色んな人の脳を焼きすぎて重い感情を向けられてる余命僅かなホロウレイダーの終活 作:如月トッポ
変な過去編長すぎる…、今回で切って本編次回戻ります
自分も持て余したよね、この回、お互い強さではってるから無闇に終わらせる訳にもいかないし……。
ブルアカの小説書いてても思ったけど戦闘書くの嫌い……。
第九話 あらやだ絶体絶命
「そろそろ見逃してくれませんかね...」
「逃がすと思うか?」
「ですよね.....」
俺は薄い望みにかけてそんなことを聞くが普通に一刀両断された、てか誇張抜きに油断したら俺自身も一刀両断されそうなのは内緒。
「邪兎屋やプロキシに逃げられてしまった、お前だけでも連行させてもらう」
「あ~お......」
はい、なんなら自分がみんな逃がしたせいでこいつだけでも絶殺状態入ってました本当に終わりですみんな今までありがとうございました。
「ってうお!?!?」
油断してると次の瞬間また首に向け閃光が走っていた、俺は咄嗟に膝を抜いて姿勢を落として躱し、距離をとる。
そして今のうおは断じて冷笑ではない、断じて(冷笑嫌い)
「むぅ....これも躱すか、武人ならば正々堂々受けたらどうだ」
「おま言う?」
あんた今不意打ちしたよな?え?おまえ武人だよね?
「(そっちがやるならこっちも...)」
俺はジャケットの内側にストックしている投げナイフをいくつかぶん投げる、右へと避けるように。
「投擲か、達者なものだ」
「そりゃどうも」
思った通り右へと避けてくれた(雅目線左だが)
武人とはそれぞれの武術を、流派を極める者、武術における動きや型は合理を突き詰めた体の動かし方、強い者ほど基本に忠実で、動きが読みやすい。
こいつ(雅)の場合、普通は無理だろという択を無理やり通してくるからあれだが、取る行動さえ誘導してしまえば、読める。
「(かかった...!)」
「む....?」
俺は仕掛けていたワイヤーを引っ張る、すると弛んでいたワイヤーが締まり、雅の両手首...両足首にワイヤーが巻き付き行動が制限される。
「(一度きりのチャンス!)」
相手は虚狩り、それに戦って化け物なのは重々承知、恐らく一度きりの初見殺し、最大限利用させてもらう。
「覚悟...」
「っ...!」
俺が刀を振り上げると雅が呼応するように刀を振り上げた、いや、なんで先に動いたはずなのに殆ど俺と同速で刀上段で構えれてるんだ....。
と、そんなことはどうでもいい、俺と雅は同時に刀を振り下ろす、が、雅の腕はすぐ止まってしまった、腕が加速しきる前にワイヤーによって阻まれ。
「(このまま斬ったらワイヤーも斬るかもか...)」
俺はそう思い刀をわざと逸らし、雅の伸びた腕、間合いの更に内側、そこのがら空きな部分に上段へ、顎への蹴り上げを放つ。
「惜しいな」
が、その蹴りはわずかに外れた、いや、外された、だが正直想定内。
「どうかな」
俺は即座に立て直し、雅の刀をぶっ叩いて弾き飛ばした。
「な.....」
「(よし!これでとりあえず...)」
人間は成功した瞬間、勝ったと思った瞬間に一番油断する。
ブチッ
そんな音が聞こえた。
「え....」
次の瞬間、側頭部に何かがめり込む感覚と共に天地が廻り身体が吹き飛んだ。
「クソッ」
俺は即座に身を捩り、腕と足を使いブレーキをかける、砂埃が舞い、砂利が服を...皮膚を、肉を抉っていく。
勢いをある程度殺し、二本の足で立つ、未だに世界が回っている...脳震盪か?
