烈火に燃える欧州戦線   作:戦艦建造家(?)

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前作の続きです。短くてごめんなさい。
今回も多分クオリティ下がります。


日本艦隊、欧州へ

―――欧州。

1945年。深海棲艦に対し、防衛戦を展開。

既に戦争が始まり10年以上が経っていた欧州各国。

...「今年も耐えきれるだろう」

そんな気分が蔓延していた。

―――だが、そんな気分も終りを迎える時が来る。

1945年 9/19 18:32 ドイツ前線司令部

この日、最悪な知らせが入ってきた。

...わずか一時間前の出来事だ。

欧州の最前線で戦闘を繰り広げていた強国、フランスが深海棲艦の強襲上陸を受け降伏したというのだ。

「...」

「何ということだ!」

「急いで第五装甲師団を防衛に付かせろ!防衛線を突破させるな!」

―――

...絶望はこの日から始まった。

フランスを陥落させた深海棲艦は、隣国のスペイン、ポルトガル、イタリアに次々と侵攻。

それぞれの国は地形を活かし遅滞戦術を行い、反撃までの時間稼ぎを試みた。

しかし、深海棲艦の陸戦兵器は強引に戦線を食い破り、次々と都市や村を焼き尽くしていく。

...そして遂には、その三国すらも陥落。

欧州において影響力のある国家はドイツ、ソ連、イギリスの三国となってしまった。

陥落した国々の艦娘達は、無事な国へと行くものも居れば、深海棲艦と刺し違えるものも居た。

―――こんな状況が、もう7年も続いている。

今や、抵抗をしているのはドイツただ一国のみ。

イギリスは本土を喪失し、ソ連は冬の大攻勢から音沙汰がない。

このまま、ドイツも終わりを迎えるのだろうか。

―――

総統「...いや。まだ終わりではない」

総統「例の兵器はまだか」

陸軍大臣「...残念ながら、物資不足によって開発に遅延が発生しております」

総統「...そうか」

総統「陸軍も相当な痛手を負ったそうじゃないか」

陸軍大臣「...申し訳ありません」

総統「いや。全ては私の責任だ。」

総統「...敵を侮ったがために、この有様だ」

総統「...先代の総統であれば、こんな事は無かったはずだ」

総統「...私の楽観主義のせいだ」

海軍大臣「...お話の最中、失礼します」

総統「...何だ」

海軍大臣「先程、キールが深海棲艦の攻撃を受けました」

総統「...そうか」

海軍大臣「今も戦闘が継続中です」

総統「...これが最後の作戦になりそうだ」

総統「陸軍大臣。残っている防衛隊以外の師団を集結させてくれ」

総統「...キールを守り抜くぞ」

陸軍大臣「はっ!」

―――同時刻 ドイツ軍港 キール

ビスマルク(中破)「こんな時に攻撃だなんて...!」

暴走個体「「「「グォォォォォォンッ!!!!!」」」」

ビスマルク(中破)「何なのよアイツ!」

ビスマルク(中破)(ただでさえ動ける子が居ないって時に...!)

(((ドガンッドガンッ!!バンッドガドガガンッ!!!))

轟音を立てて、次々と海域にV-Seriesが出現する。

中には大型の個体の姿もあった。

その数は、現ドイツ海軍の艦娘の総数を軽く超えるほどに上った。

ビスマルク(中破)「なんて数なの...」

その瞬間、ビスマルクに向かって複数体のV-Seriesが飛びかかった。

ビスマルク(中破)「ッ!?」

―――数十分前 日本 横須賀鎮守府 工廠

工廠妖精「...また随分と派手になりましたねぇ」

???「なんか、前の艤装より出力が上がってるような...」

工廠妖精「ええっと...概要は...これかな」

―――

超戦艦 「ヴィクトワール」改二

主兵装 51糎 四連装大型電磁加速砲 二基八門

副兵装 20.5糎 連装高角電磁加速砲 二十四基 四十八門

対空兵装 18粍 四連装小型収束光線砲 百二十八基

     誘導噴進弾垂直発射管 九十二基

近接兵装 自律誘導型 鎌状近接武器

     自律牙突型 槍状近接武器

主機関 電磁推進式 百式光線反射炉

移動装置 試製V型 超長距離高速機動装置

     試製七型 噴式飛行装置

―――

工廠妖精「...ざっとこんな感じだね」

ヴィクトワール改二「色々と増設されているみたいですね」

工廠妖精「そうだねぇ...もう自分じゃ良くわからない所までいってるよ」

工廠妖精「...あっ。そうだった」

工廠妖精「早速だけど、君に出動要請だ」

ヴィクトワール改二「もうですか」

工廠妖精「どうやら緊急指令みたいでね」

工廠妖精「えっと...」

工廠妖精「欧州への派遣要請だね」

工廠妖精「日本艦隊を欧州に派遣するみたいなんだけど、君には先遣隊として先に出撃してほしいみたいなんだ」

ヴィクトワール改二「...分かりました」

工廠妖精「今、出撃ドックを開けるよ」

ヴィクトワール改二「...いえ。その必要はありません」

工廠妖精「え?...ああ。そういうことか」

俺は艤装を着たまま、工廠の外へ出る。

一歩踏み出すたびに、コンクリートにヒビが入っている。

2トン以上ある艤装だ。流石としか言えない。

ヴィクトワール改二「...ここで大丈夫です。出撃します」

工廠妖精「わ、分かった。ただ、それはまだ試製だから気をつけるんだよ」

ヴィクトワール改二「了解です」

ヴィクトワール改二「...超戦艦ヴィクトワール改二...」

その言葉と同時に飛行装置が起動し、ヴィクトワールは宙に浮く。

((キィィィィン...))

ヴィクトワール改二「出撃しますッ!」

(((ドッカァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!!!)))

ヴィクトワールは、ものの数秒で水平線の彼方へと姿を消した。

 

 




次回は未定です
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