異世界、カオスな笑顔のオールスターズ   作:ミカりん

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人々が交差する、平和な街

 昔々、まだ夜空の星が魔法を語りかけていた頃。

 あるところに、オルバース島という小さな大陸がありました。

 

 

「わかった、これはあいつらにやってもらうとしよう。」

 

 オルバース島の住人、ジューダス。

 この世界に来て2年が経つのに、相変わらず退屈な毎日を過ごしているみたい。

 

 2年前に発足した人助け組織『ハムチーズ』の1人のジューダス。

 一緒に旗揚げしたヤクザの左馬刻に、学生ながら力を貸してくれたリドルとフロイド。病原菌から生まれたダルイゼン。

 他にもいるたくさんの仲間との安らぎに、胸がいっぱいみたい。

 

 

 

 

「さて、書類仕事も終わったし……行くとするか。」

 

 あれ?

 書類仕事が終わったジューダス。

 どうやらオヤツにプリンが食べたくなったみたい。

 街の外れにある出店のスイーツショップに行くために、部屋を出て受付がある大きい広間から外出しようとしてる。

 

 

 

 

「……というわけで、またあのクソ親父が変なことしに出て行ったんだよ。いつもこんなくだらない依頼ばかりして悪いね。」

「仕方ねぇよ……ったく、懲りねぇなぁあの変態オヤジは。」

 

 受付がある、大きな広間。

 おや?左馬刻が依頼を引き受けているのは、カジノのディーラーをやってる青年、シンクだね。

 シンクは、捨てられていたところを拾ってくれた義理の父親、パラガスの奇行に振り回されて、相変わらず呆れる毎日。

 今日もパラガスがマジキチスタイルで『フゥゥゥゥゥ!!!』とギュピギュピ足音を鳴らしながらナンパをしに出て行っちゃったみたい。

 左馬刻が慰めるように依頼を引き受けていたようだよ。

 

 

 

『大人のお姉さん、隣り合わせのベッドで俺と絡みあーう☆ことでもいかがかな?』

『いやあぁぁぁ!誰か助けて!!!』

 

 あーあ、パラガスがナンパをしていたのは、ハムチーズの事務所の裏路地だったみたい。

 開けてた窓から、声が丸聞こえ!

 顔を紅くして怒るシンクと呆れた左馬刻、こうしちゃいられないとすぐに止めに行っちゃった。 

 

「……くだらんな。」

 

 ソレを見たジューダス、そのまま2人が出ていった扉から外に出ていったよ。

 外に出てすぐ、『サンダーブレード!!』と叫ぶ声と『Door!』と言いながら吹き飛ばされるパラガスの声が聞こえてきた。

 あーあ、またパラガスはシンクにお仕置きされたみたい。

 知らない女の人に声をかけてはいけないね。

 

 

 

 

 

 事務所を出て街を歩くジューダス。

 4区分された街のうち、アップタウンと呼ばれる街を歩いていたら広場で騒ぎが起きてるみたい。

 

 

「きゃあぁぁぁぁ!ひったくりよ!誰か捕まえてぇぇぇ!」

「へっ、チョロいチョロい!これで美味いメシでも食いに行くぜ!」

 

 ひったくり犯です!

 商店街でピーチパイ屋を開いてるクレアさんがカバンを取られてしまいました。

 

「ひったくりだと!?仕方がないな……」

 

 あーあ、ジューダスも放っておけないから剣を抜いちゃった。

 でもすぐひったくり犯は誰かにぶつかっちゃった。

 

「……む?」

「どうしたんだい茶渡くん」

 

 ぶつかっちゃったのは、ジューダスの仲間のチャドと雨竜。

 たまたま下校中に出くわしちゃった。

 

「ひったくりよ!」

「ひったくりだって!?」

「俺に任せろ。」

 

 ひったくり犯、残念だったね。

 チャドがすぐにひったくり犯の腕を掴んで逃さないよう捕まえちゃった。

 すぐにクレアさんがやって来てお礼を言ってる。

 そうしてたら警察も駆けつけてきてすぐに現行犯逮捕されちゃった。

 

「何やってんだお前ェ!!」

「ひぃぃぃ!すみませんでしたぁぁぁ!」

 

 ひったくり犯、更についてなかったみたい。

 駆けつけた警察官は、小柄でツルツル頭が特徴のクリリンさんでした。

 クリリンに叱られて、ひったくり犯は反省してるみたい。

 ひったくりは、やらない方が良かったんじゃないかな。

 

