見た目は仮面ライダーデモンズだけど親愛なる隣人スパイダーマンでやります   作:hachi hachi

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いよいよ主人公がクモに噛まれる話になります!


2話:研究所と蜘蛛

 

学校を向かうべく賑やかな街中を歩いていると肩にタッチされて横を見る。

 

???「ユウトおはよう!」

 

ユウト「おはようダニー」

 

挨拶してくれたのは中学校からの親友のダニエル。ユウトは親しみをこめてダニーっと呼んでいる。

 

ダニー「今日って研究所の見学があるんだっけ?」

 

ユウト「そうだよ……しかも有名な会社のところ」

 

ダニー「マジか……しかもさ〜なんか悪い噂があるって」

 

ユウト「どんな噂?」

 

ダニー「その研究所の裏では……人体実験をやってる噂だって」コソコソ

 

ユウト「さすがに噂だろ」コソコソ

 

ダニー「けど会社の入り口で怪しそうなシスターの格好した人物居たって」コソコソ

 

ユウト「教会のシスター?」コソコソ

 

ダニー「そのシスターだ」コソコソ

 

ユウト「確かに………怪しいね」コソコソ

 

ダニー「だろー……しかもそのシスターさ」コソコソ

 

ユウト「………うん…」

 

ダニー「………おっぱい大きいらしい」コソコソ

 

ユウト「それはやめろ」コツッ

 

ダニー「悪かったって!でも噂は本当らしいぞ」

 

二人は今日の見学に行く場所に噂話を小声で喋りながらダニーのふざけた発言を聞いて肩を小突く。歩きながら喋っている内に学校に着いて校門を通る。そこでダニーは一人の女子を見る。

 

ダニー「……………」

 

ユウト「告白しないの?」

 

ダニー「ちょっ!……それは急すぎる!」

 

ユウトは気付いていた。同じクラスの女子マリーは可愛いくて優しいところにダニーは惚れていた。

 

ダニー「……まだ友達になってない…」

 

ユウト「だったら今日の見学で声をかけなよ」

 

ダニー「それは………でも……う〜ん…」

 

ユウト「大丈夫……ダニーならきっと出来る…」

 

ダニー「……………分かった……やってみるよ……」

 

ユウト「ああ…きっと仲良くなるよ」

 

二人は互いに握手して

 

握り合って

 

離して掌を合わせて

 

グータッチして

 

腕をタッチして

 

掌をタッチして

 

またグータッチして

 

ピストルハンド

 

二人にとっての親友の証、ハンドシェイクをする。学校内を入り廊下を歩いて自分達が使用しているロッカーに着いてからダイヤル式の鍵を回して開ける。

 

ダニー「そういえば今日の放課後空いてる?」

 

ユウト「いや急いで叔父さんの手伝いをする」

 

ダニー「ほんと、いい子ちゃんだね」

 

ユウト「そうかな?」

 

ユウトにとって家族の手伝いするのは当たり前になっている。あの日、両親は帰って来ないままユウトは更に家族を大切することを決意した。

 

ダニー「まぁ気持ちは分かるよ……家族と離れたくないってことだろ?」

 

ユウト「………うん……………また失うのが…怖くて………」

 

ダニー「………そうだな…」

 

寂しそうな顔をしているユウトのことをほっとけない気持ちになって、慰めるように片手で背中を軽く2回叩く。

 

授業をいつも通り真面目にやってお昼になったころにユウトとダニーは食堂に向かってテーブル席を座った後、食べ始めるがダニーは食べながら好きな女子マリーを見ている。

 

ダニー「はぁ………マリーさん………」

 

ユウト「………あんまりじっと見ない方がいいよ」

 

ダニー「…わ…分かってるよ………気をつけてるからな」

 

ユウト「だといいけど………………マリーさんこっち見てるよ」

 

ダニー「えっ!?………あっほんとだ!」

 

ユウト「しかも手を振ってるよ………ほら!ダニーも振って」

 

ダニー「あ、ああ……」

 

ユウトに言われた通りにダニーは笑顔で手を振る。すると向こうのマリーも笑顔になる。

 

ダニー「………マリーさん………俺に手を振ったよな………」

 

ユウト「うん、後ろ確認したけど誰も手を振ってなかった」

 

ダニー「………………………よっし!」

 

ダニーは嬉しさのあまりにガッツポーズをする。

 

ユウト「良かったねダニー、この後の見学が楽しみだ」

 

