投稿主は原作11巻まで読み終えていますので、ネタバレが嫌いで原作を未読の方はブラウザバックでお願いします。
「お兄ちゃん?どうしたのぼっーとして」
部屋でいろいろ考えていると妹の波香(なみか)が部屋に入ってきて声を掛けてきた。
波香の中学生の制服姿やお兄ちゃんと呼んでくれる姿に懐かしいと感じるのは灰原夏希の影響だろう。
「いや、少し体調が悪いみたいだ。母さんには少し寝てると伝えてくれ」
「そうなの?わかった。伝えておくよ」
波香は俺の頼みを了承すると直ぐに部屋を出ていった。
これでゆっくり考えられる。
こういった二次創作の様な現状に必ずといって直面する原作問題
一番の問題は原作の最後のアレが起こるかどうか。
現状もイレギュラー中のイレギュラーだが、原作でもタイムリープというイレギュラーだった。アレは起こる前提と考えてその時に考えよう。
主人公と意識が融合するなんてある意味一番の原作破壊だ。
アレがどの様になるかなんて想像もつかない。
次に原作の流れを再現せるか、人間関係も同じにするかどうか。
これも難しい。原作を知っているからこそ俺という異物が混じって同じ流れを作れるかというと難しい。
特に星宮陽花里(ほしみやひかり)と本宮美織(もとみやみおり)あの2人は違和感に気がつく可能性が高い。
無理に原作の流れを再現しようとするのはやめておいた方がいいだろう。
正直墓穴を掘る未来しか見えない。
では人間関係はどうだろう。
これは可能な限り頑張っていこう。
灰原夏希の青春虹色計画を実行するには原作メンバーとの関わりは必須条件だ。
原作メンバーと関わる=原作の流れを再現という意識はしないようにしよう。さっきも考えたが墓穴を掘るだけになりそうだし、そもそも台本をなぞることが良い青春なわけがない。
灰原夏希が思い描いた虹色青春計画
そして俺が思い描く後悔の無い人生
この2つを両立する事は問題なく可能だと思う。
後は原作通りでなくても関わったメンバーにはできる限り幸せになってもらいたい。
これは俺の自己満足だ。
この世界線が原作のパラレルワールド的なものなのか知る術はないが、俺という異物が迷い込んだ結果原作でより良い青春を送ったあいつらがこの世界線では送れないかもしれない。
それは絶対に後悔する。
空回りだけは避けつつできる限り頑張ろう。
さて、大まかな方針は決まった。
あとは入学式までの短期目標だけだ。
とりあえずダイエットとは必須。
他にも家出料理をさせてもらって上達の経緯を妹の波香に不自然に思われない様にしよう。
勉強も学校の勉強の予習復習、学校以外の勉強もしよう。
英会話なんかいいかもしれない。
あとはギターの練習もするべきか?
焦らずに一つ一つ確実に熟していこう。
そう、後悔のない虹色青春計画のために。