 

 

「……行くか」

 

 剣をしまったジューダス。またスイーツショップに向けて歩き始めたよ。

 

 

 

 しばらく歩いた先は、ダウンタウンとの境目にある飲み屋街。  

 飲食店が多くて、見た目には治安が良くなさそう。

 けど、ここは1番安全なんだよね。

 

「ふぅ……昼間から花を見ながら飲む酒も美味いねぇ。」

「ようトッシュ!相変わらず飲んでるじゃねぇか!」

 

 酒場の近くにある年中咲いてくれる桜の木では、左馬刻と別のヤクザ団体を率いてるトッシュ組のトッシュ親分がまたお酒を飲んでるみたい。

 話しかけてきたのは、チャドと雨竜の知り合いで、スキンヘッドが特徴の斑目一角。

 一角もどうやら休みだから酒を飲みに来てたみたい。

 

「一角か……どうだ?今日は休みなんだろ?」

 

 トッシュ親分がお酒を誘ったみたい。

 だけどなんかまた騒ぎが起きちゃった。

 

「食い逃げだ!」

 

 近くにあったカレーショップ『オレルアン』から出てきた巨漢に角が生えた種族『ドラフ』のならず者が食い逃げをしたみたい。

 取り押さえようと騒ぎになっちゃった。

 

「今度こそ……」

 

 ジューダス、さっきすぐ解決してたの気にしてたんだ。

 また剣に手が伸びてる。

 

「美味かった美味かった!金はないけどまた来るぜ……ぐわぁぁ!」

 

 食い逃げ犯、いきなり肩から血を出して座り込んでしまったみたい。

 そのまま脚に矢を受けて動けなくなっちゃった。

 

「チッ……狙いを外しちまったか。」

「食い逃げだと……これで誰か捕まえてくれるだろうか。」

 

 肩に攻撃したのは、殺し屋のボーン・コールド。

 矢で撃ち抜いたのは、森に住んでる森の番人ジャムカ。

 

「おい……食い逃げはよせ。今ならオレが代わりに払ってやる。」

 

 食い逃げ犯のドラフに近付いたのは、さっきのクレアと一緒に働いてるピーチパイ屋のヴェイグ。

 食い逃げ犯を説得するためにわざわざ近付いたんだって。

 

「くそっ!誰が反省するか!」

 

 食い逃げ犯も諦めが悪い。 

 周りには駆けつけたトッシュ親分と一角が刀を抜いてるし、ボーン・コールドか右手のシューティング・アローを向けてるし、ジャムカも弓を構えてる。

 なのに、ヴェイグが厳しい顔をして食い逃げ犯から少し離れた瞬間にふらつく脚で逃げ出しちゃった。

 

「く、くそっ!こうなったら人質しかいねぇ!」

 

 ドラフのならず者は、そう言って近くにいたおじさんを人質にしちゃった。

 

「な、何をするんだねキミは!」

「先生!」

 

 人質に取られたのは、雨竜たちの学校で社会担当教師をしてる山野辺先生。

 近くにいたダルイゼンの声も虚しく先生はドラフのならず者に捕まっちゃった。

 

「く、来るなよ……お、俺が逃げるまで来るなよ……」

 

 でも食い逃げ犯の脚はふらつくから、逃げようとしたけど背中がまた誰かにぶつかっちゃった。

 

「……なんだ。」

 

 仮面を付けてフードをつけた青年が静かに問いかけてる。 

 食い逃げ犯、運が悪すぎるみたい。

 

「アワワワ……あ、あんた十天衆の……!」

 

 最近街にやって来て各地で人助けをしてる10人の戦士、十天衆。

 その6番の肩書を持つエルーンという種族の戦士、シスが相手になっちゃった。

 たまらず離しちゃったから山野辺先生もすぐ解放されてる。

 

「……食い逃げか、逃がすわけには行かないな。」

 

 あーあ、そう言ってシスまで構えを取り始めた。

 6人に囲まれ、近距離から遠距離まで網羅した包囲網を展開されたら、もう逃げられないよね。

 食い逃げ犯は観念したみたい。

 

「貴様……よくも我が店で食い逃げなどという狼藉を働いたな?」

「ひいぃぃぃ……!すみません!お金がなくて……」

 

 カレーショップの店長、ハーディン。

 普段はターバンをつけた優しい人だけど、こうやって怒らせるとターバンを外して怖い人になっちゃう。

 あっ!グラディウスの槍がならず者の脚を貫いちゃった!

