バトルスピリッツ ドラゴン   作:ダークキング

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アルティメットだ!黒炎のラクス!

 

 

此処はバトルフィールドと呼ばれるバトルスピリッツ通称バトスピと呼ばれるカードゲームを使って戦う為の特殊な空間。この空間でカードの力は現実の物になって実体化する。そんな場所に立っているのはキュアムーンライト改めラクス・クラインである。あれから10年以上が経ち元の年齢に成長していた。ドラゴンが人の姿に擬態するのはドラゴンの基本的な技の一つ。故に今は以前と変わらぬ姿でいるのだ。唯一違うのは紫色だった髪が漆黒の黒に染り、背中には翼と尻尾が生えている。ただし以前着ていた物と違い頭に合った花の髪飾りがなく銀と紫だった衣装や長手袋、そしてブーツの色が全て黒一色に変わり。左腕に合ったリストバンドは右腕と同じ長手袋に変わり、左手胸に合った花飾りが丸い宝玉に変わっていた。ラクスが着ているのはプリキュアの衣装ではなく『バトルフォーム』と呼ばれる物でラクスが拾われ時に一緒に持ち帰った衣装の一部のデザインや色を変更してグレナダが作った物である。そして性格と記憶無く前の大人びた違い強な俺っ娘に変わっている。

 

 

???「貴様のライフは後一つ...俺様の赤きドラゴン達がそれを貰う!」

 

ラクスの対戦相手であるマグマ星人のダイルがダーク・ティラノザウラー、レックスビート・ザウラー、ランスモザウルスの3体と共は迫ってくる。対するラクスのフィールドにイグア・バギーか1体居るだけ最早絶望的な状況である

 

ダイル「フフフ、ライフがゼロになればお前の負けだ。イケーッ!“レックスビート・ザウラー”!!」

 

ダイルはレックスビート・ザウラーでトドメの一撃を仕掛ける。

 

ラクス「甘いぜ!フラッシュタイミング!“バーストシールド”!ライフで受ける!」

 

トライアングルの壁がレックスビート・ザウラーの攻撃を跳ね返す。

 

ダイル「なに〜っ!?貴様、何しやがった?」

ラクス「壁はスピリットだけじゃないぜ。これがバーストシールドの効果だ」

 

バーストシールドの効果でコスト4以上のスピリットのアタックではライフが削られなくなったのだ。

 

ダイル「なんて防御力だ!ターンエンド!」

 

ダイルはこれ以上攻撃できずエンド宣言をする。

 

ラクス「俺のターン。アルティメット発進完了だ!白のスピリットがある事で条件は完了だ!」

ダイル「な、何だ?何が来る?1

 

ダイルはラクスの出そうとしてる何にかに寒気を感じとる。

 

ラクス「白銀の守護神!“アルティメット・オーディーン”出撃だ!」

 

フィールドの床の扉が開き巨大な白銀の巨人が現れた。

 

ダイル「うわぁぁ...き、貴様ぁぁ一体何者なのだ!?」

 

アルティメット・オーディーンの登場に怯えるダイルはラクスに問いただす。

 

ラクス「俺か?俺はラクス・クライン....,黒炎のラクス!」

 

 

『アルティメット使い漆黒のラクス登場!』

 

 

ダイル「貴様...アルティメット使いだったのか!」

 

『アルティメット』それはスピリットを超えた存在。スピリットがLV1からスタートするのに対してアルティメットLV3からスタート。故に非常に高い能力を発揮する力を持っている。

 

ダイル「ええーい!」

 

ダイルはバイザーを取り出してアルティメット・オーディーンのステータスを確認する。

 

ダイル「“アルティメット・オーディーン”......BP20000LV5......LV5だと!!?」

 

LV5と言う驚愕のLVに驚くダイル。

 

ラクス「アルティメット・オーディーンの力、受けてみやがれ!」

 

オーディーンはリボルバー式グレネードを取り出してランスモザウルスに狙いを定める。

 

ラクス「撃ちやがれ!」

 

ランスモザウルスはオーディーンのグレートを連続で受けて吹っ飛ばされる。

 

ダイル「手札に戻される!?」

 

ランスモザウルスのカードは弾かれそのままダイルの手札に戻る。

 

ラクス「そう言えばお前のライフも残り1だったな」

ダイル「ギク!」

 

ラクスにそう言われた動揺するダイル。そうダイルのライフも残り1つ。

 

ラクス「お前に次のターンは無い!アルティメット・オーディーン...イケーッ!」

 

オーディーンは空高く飛び上がり空中で宙返り両手脚、そして胸のビーム砲を前方に向けたエネルギーを集める。

 

