幼馴染がそっちの人間でした 作:炒飯仙人
と言うかヒロイン全般がチョロくないハードモードです
なので今のセシリアは、豪が気になるけど恋愛とかそう言うのじゃないってレベルです
やぁ!クラス代表をいっちーに押し付けて気分爽快な俺だ!
手な訳で翌日の朝から始まるけど、昨日は祝賀回がありましたとさ。
ん?新聞部の先輩が来ていっちーに豊富を訪ねたら「豪が振り向く男になります」って言いやがったからチョークで絞め落としたよ。
「もうすぐクラス対抗戦だね」
「今のところ専用機持ちは一組と四組だけだから余裕だよね~」
IS学園の最初のイベント、クラス対抗戦がそろそろあるんだ。
他の生徒達は入学後最初のイベントだからかワクワクしてるが……その手に持った原稿は何かな?
俺っぽい男がいっちーっぽい男を押し倒してますけどその特級呪物について教えてくれる?
「その情報古いよ!」
教室の入り口の方から突然声が聞こえた。
クラス中の視線が向けられた先にはツインテールの女子生徒が居た。
あのツインテ……間違い無い!奴だ!!!
「二組も専用機持ちがクラス代表になったの。そう簡単には優勝出来ないから」
「鈴?お前、鈴か!?」
「リンリンじゃんか!久しぶり!」
「そうよ!中国代表候補生、凰 鈴音。今日は宣戦布告に来たってわけ!……って少佐!?
なんで少佐が此処に居るのよ!?」
「いっちーISに乗る→国「二匹目のどじょう狙うぜ!」→ところがどっこい夢じゃ無いんです!→今ココ」
そう言うと何となく理解したリンリン。
リンリンは俺といっちーの幼馴染で、もっぴーと入れ替わる感じで入学してきたんだ。
中2の辺りで家の事情で中国に帰ったんだよね。
「ねぇ〜何でゴーゴーを少佐って呼ぶの〜?」
のほほんとした女子がリンリンにそう尋ねる。
ふ……ゴースカウターは服の下を見破る超眼力、のほほんちゃんはかなりのご立派なモノをお持ちだ!
「あ〜……言っていい?」
「良いぞ」
「中学時代の生徒会選挙の時にね、コイツ公約を言う場で突然演説始めたのよ
ご丁寧に本家よろしく白い軍服とメガネをかけてね」
「ちなみに衣装は手作りです」
「アンタ、本当に無駄に器用よね」
そう褒めるなよリンリン。
「演説?どんなのだ?」
もっぴーは少し興味が出てきたのかリンリンに近づく。
ちなみにリンリンはもっぴーの正体を何となく察したのか尋ねる事はせずに話しを進めてくれた。
「少佐……」
「え?久々にあれやるの?」
「別に今更ドン引きされても問題無いでしょ?」
「いや、それは割と大問題なんですが」
「私は引かない、だからやりなさい」
リンリンは強引なところがあるんだけど、まぁなんていうか付き合い易いタイプだから割と俺の家を自由に使ってたんだよな。
俺、訳アリで親が居ないから食生活なんてカロリーメイトと野菜ジュースだけだったのを知って、リンリンの実家の料理屋で食わせてくれたり、本人が家に来て作ってくれたりしたよ。
「興味深いが授業開始の時間だ」
「んじゃ、演説はまた後日にな」
ちっぴーが声をかけるとリンリンはビックリするが、言い訳も反論もせずに教室へ戻っていった。
しかしこの時期に転校、ましてや俺が適正有りって知らないとなると国の方で手続きとか取り調べ的なので長期で拘束されてたか?
昼休み、待ちにまった昼飯の時間になると俺は食堂に向かう。
ちなみにメンバーはいっちー、もっぴー、セシリアさん、リンリンだ。
全員が好みの昼食を受け取るといい感じの席に座る。
ちなみに、いっちーともっぴーは焼き魚定食って和風なメニューを選んでセシリアさんはパスタとサンドイッチ。
俺はラーメン特盛と炒飯特盛だ。
でリンリンはラーメン。
「あ、紹介しておかないと
此方は箒、俺達の幼馴染でリンリンとは入れ替わる形で転校しちゃったんだよ」
「あ〜やっぱ、少佐と一夏がよく話してた幼馴染ね
私は鳳鈴音、中国の代表候補生よ」
「篠ノ之箒だ……一夏か?」
「えっ!?あ、いや、その……」
「なら諦めろ、ライバルが強すぎるからな」
もっぴーが何か言うと顔が真っ赤になって戸惑うリンリン。
ライバル?ヘェーヘェーヘェー俺の知能指数は凄いぞゼンモンドー二十段だ。
つまりリンリンは俺達の片方をライバルとして見ていたが、もっぴーはそれを察しIS操縦が予想より上だから手こずるって言ったのだな。
「ところで荒屋敷さん、イメージトレーニングのアニメは何なのですか?」
「んー……劇場版初代三部作かseedかWにしようかなって思ってるんだけど」
「そんなに多いのですか?」
「劇場版三部作はセシリアさんのファンネルの動きに使えそうで、seedは純粋に見て損はない作品だから
Wはセシリアさんのイメージに合うからかな」
「なら……その三部作でお願いしますわ」
「オッケー、その続編はアニメΖか劇場版Ζで全く変わるからセシリアさんの感想で変えるね」
そう言うと微笑んでくれるセシリアさん。
惚れてまうやろー!!!