 もう食い逃げは、したらダメだよ?

 

 ジューダス、またやることがなくなっちゃったね。

 町外れのスイーツショップに向かうことにしたみたい。

 

 

 

 ダウンタウンにやってきたジューダス。

 スイーツショップはもう目の前だね。

 ダウンタウンは闘技場が目玉だけど、出店なんかもたくさんあって楽しい場所なんだよね。

 

『俺様を超えるチャンピオンは誰だぁ!』

 

 あっ、闘技場の中継をやってるみたい!

 闘技場は、外の巨大モニターで中継が見れるようになってる。

 見て、闘技場では格闘大会が開かれてる!

 

 

『消えろ、ぶっ飛ばされんうちにな』

『逸るなヤムチャ、これはチームバトルなんだからな。』

 

 今日はタッグバトル大会が開かれてるみたい。

 戦ってるのは片方が天津流道場の天津飯師範と、その友だちヤムチャ。

 その対戦相手は誰だろう?

 

『せんせー、俺が勝つ。』

『こら、挑発しないでください。正々堂々腕を競うのですから。』

 

 あっ、ジューダスの仲間の爆豪とシローさん!

 2人が天津飯と戦うみたい!

 

『俺にやらせてくれ、ここらでお遊びはいい加減にしろってのを……』

『死ねぇぇぇ!』

 

 あーあ、ヤムチャさん、油断しちゃったみたい。 

 爆豪の一撃でもう戦闘不能になっちゃった。

 

『やはりヤムチャが1回戦を突破するのは無理なのかもしれないな……』

 

 ここでジューダス、中継を見るのを辞めてスイーツショップに向かっていった。

 そうだよね、仲間が勝つって信じてるもんね。

 

 

「ありがとうございましたー!」

 

 スイーツショップについたジューダス。

 プリンを買えて、幸せそうにしてる。

 

「ふぅ、今日もキャラメルマキアートが美味しいですね……」

「フォルトゥナよ、このキッシュを食べるが良い。まさに絶品の味よ……」

「……何故、俺まで付き合わねばならないのだ。」

「同情するよピッコロ。俺達は天司長であり神の一員なんだから仕事があるんだけどな……」

 

 あっ、スイーツショップの近くの店で、フォルトゥナ様がキャラメルマキアートを飲んでる!

 フォルトゥナ様と一緒にいるのは、他の神様たちみたい。

 ユーハバッハ様にピッコロさんに、天司長のサンダルフォンまでいる!

 彼らは、この街を守る神様たちなんだけど、よく街に降りては喫茶店巡りをしてるんだって。

 

 

 

「……さて、戻るか。」

 

 ジューダス、プリン美味しかったね。

 プリンのゴミを捨てて、また事務所に戻っていきます。

 

「……うん?」

 

 あっ、ジューダスが誰かが捨てたオモチャを拾った!

 この街の市長が出してるワッペン、ガミガミワッペンを拾ったみたい。

 

「……ダルイゼンにでもくれてやるか。」

 

 ジューダスは笑顔でしまって、笑みを浮かべてる。

 これが、この街の日常なんだよね。

 

 

 ここは平和な街、オルバースシティ。

 たくさんの人々が交差する、不思議な世界にある不思議な街。

 この街でのたくさんの出会いと思い出。

 この物語は、そんな、お話なのでした。




今回から登場したキャラの作品一覧

テイルズオブデスティニー2
ヒプノシスマイク
ツイステッドワンダーランド
ヒーリングっとプリキュア
テイルズオブジアビス
テイルズオブリバース
BLEACH
アークザラッド
グランブルーファンタジー
キン肉マンⅡ世
ファイアーエムブレム聖戦の系譜
SKET DANCE
ポケモンLEGENDS ZA

ドラゴンボールZ 燃え尽きろ!熱戦・烈戦……
パラガス「かぁん違いするな……俺はドラゴンボールでも、ブロリーMADoor!の出身なのだからなぁ〜。うぁーあっはっはっはっはっはっ!」
シンク「後書きにまで出てくるなよ親父ィ!サンダーブレード!!」
パラガス「Door!」
シンク「死になよ……これで、トドメだ!」
パラガス「うおおぉぉ、おぉっっ、自分の拾い子に殺されるとは……これもお笑いサイヤ人の運命(さだめ)か……」
シンク「これで終いだ……!疾風、雷閃舞!!」
パラガス「ふぁっはっはっはっはぁーっ(泣)……あーう☆」
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