「……は?」
連邦生徒会長?何でここにいんだよ。ブラックマーケットには手を出さないんじゃないのか?どうなっている。
「……何でここにいるんだ?」
「それはですね………」
「暇だったからです!!」
「……ゑ?」
暇だったから来るってなんだよ。それ。
「それに私、連邦生徒会長って言いましたが次期ですね!もう会長は確定で決まってますがね!!」
訳すると会長になる事はほぼ確定していて、書類仕事が終わったからこっちに来て遊びに来たってことか………何してんだ。
「てか働くって言っても俺が何しようとしてるのか分かるのか?」
「何でも屋か傭兵ですよね?」
何で分かんだよ怖いな。
「それに実際に男の人見たいと思ってましたから」
「絶対それが1番の目的だろ」
「そらそうですよ!キヴォトスで探しても居ない男の人なんて見たいに決まってます!」
「………それにそんなカッコいい人だとは思わなかったですよ」
最後の方、なんかボソッと言ってて分からんかったな。
「なんか言ったか?」
「何も言ってないですよーだ!」
何で不貞腐れてんだよ。
◇◆◇◆◇◆
「さて、一旦この話は置いておいて少し大事な話をしましょうか」
「零斗さんにお聞きしておきます。あなたは何を目的として生きていますか?」
その一言を機に先程まであった空気の緩みが消え、澄んだ瞳がこちらを射抜き張り詰めた雰囲気へと変化する。
先程までとは違う真剣な眼差しで俺を見つめている。
他の生徒にはないこの緊張感、俺は初めて超人をこの目で見たかもしれない。
「私は仮にも連邦生徒会に所属しています。なのでギヴォトスの未来について色々考えているんですよ、私なりのプロット*1があるんです」
「出来るだけそのプロットに悪影響がでない様に対処したり、時には改善などを行うわけですが………零斗さんはどうでしょうね?」
「………いや、こう呼んだ方がいいでしょか。【全能】の二つ名を持つ月神家
「!?」
コイツ…ほんとに何者だ?どうして俺の前世を知っている。コイツも異世界人なのか?
「私は何の因果か分かりませんが、あなたがこの地に来た時から謎に頭の中から情報が流れてきました。けど、私はあなたを監視したいんじゃありません。私はただ、あなたの目的を知りたいだけです」
「……その前に聞かせろ。月神家とは何かを答えろ」
これに答えられたら確定だ。
「月神家とは六家よりも遥かに超えた力を持つ最強の名家ですよね?確か六家は火野家、白上家、水命家、風真家、雷光家、光ヶ崎家の六つに分かれた長きにわたる名家で、それを出し抜き、たったの50年で六家全てを圧倒するくらいの実力を生まれた時から身につけていた一族ですよね?その事から六家とその一部からは幻の七家と呼ばれていましたよね?」
………マジで知ってたんだ。確定だな。
「お前が言ってた事は本当だ。で?何を聞きたいんだっけ?」
「何を目的でこの地に来たのか、それと付け足すとすれば、何をもって生きたいのかですね」
そうだったな。前世の事を知ってるの戸惑って肝心の目的の話忘れてたわ。けど、何を目的として生きてるか………ねぇ。
「よく分からない」
「え?」
「自分でもよく分からないんだ。お前は俺の前世の一部を知ってるんだろ?」
「えぇ…そうですが」
「俺は今まで自分の為、家族の為、友達がピンチの為だけにこの力を使ってきた。けど、何も知らない赤の他人に力を使うのは気が引けていた。でも俺が家族を守れなかった理由は………」
俺の視野が狭かったから。
「………」
「………だから俺は今回の人生で多くの人を助けるようになりたい。そのために何でも屋か傭兵をする事が今回の俺の役目だ。今は」
「………そうですか」
そう言うと会長はこちらを見る目がさっきみたいに優しい眼差しになった。
「じゃあもうここから離れる事はできませんね!ここを第二の仕事場として働かせてください!認めてくれるまで帰りませんから」
「帰れや」
……まぁいいや。俺の秘密を知ったんだ。
「……」ギュッ
「………ふぇ」
「もうお前は離さない。俺の秘密を知ったんだ。ここでビシバシと働いてもらうぞ?」
そう言うと同時に会長に抱きついた。
「ひゃっ……ひゃい!」
会長は顔を真っ赤にした。そんなに緊張したのか?まぁ、この世界人間の男が居ないもんな。仕方ない仕方ない。
◇◆◇◆◇◆
「じゃあ改めてよろしくお願いしますね!零斗さん!」
「あぁ…こちらこそよろしく」
何でも屋か傭兵のどっちにするか話し合った結果、何でも屋を経営する事になった。組織が大きくなったら、それの会社を設立する事に決めた。元々大きくなるかは分からんけどな。
そう言うと零斗と会長は手を握った。それと同時に———
フォンッ
「?」
突然、俺のステータスボードが表示された。そこには———
条件達成しました。
【⬛︎々の試練】に挑戦できるようになりました。
これからはあなたはいつでも【⬛︎々の試練】に出入り可能となりました。
「………なんだこれ?」
そしてこれから零斗が手に負えなくなるぐらい強くなるのは零斗自身も知る由もなかった。
評価の必須な文字数無くした方がいい?
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無くせ
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そのままでいい
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どっちでもいい