ダニー「ああ………楽しみすぎる」

 

二人は昼食終わって食堂から教室に移動する。必要がある物を持ってロッカーに向かいバックを持ちながら、これから行く研究所の見学に行くためバスに乗る。バスで20分乗って、目的地である研究会社のビルに着く。

 

教師「いいか、これから見学では私語は謹んで勝手に行動しないように!」

 

教師と生徒たちは会社の中に入る。受付の近くに案内役の女性が近づいてくる。

 

案内「こんにちは、みなさんの案内を担当するレイチェルです。研究所内ではあらゆる最先端があることをみなさんにご説明します。此方へ。」

 

案内のレイチェルが歩き出すと教師と生徒たちは従って歩き出す。スライド式のドアが開いて中に入っていくと白衣を着ている研究者と最先端の機械がある。

 

レイチェル「ここでは生物の遺伝子を研究しているエリアです。」

 

レイチェルが歩くとエリア内を最初に来たのはトカゲがいる場所。

 

レイチェル「みなさんはご存知かもしれませんがトカゲの再生能力は………」

 

ダニー「見ろよあれ………デカいな」コソコソ

 

ユウト「あれも尻尾が切れたら生えてくるのかな?」コソコソ

 

ダニー「そうじゃなかったらここに居ないだろ?」コソコソ

 

二人は少し離れたところに小声で話している。レイチェルはトカゲの説明を終わって移動する。

 

レイチェル「次はクモについて説明させます」

 

ユウト「ダニー…そこ」コソコソ

 

ダニー「ん?………っ!」

 

ユウトの指をさした先にマリーがいてダニーは一気に緊張する。

 

レイチェル「ネットウェブスパイダーはその糸の強さは橋をかける時に使用する……」

 

ユウト「今なら話かけるチャンスだよ」コソコソ

 

ダニー「だ…大丈夫……だよな?…」コソコソ

 

ユウト「大丈夫…自分を信じて…」コソコソ

 

ダニー「…………分かった」

 

ユウトに背中を押されてダニーはゆっくりマリーに近づく。

 

ダニー「……その………クモ…興味あるの?」

 

マリー「…ええ……少しだけね…」

 

ダニー「そうなんだ……俺も……興味あるよ」

 

マリー「そうなの!……私だけかと思った」

 

ダニーは焦らないように話をしてマリーと楽しく喋る。

 

レイチェル「そこでこちらの15匹のクモは……ん?…………1匹足りない?」

 

マリー「どうしたのかな?」

 

ダニー「………よく見たら1匹居ないな」

 

マリー「えっ………ほんとだ」

 

レイチェル「おそらく研究員の方が持って行ったのでしょう」

 

ガラスケースの中に本当は15匹居るはずが1匹足りなかったことをレイチェルは少し困惑した。

 

ダニー「あっ…その……俺は……」

 

マリー「ダニエル…でしょ」

 

ダニー「知ってたの?」

 

マリー「クラスの人達の名前は覚えてるよ」

 

ダニー「そっか……ま…マリーって……呼んで大丈夫?」

 

マリー「もちろん!貴方のことは、なんて呼べばいい?」

 

ダニー「ダニエルでもいいよ…………親しい友人からはダニーって呼んでもらってる。」

 

マリー「分かった…よろしくねダニー」

 

ダニー「っ!………あ…ああ……よろしく……マリー…」

 

ダニーとマリーは仲良く話して二人だけの空間になって、ユウトは少し離れたところから見守る。しかし上からゆっくり糸を垂らして徐々に降りてくるクモをユウトは気づいていない。全身が黒く赤い線の模様のクモはユウトの右袖に降りて少しずつ降りて右手の甲を止まって、そのまま牙を出して噛む。

 

ユウト「っ!痛!」

 

一瞬の痛みを感じ反射で手を払う。振り払って落ちたクモはそのまま歩き出す。

 

教師「ユウト列から離れているぞ!」

 

ユウト「あっ…すみません!」

 

少し痛みを感じながら生徒たちの列に戻る。上の階から先ほどユウトがクモに噛まれたところを見ていた人物がいる。その人物は教会のシスターの格好して顔にベールで隠されていて十字架のようなマークがある。だが服の一部に文字が書かれている。

 

 

 

   V.T.C




はい…ようやくV.T.Cを出しました!次の話は悲劇になってしまうかもしれません(汗)

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