ラクス「U(アルティメット)トリガーロックオン!」

ダイル「Uトリガー!?」

 

ダイルのデッキの上のカードが弾かれオープンする

 

コスト2

ダーク・ディノニクソー

 

ラクス「ヒット!」

ダイル「おわっ!何をしてやがる!?」

 

開かれたカードは撃ち抜かれトラッシュに送られる。

 

ダイル「うわあああっ!」

 

オーディーンの放つ冷凍ビームがダーク・ティラノザウラー達に直撃する。

 

ダイル「は、は、ハックシャー!...な、何ぃぃ!」

 

ダーク・ティラノザウラー達は見事に氷付けなっていた。

 

ラクス「奴のライフを破壊しろ“アルティメット・オーディーン”!」

 

オーディーンは全身したから再びグレネードを取り出す。

 

ダイル「くっそ...ブロック!ブロックだ!......あ、あ、あれ?何故だ?カードが動かない?」

 

ダイルはダーク・ティラノザウラーでブロックしようとするがカード本体も凍っていてブロックする事ができない。

 

ラクス「これがアルティメットの力だ!」

 

オーディーンは銃口をダイルに向ける。

 

ダイル「ライフで受けます...どわわぁ!」

 

オーディーンの攻撃を連続撃ちに吹っ飛ぶ。

 

ラクス「黒く燃えるぜ俺の炎!俺より強い奴はいねえ!」

 

ラクスは勝利の決め台詞を叫びオーディーン達と勝利を喜ぶ。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

 

ダイル「ぐぅ...」

 

ラクス達はフィールドの外に戻りクレーターの様な場所に立ち。ダイルはバトルフォームが解除され両手をつく。

 

ラクス「決めたとおり宝は俺が貰うぜ」

ダイル「仕方ねぇ...」

 

ラクスはそう言ってクレーターの中心にあるクリスタルを手に取りダイルはそれを認める。

 

ラクスがクリスタルを軽く叩くとクリスタルは割れ中から1枚のカード出てくる。

 

ラクス「“ディフェンザード”か...」

 

出てきたのはコスト2のディフェンザードだった。

 

ダイル「ちっ、そんなもん賭けて戦ってバトルしてたのか!」

ラクス「貴様!俺のダチを愚弄しやがるのか!!」

ダイル「な、なんだよ...?」

 

ダイルの言葉に怒りを露わにするラクス。

 

ラクス「このカードはお前と戦った証。次にお前と戦う時はこのカードと挑む!」

 

ラクスはそう言って後ろに去っていく。

 

ダイル「次...だと?」

ラクス「お前、バトルの筋は悪くなかったぜ。力を強化して次のバトルに備えろよ」

 

ラクスは振り返ってそう言い残し背後に停めていた黄色い戦闘機『ガッツウイング1号』に乗り込んで何処かに飛んでいく。

 

ダイル「次か...おかしな奴だ...」

 

ーーーーー

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ーーー

 

1号機は宇宙に出て大気圏外で待機していた巨大母艦『アートデッセイ号』に帰還する。

 

ラクス「スカーっと勝ったぜ!」

 

1号機から降りた勝利の余韻に浸る。なお通常バトルフォームはバトルが終われば自動解除されるがラクスのバトルフォームは私服としても使えるため解除はされない。

 

グレナダ「何がスカーっと勝ったよラクス。あんな奴もう2ターンは早く勝てた筈でしょう?」

 

ラクスを出迎えるグレナダはさっきのバトル対して文句を告げる。

 

ラクス「こっちのライフが1になるのを待ってたんだよ。その方が燃えるだろう!」

 

ラクスのは1に強い拘りを持つ。

 

グレナダ「何でも1に拘り過ぎるのよ貴女は...」

ラクス「いいんだよ。それが黒炎のラクスであるこの俺ラクス・クラインの拘りなんだから!」

 

グレナダは呆れるもラクスは全く気にしない。

 

ラクス達は操縦室に移動する。

 

ラクス「エネルギー充電!」

 

ラクスがデッキをスロットにセットするとアートデッセイ号全体ににエネルギーが蓄積される。アートデッセイ号はカードの持つエネルギーによって動いているのだ。

 

ラクス「アートデッセイ号発進!」

 

ラクスはアートデッセイ号を発進させる。

 

バトルスピリッツは新時代に突入していた。今やカードは宇宙に散らばるお宝。『カードクエスター』と呼ばれる冒険者達は強いカードを求めて戦いを繰り広げている。彼らが求める物はただ一つ宇宙の何処かにあると言う『究極のバトルスピリッツ』である。

 

 

???「今日は多めに回すわね」

 

