「「…………」」
零斗が居なくなってから2人はおかしくなっていた。
「……ホシノちゃん」
「……どうしました?ユメ先輩」
「私ね……零斗くんが好きなんだ」
「……私もです」
「……だからね」
「…」
「あの巨大ヘビは絶対に許さない」
「そうですね。零斗が私たちに怪我をさせたくないと言ってきても………これだけは」
「「絶対にあのヘビだけは地獄に落とす」」
ユメとホシノはビナーを絶対に殺すと決めた。けど、その願いは届きそうになかった。
なぜなら———
◇◆◇◆◇◆
数日前……
「クックック……ビナーとの戦いで面白いものが見れました。まさか彼から
黒いスーツの男は零斗が戦った場所に来ていた。そこには———
天は裂け、地面は割れ、そして———真っ二つになったビナーが居たのだから。
そう、この男。零斗が戦い終わった後すぐにビナーの死体を回収したのだから。
「………戦神アレスの神秘が反転するとこうなる事が分かりました。…しかし、やはり………何処かで見た事ありますね。…………息子は元気でしょうか…………………?今自分は何と言ったのでしょう……………まぁいいです。彼のことになると変に頭痛がしたり、これでいいのか葛藤しそうになるので、ここまでにしときましょう。また、彼がこの地に来たら考えましょう」
黒いスーツの男はそう言い残し、その場を後にするのだった。
◇◆◇◆◇◆
ゲヘナにて………
「嘘……」
ヒナは今見た情報に動揺と怒りが出ていた。
「………」
(「困った時は俺が助けてやるから」「ヒナは少しは俺に甘えてもいいんだそ?」「それだけなんか!?飯は!?待ってろ!今作ってやるから!」「ヒナはいい匂いするな…………待って、今なんて言った俺。待て!語弊がある!頼む!訴えないでくれ!」「ヒナ………差し入れ持ってきたぞ。一緒に食おうぜ」)
「……………許さない」
誰?彼を殺したの?絶対に報いを受けさせてやる。見つけ出して、この世に生まれてきたことを後悔させてやる。
ヒナは感情は面には出さなかったものの、密かに憎悪を秘めていた。
◇◆◇◆◇◆
…………くそっ!アイツはどうなった
「おい!誰かいるぞ!」
「誰だ?門主様の庭に忍び込んでくるやつは?」
ビナーはどうなった?倒せたのか?ユメ先輩は無事だったか?
「?………!?おい!倒れているぞ!」
「倒れている?一体誰が……って男の人!?」
………うるさいな………………………………誰か分からないけど。
「一先ずは門主様に連絡を」
「分かった!」
もう………意識が……………
第一部 原作前 アビドス編 完
次回 第二部
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そのままでいい
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どっちでもいい