幼馴染がそっちの人間でした   作:炒飯仙人

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お気に入りが40間近、凄く嬉しいです
どうでもいい話ですが、黒魔は白式の対ではありません
別の機体の対になるように考えました

今回は三人称でのお話になります


番外編って言葉に興奮してしまう

 

IS学園学生寮、そこの一室から話は始まる。彼女の名前はティナ・ハミルトン。

同室の住人は鳳鈴音なのだが、正直に言うとたまにしか帰ってこない。

 

だが、ティナとしてはそれで良かった。

何故なら……その理由が彼女の幼馴染である荒屋敷豪の部屋に泊まってるからである。

年頃の彼女からしたら異性の幼馴染、ましてや世界に二人しか居ない男性適合者とは最高のシチュエーションらしい。

 

「本当に何もないの?」

 

「無いわよ、だって二人ともホモなのよ」

 

ちなみに鈴音は誤解してる。

そう、織斑一夏と荒屋敷豪の二人がホモだとだ。

確かに彼女は織斑一夏が好きだったが、本気で愛し合ってるなら応援すると幼馴染として健気なのだ。

そして豪もホモであると勘違いし、滅茶苦茶無防備である。

ちなみに豪は豪で鈴音は一夏が好きだからと思っており、もし二人の誤解が解けたら多分中国大勝利のシチュエーションだろう。

 

鈴音は豪の部屋に行くと少し散らばってる本を棚に戻し布団に寝転がりゲームを始めた。

少しすると部屋の主である豪が帰宅した。

 

「疲れた〜」

 

「お疲れ〜」

 

何ていうか、居るのが当たり前なのかツッコミは何もなしに缶のジュースを冷蔵庫から取り出した。

そして鈴音にオレンジジュースを投げ渡すと受け取り、飲みだす。

何か無言で繋がってる。

 

「夕飯何にする?」

 

「あー……エビチリチャーハン」

 

「オッケー」

 

ゲームのステージをクリアすると冷蔵庫から下ごしらえしたエビやらの食材を取り出し、炊飯器を確認する。

 

そして流石料理屋の娘だからか、流れるようにエビチリとチャーハンを手早く作り折りたたみ式のテーブルにエビチリチャーハンをのせた。

そしてインスタントの中華スープをカップに注ぎ完成だ。

 

「やっとストライカーパック完成したよ」

 

「出来たんだ、黒魔はどうなの?」

 

「破損が酷かったから大規模で取り外しだよ」

 

先日の事件で豪の専用機である黒魔はかなり破損し、両椀部や背部のウイングユニットは使用不可能レベルのダメージを負った。

なので一層のことと思い別の機体のパーツを移植し、決定力を持たせるため背部と肩パーツを変更する事で戦術を変更出来る様に改修したのだ。

 

まぁ、殆どは前回襲撃してきた謎の機体の武装等を再利用してる作りなのでお手軽らしい。

二人はダラダラと話しながら食事を終える。

 

「お風呂入るね」

 

「はいよ〜」

 

豪は布団に横になり漫画を読み始めると鈴音はタオルを取り出して入浴を始める。

此処は元は宿直室だったからか、学生用の部屋と違い広めの浴槽やらとこの部屋だけでだいたい完結するのだ。

 

漫画読んでいるとタオルを巻いただけの鈴音が出て来て、近くの棚から自身の下着とパジャマを取り出して着替える。

 

「荒屋敷さん、帰ってますか?」

 

「お、セシリーじゃんどうしたの?」

 

「ん?いらっしゃい」

 

「鈴さん?え?あ、もしかして」

 

風呂上がり、男女二人きり、それで違う想像をしてしまうセシリア。

二人は笑いながら否定し、彼女を部屋に招き入れた。

 

「ないない、流石に誤解だよ(リンリンはいっちーが好きだから俺とそうなるってあり得ないし)」

 

「無いわよ、流石にそれはね(少佐は一夏と付き合ってるしね)」

 

互いにすれ違ってて見てる側は面白いが、まぁそのすれ違いがなくなれば秒でゴールしかねないが。

3人はのんびりお茶を飲みながら話していた。

 

「豪〜」

 

そしてノックとかせずに普通に部屋に入ってくる一夏。

鈴音にはツッコまず、何故セシリアが部屋に来てるかを聞く。

それほどまでに豪の部屋に居るのが当たり前なのだろう。

 

「ゴールデンウィークの予定を尋ねておりましたの」

 

「そっか、そう言えばそろそろだよな」

 

「俺は特に予定無いけど皆は?」

 

「俺は久々に五反田食堂に行こうかなって」

 

五反田食堂、それは3人の同級生である五反田弾の実家である。

それを聞くと鈴音と豪は「ついてこうかな」と、一夏の予定に乗っかろうとした。

 

「リンリンは?」

 

「国に報告書出す以外無いかな」

 

「代表候補生って大変なんだな〜」

 

一夏は冷蔵庫から果物を取り出して皮を剥いてカットし、皿に乗せてテーブルに置いた。

そして皮はティーポットに入れて香り付けをする。

 

あまりの慣れてる作業にキョトンとするセシリアだが、幼馴染だからこうなのか?と自己完結しておく。

 

「セシリーは?」

 

「え?あ、私は国からメイドが来てくれるのでそれの対応と報告書の作成ですわ」

 

「メイド!」

 

「えぇ、私の幼馴染のメイドですわ

そろそろ国の味が恋しいと思い、わざわざイギリスから来てくれるのですわ」

 

それを聞くと一夏と鈴音は苦笑いを浮かべる。

それにはてなマークを浮かべる豪。

 

「どったの?」

 

「あー……イギリスってその……料理が独特と言うか……」

 

流石にそこら辺はデリカシーがあるからか言い淀む一夏、それに対して微笑むセシリア。

 

「世界一星付きの多い日本と、かつては世界一の料理大国の中国から見ればイギリスはあまり食事事情が良いとは言えませんわ」

 

「へ〜」

 

「ですが、それでも私にとっては育った味ですので」

 

「まぁ、故郷の味が一番よね」

 

学生らしくゴールデンウィークの予定をたてながら4人で談笑しているのだった。

ちなみに、その後は一夏と同室の箒が帰りが遅いので様子を見に来るのだった。




豪が中学時代に起こした事件
おとーり事件
ボッ◯・ザ・ロック事件
五反田弾子孫全滅事件
覗きではない覗き事件
隠さない早弁事件
学校調理事件
等々
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