アートデッセイ号の食堂で楽しそうにピザを作っている紅い髪の少女がいた。彼女は『リアス・グレモリー』お手伝い兼カードバトル用の人型アンドロイドである。身体の91%は生体パーツで出来ているため生き物の様な感情は勿論、生き物様に食事をする事もできる。

 

リアスの隣でドリンクバーからラクス達はコーラを出して飲んでいる。

 

ラクス「ああ〜いい香りだなぁ...」

 

好物のピザの匂いにとろけた顔するラクス。

 

リアス「出来ました!」

 

リアスは焼き上がったベーコンと玉ねぎ、そしてピーマンのトマトソースピザを差し出す。

 

リアス「それじゃあ切り分けますね」

 

リアスは目にも止まらぬ速さでピザを切り分ける。

 

ラクス「それじゃあ早速頂くか!」

グレナダ「げ!」

 

ラクスがタバスコを取り出すとグレナダは嫌な顔をする。

 

ラクス「この一滴で一番上手くなる!」

グレナダ「私は自分で掛けるから私の分には掛けないでよ。アンタはいつもかけすぎるんだなら...」

ラクス「手遅れ」

グレナダ「ハブ!ぎゃあああ!」

 

ラクスにタバスコを大量に掛けたピザを口にの中に入れられ火を吹くグレナダ。

 

ラクス「でさぁ、リアス。究極のバトスピの情報はなんか拾えた?」

リアス「残念ながらありません」

 

リアスは顔を横に振って無いと答えると。

 

ラクス「ステーション行ってみるか」

グレナダ「そうね」

 

ステーションとは『カードバトルステーション』の事でカードバトラーたちが立ち寄り、バトルや情報収集を行う施設や場所の事で所謂宇宙のパーキングエリアの様な物である。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

 

ステーションに到着したラクス達はアートデッセイ号をパーキングに停めて。

 

外に出たラクス達は近くの酒場による。

 

マスター「いらっしゃ〜い」

ラクス「ちぃ〜す」

グレナダ「どうも」

 

ラクス達が中に入るとロボのマスターが出迎える。

 

マスター「おや?親客さん初めてですね」

ラクス「スターダストコーラのコークフロートのアイスで」

グレナダ「こっちはアイス抜きでお願い」

リアス「私は烏龍茶をお願いします」

マスター「かしこまりました」

 

ラクス達が注文していると隣のテレビに1人のツインテールの黒髪の女の子が映し出される。

 

リアス「あー!ミータン!」

 

彼女は大人気の宇宙アイドル兵藤ミコト。『みーたん』とは彼女の愛称。リアスは彼女の大ファンなのだ。

 

ミコト『宇宙の星屑を集め、更に美味しくなったスターダストコーラを飲んで皆んな友達なろう!』

 

リアス達「YES!みーたん!」

 

ミコトの言葉にリアスを始めとするファン達が大盛りがあり。

 

ラクス「マスター。ここらで究極のバトスピの噂て聞かない?」

マスター「聞きませんねぇ...姉さんも探してる口ですかい?究極のバトスピを?」

ラクス「まあね...」

マスター「今巷ではそれよりも白のアルティメット使いが出たって話で盛り上がってますよ」

リアス「それでしたらここに...っ」

 

リアスが白のアルティメットがラクスだと話そうとするとラクスはリアスの口を塞ぐ。

 

マスター「いらっしゃ〜い」

 

酒場にマスクを被った人物が入ってる。

 

客達「!」

 

相手がマスクを外すとそれは女の人で客達は驚いてる。しかも驚くべき事にその女の顔を勿論、着ている衣装は間違いなく勝手ラクスがムーンライトだった時に戦ったダークプリキュアその者であった。唯一違うのは黒一色だった髪に衣装、手袋とブーツが純白の白である事。

 

???「ドリームホライゾン」

マスター「かしこまりました」

 

女はラクス達から少し離れた席について注文をする。

 

ラクス『あいつ気配からして俺達と同じ地球のドラゴンの様だな...それも白竜の』

 

ラクスは彼女の放つ気配から自分と同じ地球出身のドラゴンだとだと見抜く。今の地球にはドラゴンが山の様に暮らしているがラクスの様な黒竜と彼女の様な白竜は数が僅かしか存在しない希少種なのだ。

 

ラクス「なあなあ、アイツだれだ?みんなビビってる見たいだけど?」

 

客達の反応が気になったラクスはマスターに尋ねる。

 

マスター「理由は2つありますね。1つは彼女が名の知れた女賞金稼ぎである事。そしてもう1つは彼女が今知られている賞金稼ぎの中で1番強いからです」

ラクス「......1番か...そいつは黙ってられないな」

 

