無駄なので定期的にセルフで処理しよう。

 

〇七十五日目

 

 カインが尾行してくる。

美人な女性にストーカーされていると考えると悪く感じないが、これが長続きするようなら考え物だ。

 

〇七十六日目

 

 左右反転しただけのそっくりな双子のフィクサーと仕事で一緒になった。

 見た目のわりに年齢は俺と近く・・・と言っても精神の方じゃなくて肉体の方の年齢ね?

23区の路地裏でこの年齢まで育って、フィクサーになって22区にまで出てきたらしい。

同一武器による双子の連携力で依頼の邪魔になるネズミがなす術もなく死んでいく死んでいく・・・。

 依頼の内容は荷物の護衛と運搬だった。それは問題なく執り行われた。

カインがネズミと勘違いされて双子に斬り殺されそうになってた。

今日も尾行してたの?

 

〇七十七日目

 

 今日と明日は休日にした。宿の裏手の庭で許可をもらって一日中素振りをしてしまった。

服や工房産武器を見に行きたかったのだが、それはまた別の機会にしよう。

それとカインが刀を持って突撃してきた。三手で転がして木に縄でグルグルに縛り付けてそのまま寝た。

 

〇七十八日目

 

 なんでか双子が俺のベッドの中にいた。どうして?

女将さん曰く『俺の弟と妹』らしい。髪の色から何まで違うでしょうが。

まぁとりあえず二人も連れて依頼を受けることにした。いい加減に事務所をつくってもいいけど・・・人員が足りないな。

 カインが嫉妬大罪になりそうなほど双子を睨んでいた。

 




 

〇九十七日目

 

 ついに、とうとう、事務所を設立できた。どういうことか、本部の移転を無期限無制限でできるらしい。

事務所設立にあたって引き入れた兄妹のアーロとディリーが原因だと考える。

事務所の名前は当初の通り『剣刀事務所』にした。全員のメインウェポンが剣か刀だし。

代表は俺、補佐にカインが立候補したからカイン。

経理、事務をアーロが。一人で全部やりたいらしいからとりあえずやらせてるけど、キツそうならいつでも人を増やすと言っておいた。

残った三人が基本的に依頼を受ける。もちろん、俺もカインも依頼を受けるが、頻度は三人より少ない。

運営方針も纏めないといけないとか思ったりした。

 




 

〇百二十四日目

 

 色んな依頼を最低価格500眼でこなし続けてようやく軌道に乗ってきた。

この依頼のペースだとそのうちセルマァしてる南部2課のことを笑えなくなりそうだ。それに、ウチに入りたいフィクサーも増えてきたらしい。

・・・ハナ協会から事務所宛てにきたこの依頼を、受けるべきだろうな。

 




 

〇百六十六日目

 

 シ協会への長期派遣を終えて、ユジン部長に惚れかけたとだけここに記録しておく。

正直疲れすぎた。全員寝てるから俺も寝る。

 




 

〇百七十二日目

 

 セブン協会への長期派遣もあったんだけど・・・ウチの事を便利屋だと思ってるんじゃないかな。

便利屋(フィクサー)の事務所だけどね?

そして最近、カーリーの噂をよく聞くようになった。すごい勢いで成長しているらしく、何故か誇らしい。

他人なのにね。

 




 

〇二百日目

 

 記念すべき二百日目。百日目も祝ったし、三百日目も祝う予定。

今日は祝うつもりないけどね!調律者とやらがね?首輪をつけてきたからですね。

しかもオーダーメイドだこれ。無駄に頭と都市の技術を結集してあるからそう簡単に壊れないと思う。

カインが凄い顔で見てきてて笑った。

 




 

〇二百四十二日目

 

 今日は色々あった。正確に言えば昨日だが。

霧に飲み込まれたかと思ったら、霧が晴れていた。

本当に何があったのか知らん。

・・・ウィンドウさんに聞いても知らないの一点張り。

何か隠している気がしてままならない。

 




 

〇まとめ

 

 残りページもほとんどないので、ここで一旦纏める。

この都市に来て、いろんな人と出会い、殺し、少しでも適応しようと努力した。

でも分かったのは、俺はこの都市の常識には当てはまれないということ。

カーリーに連れてこられたカルメン曰く、『都市の病に罹っていない』とのこと。

どういうことなのか、俺が転生者だからなのか。

詳しく知るためにも、俺に関わることを少しでも知るために、やはりこの刀について調べに行こうと思う。

それと今更だがこ(・)の(・)日(・)記(・)は(・)す(・)べ(・)て(・)日(・)本(・)語(・)で(・)書(・)い(・)て(・)い(・)る(・)。

この間もカーリーに読まれそうになったが、内容はわからないだろう。

俺にとって知られたくない原作に関することも書き連ねてるから、保管は慎重に行おう。




突然の没案紹介コーナー!

・ L社職員√ (没案)
 第1.5篇の後、研究所付近に直接転移。その後検査だけして、ある程度研究所の所員達と関係性を持ち、その後研究所が滅んで顔見知りの調律者も死んで・・・までの一連の流れを経験してもらう。
どの√でも煙戦争には参戦するが、この√だとロボトミーに入社することになる。
そして外で十年。来たる五十日目。
彼は、今一度問いただす。

・『アンジェラ、お前を壊す』√ (没案)
 第1.5篇の後、外殻に転移。そのままガリオンに拾われてどこかの巣の一等地に監禁される。
ガリオンが『少し大きな仕事に行ってくる』と言い残して帰ってこなくなり、原作の進行を把握する。
他の調律者によって解放され、煙戦争に参戦。
その後、図書館が不純物となった際に突撃。

・剣の担い手√ (not没案)
 第1.5篇の後、普通に事務所に帰還。第1.5篇で経過した時間とは異なり、二か月しか経っていないのが他の√とは異なる。
 この√だと研究所の面々ともそれなりに関わるし、煙戦争に参戦、その後十年の間で蜘蛛の巣や他の特色フィクサーと関わりを持つ。
そしてこの√だと、本格的に9区の巣に本部を置くことになる。
原作改変(図書館以降)の始まりだ。


まとめて更新でビビっただろ!
変にためておくよりもここで一旦休憩だよってのを示しておきたかったんでね!
1.5篇は過去に飛んでヒロイン候補と関わり持って帰ってくるを五話で纏めないといけないので展開がすっごい。で、2.5篇で外殻での依頼の話(黒い森、遺跡での話など)をしようかなと思ってます。
第二篇の話します。
第二篇は①原作通り終わりに近づく研究所②某日、音を立てて壊れるチョーカーと駆け込んでくるAB③某事務所と関わる④煙戦争⑤終戦―L社の始まり
の5部構成になる予定です。
こんな駄作・・・駄作って自分の作品を卑下するのどうなんですかね。まぁ駄作寄りだと思ってるので別にいいんですけども。
改めまして、こんな駄作の一篇をご愛読いただき、誠にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
――折れた小枝

L社職員にするとしたら・・・

  • カイン
  • アーロ
  • ディリー
  • アーロ&ディリー
  • ミュー
  • ニュー
  • ミュー&ニュー
  • 新しい剣刀事務所の所員
  • 一切内部に関わらない
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