いつものごとく、頭をからっぽにしてから見てね!
時は20XX年、ある時に通常火器があまり効かず、人型だが、機械やほかの生物がアーマーのようになっていたり、融合したかのような異様な見た目から「ビザー」と名付けられた怪物が急に何処からか現れた。
始め、ビジーは硬いだけだった。人型故、急所や足を破壊できれば一般的な銃火器で倒せたり、足止めは十分できた。しかしあちらもそのままではなく、月を追うごとにどんどん特色のあるビジーが増え、銃火器だけではもはや太刀打ち出来ない状況となった。
当然、発生地区ごとの爆破も試されたが、結果は地区に着く前に爆弾ごと破壊され、届かぬまま終わった。
幸いにも一番初めに発生し始めた地区から何故か出ず、これ幸いとその地区に高い壁を設置、常時監視をしつつ封鎖し、ビシーに効果的な兵器を開発していた。
それから数年、 発生地区に動きがあり、徐々に外へと出ようとしている動きが見られ始め、一人の科学者と一人の幼き少女が全くの逆方向から、同じ目標をかかげて入った。
少女は対ビシー兵器として変身できるステッキと補助アイテムをいくつか持ち、国からのバックアップを受け、手続きをし、入っていった。
【アーアー、きこえるかい、おちびさん?】
「うん、ばっちり」
【良かった。でも、再三聞くようで悪いが、本当に良かったのかい…君のようなおちびさんが、こんな、殺伐とした場所に…】
「うん、だって私、志願したもの」
【それをOKしちゃう上も何考えてんだかって話なんだけどねぇ…まぁ、もう行っちゃったから言わないよ。で、そっちはどう?まだスーツ要らなそう?】
「うん、普通」
【はいよ、そしたら確認。もしビシーに出会ったら?】
「変身して撲殺」
【いや撲殺は言ってないけども】
「…?」
【何が悪いの?みたいな反応されても…まぁいいや、変身してない時は変身してる時より当然全てが違うからね。くれぐれも無茶しないように、安全にね】
「はーい…」
【…こちらからも見てるし、幸いGPSでも追えるから、しっかり分かるからね!気をつけて】
「うん、分かった。いってきます」
【はい、気をつけてね…】
かたや科学者は全くの認可も無ければバックアップも無し、自作の銃火器とその場の機転でという、ほぼ生身で入っていった。
「いやー、片田舎からここまで何時間かかったか…肩も腰もばーっきばっきだわなぁ!」
「さて、一応この近くのサンプルと、武器の手入れと、あと記録用の撮影もしなきゃな…」
「…やっぱり、明らかにここで弾を作るのが簡単だったかぁ。んじゃ、まず間違いなく、俺の仮説が合ってるって証拠だな」
「あれ、ドローンもう起動してたわ!うわー!独り言全部入ってるだろうなぁー!ハズカチーぃ!」
「さてじゃ!改めまして…攻略開始!」
逆方向から、正反対の立場で発生地区に入った2人。2人の目標はただ一つ
「「身内を探し出し、このビシー発生地区を根絶やしにすること」」
2人はただ、前に進む
つづかない