この素晴らしい紅魔族達に祝福を!   作:すらりん

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今回はカズめぐ要素を入れました。

低クオリティですが許してください。


第二章 レッド・プリズン
第七話 この紅魔の学園に入学を!


紅魔の里の魔法学園《レッド・プリズン》

それは、魔法のエキスパートである紅魔族の子供たちに教育を施し、一人前の紅魔族にするための学園である。

 

そして、俺は今日からそんな学園に入学する。

 

今はまさに入学式の真っ只中だ。

校長がお約束のように話している。

 

「入学おめでとう、諸君ッ!ようこそ、ここが紅魔の学び舎世界最高の魔法学校、レッド・プリズンッ!」

 

とてつもないテンションだ。

しかし、生徒の俺含め誰も拍手してない...あ、後ろの教師らしき人が拍手したわ。

けどその人だけだからすごいむなしい感じがするな...。

 

「諸君らの魔道と魔術の探求に、紅の光があらんことをッ!...それでは、これより、激動の第二章、新入生の諸君らのために特別に、かみ砕いて語ろう!」

 

そして、地獄が始まった。

 

 

~3時間後~

 

 

「えー、これにて魔法学園(レッド・プリズン)起源(ジェネシス)進化(エボリューション)、三章を終わる。では、これから、四章の...」

 

と言って、校長が話を続けようとしたとき、ついに教師が止めに入った。

教師が校長を押しのけて、もう一人の教師が校長を連れ出そうとして、教師が締めの言葉を放った。

「あー、以上をもちまして、今年度の入学式を終了します」

 

校長があとちょっとだけー、と叫んでいたが、ようやく終わった、

もう完全に太陽が真上で輝いている。

 

「それでは皆さん、明日からの授業頑張ってください。遅れずに登校するように!」

 

そう言って入学式は終わった。

校長はまだなにかわめいているが、完全にスルーされている。

 

生徒達はざわつきだした。

 

「今年の生徒は8人かー、結構少ないな」

「まあ狭い里だし、見知った顔がほとんどだしな」

「どうせ名乗りは学園でやるんだし、今のうちにカッコいい名乗りを考えないとな」

「このあとうちの喫茶店で入学パーティー行く人ー」

「はーい俺はいくぞー」

「つかみんな行くだろー」

 

などと言っている。

俺はもちろん入学パーティーに行きたいのだが、

「あー、すまん、俺このあと予定あるから、入学パーティーいけないわ」

「えー、なんだよカズマ―、なにがあるんだよー」

「えーと、近所の子と買い物に行くというか...」

「歯切れが悪いなー。まあ、そういうことならまた明日な」

「ああ」

 

ふー、危ない危ない。

このあとめぐみんと買い物に行って、夜に入学パーティーをするのだが、こいつら言うと何かと彼女だとか言われて碌なことにならないのはわかりきっている。

つまり、何も言わずに去るのが得策だ。

 

そう思い、俺は帰ろうとすると、

「なあカズマ、ちょっといいか?」

 

鍛冶屋の息子のあおあおが話しかけてきた。

内心なんだよーと思いつつも、

「どうした?」

 

すると、何やら考え込んだ様子で

「あ、ごめん。やっぱなんでもないわ」

「なんだよ?まあいいや、じゃあな」

「ああ、また明日」

 

なんか話そうか迷っている様子だった。

なにを話したいんだろうか?

と、疑問に思いつつも一応みんなと一緒に学園に出てくと、

「あ、カズマ!やっと終わったんですか?長かったですね」

 

めぐみんがいた。

まずい、まずいぞ、このままでは色々とまずい!

いや、待て、よく考えてみよう。

ぶっちゃけめぐみんは近所の子、それは間違いない。

それで、一緒に買い物に行くというのも間違ってないし、このくらいはただただ仲のいい友達といった感じだ。

それに彼女だとか言われてもめぐみんと俺がどっちも否定すればどうってことない。

 

そう結論を出した俺は、同級生からの攻撃に備えた。

そして、案の定知恵だけは回る紅魔族の同級生のやつらが、

「お、なんだよカズマ、買い物ってこの子とか?」

 

やつらが...

 

「そうか、じゃあ俺たちは行くから」

「じゃあなー」

そう言って、みんな歩いて行った。

 

あれ、特になにもない。

まあ、よくよく考えてみればそうだよな。

別に俺とめぐみんは幼馴染だし、いくら美少女といえどさすがに守備範囲外だ。

あいつらもまだめぐみんは子供だし、近所の子と遊んであげているんだなーくらいに思っているんだろう。

 

俺はめぐみんの方を向く。

めぐみんも成長してきてはいるがまだまだ10歳だ。

それに、成長したのは身長だけで...

