特急「やくも」松江玉造殺人事件   作:新庄雄太郎

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そして、我々は所轄の松江警察署で事情を聴くことにした。


第5章 鉄壁のアリバイ

そして、我々は所轄の松江警察署で事情聴取を行う事になった。

 

島根県警・松江警察署

 

「どうも、お待たせしました私は島根県警の安来と言います、そして隣が私の部下の椿刑事、そして松江署の広瀬刑事です。」

 

と、安来刑事は言った。

 

「どうもお世話をかけます、私は南と言います。」

 

「あなたが南 達仁さんですね。」

 

「ええ。」

 

「では、さっそく話を聞かせてください。」

 

早速、旅行客に話を聞くことにした。

 

「私は、月照寺へ行って金の像とカマキリを見て俳句を考えました。」

 

と、柳川は言う。

 

「私は塩見縄手の武家屋敷へ行って、休憩所で秋の風景を見ました。」

 

と、山口は言った。

 

「僕は、ルイス・C・ティファニー庭園美術館へ行って、鹿の窓を見ていました。」

 

と、秋山は言った。

 

因みに、加藤は県立美術館へ行っていたことが分かった。

 

「なるほど、つまり俳句会のメンバーには鉄壁のアリバイがあるのか。」

 

「ええ。」

 

「メンバーはすべて、白か。」

 

と、椿刑事は言った。

 

「ええ。」

 

「という事は、4人のはアリバイがあるから犯行は無理だよ。」

 

と、中居は南と広瀬と安来に言った。

 

「うーむ、それもそうだな。」

 

一方、武蔵は武家屋敷へ向かった。

 

「ああ、この女性なら来ていましたよ。」

 

「ええ、本当ですか?。」

 

「うん、間違いないよ。」

 

「そうですか。」

 

早速、武蔵は松江署に戻って南に報告した。

 

「どうだった。」

 

「やはり、裏付けありだったよ。」

 

「そうか。」

 

「武家屋敷と月照寺も確認したら11時ごろに来ていたことは確かだよ。」

 

「ところで、熊本で起きた事件の方はどうなったんですか。」

 

と、広瀬刑事は言った。

 

「ええ、一応調べてはいますが。」

 

「そうか。」

 

そして、翌日。

 

南か特捜班にやって来た。

 

「なるほど、被害者の牛窪と熊本で殺害された倉本と事件の関連が関係しているのか。」

 

と、高杉は言った。

 

「ええ、島根県警では今後も捜査に協力したいと言っていました。」

 

「そうか。」

 

「それで、殺害された牛窪は鈍器による撲殺です。」

 

「ほう、撲殺か、という事は熊本で起きた殺人も関連している可能性がありますね。」

 

と、南は言った。

 

「何か列車トリックがある筈だ。」

 

「ああ、それも考えられるな。」

 

「ええ。」

 

「ところで、どうでした?。」

 

「えっ、何を。」

 

「新型の「やくも」ですよ。」

 

と、高山は言った。

 

「うん、凄く乗り心地よかったよ。」

 

「何しろ、新型273系「やくも」は全車指定席だからな。」

 

「私もいつか乗ってみたいわ。」

 

と、小海は言った。

 

「ああ。」

 

 




4人の中に、犯人が。

そして、犯人が使った列車トリックとは?
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