そんな疑問と頭を軽く抱えながら立ち上がり前を向く、すると、そこには既に刀を振り上げている雅がいた。
「っ!」
俺は咄嗟に刀を構えるが、受けの体勢に入る前に刀が振り下ろされた。
「......あ」
全身が硬直した、成すすべがない、死を覚悟した....が。
刀は肉を裂かず、代わりに俺の手から刀が凄い勢いで弾き飛ばされた。
「お前に出来ることは私にもできる」
「なっ...」
雅はそんな挑発ともとれそうな言葉を自慢げに放つ、俺は色々と理解できず、刀を構えていたままの構えで呆然としているとそのまま刃が首に当てられた。
「どうやら私の価値のようだな、ホロウレイダー....トア...だったな」
「......まじか」
そうして俺は人生で初めて人に負けた
「雅さん.....でしたよね」
「?、そうだが」
「あの.....刀の回収くらいさせてくれません?」
「断る、刀ならこちらで回収しとくから安心しろ」
「.......」
「.......」
「雅さん」
「なんだ?」
「なぜ自分の腕をわざわざ掴むんですか?」
「これが一番逃げられるリスクが少ないからだ」
「.....さいですか」
現在、俺は星見雅に負けて連行されている、なぜか腕をつかまれながらね....、いや、なんで?なんか駄々こねて連れてかれてる子供みたいで嫌なんだけど、なんか普通の手錠より惨めだし.....。
「にしても」
「?」
「お前...強いな、動きに無駄がなかった」
「.....どうも」
普段は無駄ばっかりのカッコいい動きが好きなんですけどね....それする余裕なかったし、というかそれでもなお負けたし......。
「正直ここまで私と剣を交えた奴は初めてだ、ホロウレイダーにしておくには勿体ない」
「......どうも」
え?何?いきなりべた褒めするじゃん、何?怖いんだけど!?強者の余裕ってやつ?それとも何?DV彼氏的なあれ?暴力振るった後に突然優しくなる的な?どっちにしろこわ....。
と、そんな感じで連行されていると、割とすぐにそれは起きた。
「....ん?」
「......む?」
なんか向かいから凄い勢いでバイクが向かってきてる、おそらく最初に銃撃してたやつらの増援かな?
「.....増援か」
「....そうですね」
「お前のか?」
「なんでそうなる!!?!!?!」
あまりの素っ頓狂な言葉に大声を出してしまった、いや、お前まだその区別ついてないのかよ、いい加減にしてくれ、これに負けたのか....俺は。
そんなこんなでわ〜わ〜騒いでいるとバイクの集団がどんどん近づいて.....そのまま通り過ぎて行ってしまった。
ただ、何かを落として。
「.....行ってしまったか」
「.....何か落としていきませんでした?」
「そうか?確認してみるか」
「そうですね.....」
少し探すとそれはあった、カチカチと音を立てる、大きないかにもな物が。
「これは.....」
「十中八九爆弾ですね」
「「........」」
「....逃げるぞ」
「了解」
俺と雅は示し合わせたように後ろを振り返り同時に走り出した、と殆ど同時に爆弾は炸裂した。
「っ........」
俺の意識は全身の痛みで目を覚ました、気分が悪い.....、何が起きた....。
「む、目が覚めたか」
「.......」
体を起こす前に美少女の顔面が目に映った、そしてその美少女こと雅の姿を見て急激に記憶を取り戻した。
正直、これが敵でなおかつ爆発による気絶からの目覚めでなかったら最高の目覚めだったのだが。
「.......状況は」
「どうやらここはホロウ内部のようだ、早急に脱出しなければならない」
「さいですか....」
追加、更にホロウ内部じゃなきゃ最高の目覚めだった。
「......せめて刀とってきてくれない?」
「断る、逃げるだろう...第一に、私が弾き飛ばした刀の場所がわかるのか?」
「そもそもこの怪我じゃ動けないし......刀の場所ならそこの道を突き当りまで行って右曲がってまっすぐ二個目の曲道で反対向いてまっすぐ行って二個目の曲道を左行ったらある」
「.......それは信用していいのか?」
「嘘つく理由もない」
ホロウの中、自分もホロウに慣れているとはいえ虚狩り様から離れるのはメリットよりデメリットの方が大きすぎる。
「...それもそうか、間違っても逃げるなよ」
「だから逃げる体力もない....」
「........そうか」
そう言い残し雅が俺の指示した道を通っていった、アホかな?
「(とりま....応急処置しよ...)」
そして俺は持っているもので最低限の応急手当をした、てかあいつ殆ど怪我なかった気がするのだが、化け物か?
そんなこんなで数分後~~~
「む.....ここは...」
「あ、帰ってきた」
アホな虚狩り様が帰ってきた、当の雅は怪訝な顔をしている。
「なぜここにいる?」
「いや、あんたが帰ってきたんでしょうよ」
「....まて...お前はそこの道を突き当りまで行って右曲がってまっすぐ二個目の曲道で反対向いてまっすぐ行って二個目の曲道を左行ったらある、と言ったよな?」
「うん」
「そこを突き当りに行き右に曲がる」
「うん」
「そしてまっすぐ行き二個目のところで反対方向へ振り返り、」
「うん」
「二個目の曲道を左に行くと」
「うん、お帰り」
雅は一個一個確認をしていき怪訝な顔をしている、本当に騙されんのね、この子、そりゃニコに騙されますわ。
「 」
「ごめんごめんごめん」
流石に気ずいたっぽくて胸倉掴んできた、こわい.....。
刀の鞘
・これも知能化してる
・トアのエーテルが無ければ抜刀出来ない、そのためわざと抜刀せず鈍器としても使える
・戦闘で使いたかったがタイミングがなく没
やっと本編戻れるね……、長くし過ぎた…。
本編みたい人は評価とか感想お願いします……。
評価を赤に戻したい今日この頃
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