彼女が1番強いと聞いたラクスは席を立ち彼女に近づく。

 

ラクス「お前1番強いんだって?」

???「強いならどうだと言うんだ?」

 

ラクスの問いに対して彼女は自分のデッキを人差し指でトンと叩いて問い返す。

 

ラクス「強い者同士が出会ったらやる事は決まってるだろう?」

???「貴様の名は?」

ラクス「ラクス・クライン......黒炎のラクスだ。お前は?」

???「白銀リリー......白炎のリリーだ」

 

女は『白銀リリー』の名と『白炎のリリー』と言うバトラーネームを名乗る。

 

 

ラクス「黒炎と白炎かぁ...1番強く燃えているのは俺の炎だな!」

リリー「貴様の宇宙の冷たい様だな」

ラクス「お前こそ強いって言っても、賞金稼ぎの中で、だろう?」

 

ラクスはリリーを挑発して腰に付けたデッキケースの蓋を開けリリーは構える。

 

客1「マジか!アイツ、アークに喧嘩売ってるぞ!」

客2「リリーの強さを本気で知らないらしいなぁ...」

客3「命知らずも良いところだ」

 

ラクスのリリーに対する態度にビビる客達。

 

ラクス「ん?なんだ?」

 

突然警報が鳴り出す。

 

モニター『緊急救難信号発進。枠祭地球...発信者『マリア・ドラグニル』現在ギルドによる襲撃を受けてカードバトルの代理を要請』

 

地球からの救難信号の様だ。地球で地球に住む者同士の争いは無くなったがこの様に他の星からのやってくる奴からの争いは未だに途絶える事がない。

 

客1「地球かぁ...助けてやりたいが相手が悪いなぁ......」

 

クエスター達は相手がアークと知り尻込みする中、リリーが代金を払って立ち去ろうとする。

 

リリー「何だ?」

ラクス「地球に行くのは俺が1番先だ!」

 

ラクスはリリーの前に立ち塞がりそう言って飛び出す。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

 

???「さあ!観念してそいつを私な。そうすれば消えてあげるわよ」

 

地球の荒野で煙を吹かす宇宙船の側で2人の少女『マリア・ドラグニル』と妹の『セレナ・ドラグニル』赤竜姉妹が3人組の女達に迫られていた。しかも驚くべき事に少女達を襲っていた三人組の女はキュアブロック、キュアマリア、キュアサンシャインの3人だった。唯一違うのは衣装の白い部分と胸のリボンに着いたブローチの色が黒く染り、両腕のリストバンドが黒い手甲に変わったいる。しかし本来生きている筈のない彼女達がこの時代に存在しているのかそれも宇宙海賊として。

 

3人の狙いはセレナが手に持っているコンパス。

 

セレナ「どうしよう姉さん...」

マリア「セレナ、ここはお姉ちゃんに任せて。ターゲット!」

黒ブロッサム達「「「!!」」」

 

黒ブロッサム達はセレナにターゲットされデッキケースを取り出す。

 

黒マリン「あたし達にバトルを挑むなんていい度胸してるわね!」

マリア「全ての人は銀河バトルスピリッツ法には逆らえないでしょう」

 

銀河バトルスピリッツ法通称『バトスピ』今の世界の共通法律。争い事は、バトルスピリッツの勝敗によって全てが決まる。一枚のカードを賭けたものから貴重なものを含むアンティルールなど多岐にわたる。負けた者は賭けたものを必ず渡さなければならない。そしてどんな善人も悪人もこの法に逆らう事は絶対に許されない。

 

黒マリン「勿論バトルは受けるけど、ただし勝ったらその宇宙コンパスを貰うわよ!」

 

黒マリンはセレナの持つコンパスを要求する。

 

マリア「わかった。その代わり私が勝ったらアンタ達の宇宙船を貰うから!」

 

マリア達は黒マリン達に壊された宇宙船の代わりとして黒マリン達の後ろにあるボールの様な宇宙船を要求する。

 

黒マリン「じゃあお互いに」

黒ブロッサム「賭ける物が決まった事で」

黒サンシャイン「私が行くよ!」

 

バトルには黒サンシャインが出る。

 

黒サンシャイン・マリア「「ゲートオープン!解放!」」

 

周囲はバトルフィールドに変わり黒サンシャインは衣装はそのまま。マリアはセーラー服型のバトルフォームに変わり。黒サンシャインはひまわり型、マリンは鳥型のバトルボードに乗り込む。

 

マリア「セレナ。コンパス大事に持っててね」

セレナ「うん」

 

バトルはマリアから始まる。

 

マリア「“ワン・ケンゴー”を召喚!」

 

果たしてラクスは間に合うのか

 

 

 

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