そう思ってめぐみんの胸に視線を向けると

「おい、今なぜ私の胸を見たか聞こうじゃないか!」

「いや、まあまだ10歳だ。世間一般で見たら普通だよな」

「なんですか!なにか言いたいことがあるならはっきりといえばいいじゃないですか!」

 

うん、まだ10歳だ。

これからの成長に期待しよう。

そう思い、めぐみんを落ち着かせることにした。

めぐみんを落ち着かせるのは簡単だ。

 

ステップ1、とりあえず、目をしっかり合わせて、名前を呼ぶ。

 

「めぐみん」

「な、なんですか?」

 

そうすると、落ち着いて、なにか期待した感じでこちらの方に視線を向ける。

ちょっと目が紅く光っていて最初はビビるが、別に怒っているわけじゃないはずなのでOK。

 

ステップ2、期待してこちらの方に向いてくるので、物で釣っておわり。

 

「今日の晩御飯は豪華にしよう。俺が好きなのを買ってやる」

「...ほんとですか!ならば肉が食べたいです!ここ最近はちゃんとした肉など食べていないので...」

 

そう言って乗ってくるので簡単に機嫌をとることができる。

しかし、なにか勘違いしてるのか、ちょっとがっかりしたのも感じられるが、それ以上に食べ物に食いつくので問題はない。

 

それよりもこうやってめぐみん一家の食事情を聞くと、切ない気持ちになる。

ひょいざぶろーさん、もうちょっとまともな魔道具をを作ってください。

 

そして、買い物に行こうとするが、もう昼過ぎになっていたので、紅魔族随一の定食屋に向かった。

まあ紅魔の里に定食屋なんて一軒だけしかないんだが。

 

適当に何か頼んで、腹ごしらえをした後、一緒に買い物をしていく。

 

「カズマカズマ、この野菜にしましょう。まだぴちぴちとはねていて新鮮ですよ!」

今夜はSUKIYAKIにする予定なので、鍋につかう食材を買っている。

うん、野菜が跳ねるとかなんだよって俺は思うが、これがこの世界の常識らしい。

本当にロクでも無い世界だ。

 

「ふふっ、こうして一緒に歩いていると、デートみたいで楽しいですね」

「そうか?確かに楽しいけど、デートではないだろ。せいぜい兄弟が買い物しているようにしか見えないと思う」

「そこは照れるところですよ」

 

残念ながら、美少女ではあるのだがまだ10歳。

俺の守備範囲には遠く及ばない。

それに、まだまだ色々と未発達だ。

 

「そこで私の胸に目線が行くのはなぜだか聞こうじゃないか!」

 

やばい、また同じことをやってしまった。

 

「えーと、ほ、ほら。めぐみんは美少女だからついつい見ちゃうんだよ」

 

やばい、我ながらなんてひどい言い訳だろうか。

百歩譲ってさっき思っていたことは誤魔化せても、今の発言では別なところで問題がある。

そう思いながら、なんと言い訳しようか思案してると、

「そ、そうですか。美少女だなんて照れますね。さ、さあ次はお肉を買いに行きますよ!」

 

あれ?なんか誤魔化せたぞ。

めぐみんがちょろくて助かった。

次からは物で釣りつつ、めぐみんのことをほめればいいのか。

 

次から失礼なことを考えないようにする努力は全くせずに、そんなことを考えながら、めぐみんの後について行った。

 

野菜の次は肉だが、めぐみんの家では肉を食べられることが少ないので、肉は本来の2倍買っておく。

 

またなんか切ない気持ちになってきた。

めぐみんには新しく妹もできたというのに、妹もまたひもじい生活をしないとなのか。

今度ひょいざぶろーさんを説得しよう。

 

そう決意し、暗くなっていく空を横目にめぐみんの家へと歩いて行った。

 

 

 

そうしてめぐみん家に着くと、ゆいゆいさんが出迎えてくれた。

 

「カズマさんいらっしゃい。今日はありがとうございます。これで娘達も満足できます」

 

そう言って、俺達から食材を受け取ると、台所のほうへ向かっていった。

その間、俺たちは暇なのでめぐみんとトランプをしていた。

 

「ちょっとカズマ!強すぎますよ!なんですか!神経衰弱は運ですべてのカードを揃い合わせるゲームじゃないんですよ!」

「そうはいっても、ごめんな。俺が強すぎて」

 

俺は無双していた。

俺の幸運値の高さは筋金入りだ。

俺の唯一の取柄とも言える。

 

「もう、運が大きく影響するゲームはカズマのワンサイドゲームになってしまうので違うやつにしましょう」

 

そう言って、めぐみんがトランプを片づけていると、ちょうど鍋が出来上がったようだ。

 

