「…」
「…」
「…」
「来たぜ!」
「水族館!」
「はぁ…」
どうも零斗です。今自分たちは水族館に来ています。
なぜこうなったかというと———
「水族館行こう!2人とも!」
「また突然ですね」
「別にいいけど何でなんだ?」
「水族館のチケットが3枚分おみくじで当てたから!」
そう言いユメ先輩は俺たちにチケットを見せてきた。
てかすんげぇ運だな。これ二等でしょ。確か前2人と一緒に街に行ったら偶然あったもんね?*1だとしても運がすげぇや。
「はぁ。まぁ良いですよ」
ホシノは少々呆れつつ言う。
「よし!じゃあ行こう!」
◇◆◇◆◇◆
「ここが水族館」
「来た事なかったんかい」
「そりゃそうですよ。アビドスに水族館あると思います?」
「……なんかごめん」
まさかホシノとユメ先輩が水族館に来た事が無いとは思わなかった。生まれてきて水族館行ってないのは大分損だぞと思った自分を殴りたい。
「とりあえず入るか」
「そうですね」
「いや〜。水族館楽しみだなぁ〜」
◇◆◇◆◇◆
「うわぁぁ!」(歓喜)
「これは凄いですね」
「…綺麗だな」
相変わらず水族館見るとテンション上がるな。最後に行ったのが家族の旅行で沖縄の美ら海に行ってきりだったからなぁ。また………家族と行きたかったなぁ。
「ねえねえ2人とも!次はあそこに行こうよ!」
「ユメ先輩待ってください!早いですって」
「まだまだ時間ありますからゆっくり行きましょう?」
はしゃぎすぎて先輩の威厳がないよ。………元からないか。そんなもん。*2
「………」
ホシノは目を輝かせながら目の前の生物を見た。
「どうした?ホシn…」
「綺麗……」
そこでホシノが見ていたのは、元の世界で有名なシロナガスクジラによく似ていた。*3
「………まさかこっちの世界に来てからクジラをもう一度見れることになるとは思わなかったな」
「?なんか言いました?」
「いやなんも?」
「2人とも〜!もうすぐイルカショーってやつ始まるよ〜!早く早く!」
「待ってくださいユメ先輩!じゃあホシノ、早く行こうぜ!」
「……零斗」
ホシノは少し表情が暗い顔で零斗を見た。
「どうした?」
「零斗は今……幸せ……ですか?」
急に何を言い出すんだ?コイツは……
「楽しいよ。このまま平和に過ごせたら良いけど」
「……そうですか」
ホシノはそう言いながら少しニッコリと笑みを浮かべ、頬を少し赤らめていた。
「…?おい、どうしt」
「早くしてください。置いていきますよ」
「は!?ちょっおい!待て!」
「早くしないとイルカショー始まっちゃうじゃないですか」
「お前が止めたんだろ!?」
「フフッ…そうですね」
あぁ……ホントにこんな日々がずっと続けば良いのにな。
◇◆◇◆◇◆
「いやぁ満足したぁ〜」
「なんだか魚料理食べたくなってきました」
「水族館行ってからそれ言ったら大分サイコだぞ?」
この後3人は今日起きた事を話しながら帰った。
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