「は?G入れないとかわかってないわね〜いい、ISの動きに一番取り入れられるのはGよ!」
「それを言うならオルフェンズだろ!でもセシリアさんにはファンネルがついてるから敢えてはずしたんだよ!
逆シャアまで見せたら次はユニコーンだよ!」
「宇宙世紀フルコースね、でもアナザーを忘れないで!デスティニーまで見せてその後にアレを見せて……そこからダブルオーよ!」
「くっ!?平成を彩ったビッグタイトルで攻めてくるか
だがなら此方はF91とVも追加だ!」
「ガチガチに宇宙世紀で固めてきたわね!」
「そしてつなぎに08小隊とポケ戦も追加だ」
「宇宙世紀の名作を此処で出すのね」
「敢えて初代三部作を見せて大筋を理解してもらってからサイドストーリーを見てもらう」
ちなみにリンリンがどうしてこの話についてこれるのかと言うと、そもそも俺がアニメにハマった理由がリンリンパパから初代全話を教えてもらったからだ。
つまり、リンリンパパが俺の師匠であり、リンリンは姉弟子みたいな立場なのだ。
「その後はどうするつもり?」
「ハマったらリアルからスーパー路線も勧めてみるつもりだ
後はフルメタみたいなリアル戦争ものもね」
「えげつないわね」
「そしていい感じに煮詰まったらスパロボとGジェネだよ」
俺とリンリンは互いにフィストバンプして一人を沼に沈める算段を整えた。
セシリアさんは何を言ってるのか分からないからか、終始ハテナマークが頭に浮かんでいるがそれはご愛嬌だ。
実際、これでイメージを掴めるのは事実だから俺は嘘は言っていない!
全員が昼食を終え、食器を片付けるとのんびり中庭でデザートを楽しむ。
「あ、荒屋敷さん……まだ食べれますの?」
「ん?おにぎりはデザートだよ」
「あ〜……イギリスの子は知らないのか
少佐ってさ……滅茶苦茶食うよ」
「賞金欲しさに大食い店に小学生の時から通ってたな」
「だから豪は基本的に自炊してたよな」
失礼な!アレは金が無いから稼ぐ為の行為だ!
「まぁ、その食いっぷりをお父さんが気に入っちゃって少佐にガンガン食べさせるのよ
一番凄い時なんて来てたお客さんが面白がって「支払いは此方がするからドンドン出してよ」なんて有ったわね」
「佐橋のじっちゃんだろ?覚えてる覚えてる、家族皆少食だから俺みたくガツガツ食べるのを見ると奢りたい衝動に駆られるなんて言ってたな」
ちなみに奢られた後は佐橋のじっちゃんの家にたまに行ってはお手伝いしてたからな。
アレだ、給料の前借りみたいなものだって言い訳してたよ。
「それでよく太りませんわね」
「その分動いてたしね」
知り合い経由での朝は新聞配達、昼は内職、夜は時間ギリギリまで荷物の積み込み。
あくまでもバイトじゃなくて、知り合いが困ってたから『個人的に助けた』であって相手は知り合いが助けてくれたから『感謝として色々あげた』って労働じゃなくてお手伝いしたお駄賃みたいなものだよ。
雇用労働じゃねぇよ、あくまでも知り合いのお手伝いだ。
デザートを食べ終えるとリンリンはベンチに背中を預ける。
「あ〜少佐が居るんだったら乱に自慢しないとね」
「乱?」
いっちーは知らないのか。
「リンリンの従姉妹で何度か遊んだ事あるんだよ
弾が蘭ちゃん溺愛してる理由がよくわかるぜ」
「そうなの?」
「可愛いし子犬みたいにくっついてきてさぁ、いやぁランランは可愛かったぜ」
「少佐、言い方が変態っぽい」
「変態っぽいとはなんだ変態っぽいとは!
俺は変態だが変態だとしても変態という名の紳士だからな!ランランは妹オーラ全開で可愛いって言ってるんだ!」
リンリンは呆れながら「はいはい」と流してくる。
でもランランは本当に可愛くてな、小学生くらいだったかな?あんなに中国語で怖い怖い言いながら俺についてきてくれてさぁ……守らなきゃって使命感に満ちたね。
仲良く談笑を終え教室に戻り、放課後は俺とリンリンでセシリアさんをアニメの沼に沈める為に頑張りましたよ。
なんと、豪からの評価が一番高いのはAB出のランランこと鳳乱音でした。
まぁ、幼い時のまだ鈴音大好きな時のだったら破壊力は計り知れないですよね。
コレが台湾の最終兵器か……