「できましたよ。今から主人を呼んできますので」

 

では、と言い残し、居間から出て行った。

その間に俺たちは食器を準備して、ゆいゆいさんがひょいざぶろーさんを呼んでくると、食卓に着いた。

 

そして、俺以外がすごい勢いでみんな食べ始めた。

ゆいゆいさんはこめっこにも食べさせてあげているが、ひょいざぶろーさんとめぐみんはもう一心不乱に鍋をつついている。

 

「母さん、肉はワシに任せてこっちの豆腐を食べるといい。豆腐は美容にいいと聞く。ワシは母さんにいつまでも美しくいてほしい!」

「あらあら、あなたこそ最近腰が悪くなってきたんじゃないんですか?こちらの人参はいかがですか?」

 

ゆいゆいさんとひょいざぶろーさんはお互いに肉以外を進めあっている。

というかすごいスピードで肉がなくなっていく。

一応8人前くらい買ってきたんだけどな。

 

そうして俺が鍋の取り合いを見ていると、めぐみんが

「どうしたんですか?遠慮なんていいですよ。ごちそうの時はいつものことなので。はい、カズマどうぞ」

 

そういって、めぐみんが肉を差し出してくる。

というかこれって間接キスとかいうやつでは!?

そう思ってめぐみんの方を見てみると顔が真っ赤だった。

落ち着け、俺。

相手はロリッ娘、10歳のロリッ娘だ。

なんにも思わない、だって俺はロリコンじゃない!

 

そう言い聞かせて俺は差し出された肉をぱくっと食べた。

めぐみんが真っ赤になりながら嬉しそうにしている。

ゆいゆいさんがニコニコしながらこっちをみてるのが恥ずかしい!

 

俺はこの恥ずかしさを紛らわせるために鍋をかきこんだ。

 

 

 

 

 

鍋を食べ終わった後、もうおそいから泊まっていきなさいと言われた。

正直なところ家はすぐ近いので帰るけど、なんかどこからともなく圧を感じたので、お言葉に甘えさせてもらった。

 

めぐみんの後に風呂に入って、一息つく。

俺は長風呂なので、かなり時間がたったあとに居間に戻ると、ひょいざぶろーさんが倒れて、いや、寝ていた。

こめっこも、もうゆいゆいさんの腕の中ですやすやと寝息を立てていた。

 

「あらカズマさん。いつの間に上がったんですか?主人はもう寝てしまいましたし、私たちはここで寝るので、カズマさんはどうぞこちらへ」

 

そう言われてぐいぐい押されて、とある部屋へとたどり着く。

 

「あ、あの。ここって...」

「大丈夫です。娘はもう寝てるので。では、ごゆっくりー」

 

そう言われながら俺はめぐみんの部屋に押し込まれて、

「『ロック』!」

鍵を掛けられた。

 

俺は仕方なく、部屋を見渡す。

めぐみんの部屋にはよく来たことがあり、何回か泊まったことがあるのでいつものことだと思っていると、布団が一つしかないことに気が付いた。

 

いつもは俺が準備しているのだが、今日は準備していない。

当たり前だが、めぐみんが寝ている。

 

その時、俺はあることに気づいた。

 

いかにも俺が寝れるようなスペースがあるのだ。

めぐみんの方を見ると、

「すー、すー」

と寝息を立てて寝ているように見える。

 

が、俺にはわかる。

こいつは起きてると。

 

とはいえ、俺も美少女と添い寝するのはやぶさかではない。

ぜひ寝たいという事で、特に気にもせず、めぐみんの隣へと滑り込んだ。

 

「....!」

 

今めぐみんがちょっとぴくっとした。

俺は気にせずに寝ようとしたとき、めぐみんが抱きついてきた。

めぐみんの方を見ると顔がほんのり赤くなっている。

 

というかやばい、いや、まて、落ち着け俺。

相手は美少女とはいえロリッ娘、しかも10歳だ。

子供だぞ、子供。

子供と一緒に寝ているのだ。

特に変なことはなにもない。

よし、落ち着いてきた。

 

この程度大したことはない。

なにせ小さい頃はよく一緒に寝ていたし、風呂にも入っていた。

それに比べれば大したことはない。

そう思っていると、疲れていたのか、眠気が押し寄せてきた。

ふわーっとあくびをして、めぐみんの頭に手をのせると、めぐみんがビクッとした。

 

 

 

そして、そのまま普通に寝ました。

物語のペースはどのくらいがちょうどいいですか?

  • 今くらい(少し早めかも?)
  • 今より早め(いろいろ飛ばしていく)
  • 今より遅め(めぐみんの出番を増やしたり)
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