チフォージュ・シャトーに乗り込んだ灯と翼。
お取り込み中で部屋に引きこもってる
キャロルに無理にでも会おうとすると
オートスコアラー達に行く手を阻まれる。
灯は試合を持ちかけてネオディエンドに変身し、
オートスコアラーとの4対1の試合を始めるのだった。
ディエンド「ハッ!」
先制攻撃に発砲するディエンド。
防御の体勢を取るオートスコアラーだが
目眩ましの煙幕を作る事を目的として足元に撃ったので
ディエンドの目論見通り視界が封じられてしまう4人。
その隙にディエンドは高速移動による接近戦。
距離を詰めてはディエンドライバーを鈍器として
振るって殴り、再び高速での移動からの殴打。
時折 距離を詰めずに遠距離から発砲したりと
ヒット&アウェイを繰り返していた。
ディエンド「どうだい防人ちゃん?
クロックアップ程では無いにせよ、
中々の素早さだろう?」
翼「確かに今のは目で追えたが…
それだけでは決定打に欠けるのでは?」
ミカ「その通りだゾ!」
レイア「派手に大見得を切っておいて地味すぎる!」
〈アタックライド バリア!〉
カーボンロッドとコインを飛ばしてくるミカとレイアの
反撃を【ディエンドバリア】で防ぐディエンド。
ディエンド「ここで問題だ。 ディエンドは
世界の破壊者であるディケイドに匹敵するライダーだ。
この2人は『他のライダーの力を使う』という
共通点を持っている。 ディケイドの場合は
『そのライダーに姿を変える』事で力を使う…なら、
ディエンドの場合は どういう形で力を使うと思う?」
ガリィ「姿を変える以外で他のライダーの方法…?」
翼「それは…武器に力を付与するとかか?」
ディエンド「正解は…」
〈カメンライド〉
ディエンド「コレだ!」
〈ブレイブ!〉
カードを装填した後にトリガーを引くと銃口から
RPGのキャラクターを思わせるような戦士。
人類の未来を守る為に目の前の患者を救う
勇者にして天才外科医【仮面ライダー ブレイブ】
翼「他のライダーを…呼び出しただと!?」
ディエンド「ディエンドは召喚して戦わせる形で
他のライダーの力を扱う事が出来る…といっても
召喚したライダーは立体映像みたいなもんだけどね?」
ブレイブ「これより、
オートスコアラー切除手術を開始する」
召喚されたブレイブは武器のガシャコンソードを
片手にオートスコアラーに突っ込むと、
獲物が『剣』と見た途端ファラが前線に出る。
ディエンド「やっぱり君が出ると思ったよ!
例え それが『剣』と定義されるモノでも
そうでなくても使い手が『剣』だと思えば
それが手刀だろうと高度も強度も問わず
噛み砕く哲学兵装【
翼「
ファラ「アラ…知っていたのね?
でも、それを知ってて剣士を嗾けるなんて愚策ね」
ディエンド「それは どうかな?
さっきも言ったけど
本当に『剣』じゃなくても破壊が可能…逆に言えば」
ブレイブが振るったガシャコンソードを
ガキンッ!
ファラ「そんな…!?」
_ガシャコンソードは破壊されなかった。
ディエンド「使い手が
その武器を『剣』と思わなければ破壊されない」
ブレイブ「コレは俺の『メス』だ」
翼「『剣』ではなく『メス』だと…!?」
ディエンド「ブレイブはエグゼイド世界の
ゲームの力で戦うドクター ライダーだ。
エグゼイドが天才ゲーマーで、
ブレイブが天才外科医。
例えRPGの伝説の『剣』だろうと
糖分補給による疲労回復の為のスイーツを
斬る為の『ナイフ』だろうと彼にとって刃物は…」
ブレイブ「俺の『メス』が正義だ!」
ファラ「くッ…!?」
まさかの事態に調子を狂わされてしまうファラ。
ディエンド「量産型じゃなければ
1度の戦闘で最大で3体くらい召喚が可能だよ?」
翼「それならディエンドと合わせて4人…
数の不利でありながら余裕だったのは
そういう事だったのか!?」
レイア「なら私達には どんな派手なライダーを
相手させてくれるのか…見せてもらおうか!」
ディエンド「君は小アルカナの『金貨』だったよね?
それならコイツとかが お似合いかな!」
〈カメンライド ギャレン!〉
ギャレン「俺は全てを失った…
だが仲間だけは信じられる…!」
ディエンド「(本編じゃなくて3号での台詞か…)」
最後に残った仲間の為に戦う
◇の狙撃手【仮面ライダー ギャレン】
ディエンド「格上にしか勝てないって言われてるけど、
君の場合どうだろうね? ギャレンに勝つか負けるか、
勝てば弱者、負ければ強者という反対の結果が出るよ」
レイア「それが本当なら地味に複雑だ!」
〈RAPID〉
コインを飛ばしてくるレイアの投げ銭 戦法を
【ギャレンラウザー】で撃ち落とすギャレン。
お互い このままだとジリ貧なのに気づき距離を詰めると
レイアはコインをトンファーにして装備し、ギャレンは
【ラウザーホルスター】にギャレンラウザーを収めての
インファイト。 2人して接近戦の殴り合いが始まった。
ディエンド「残りは君達2人だね…
もう面倒だから3体目はコイツで いいや。
出て来いカブト世界の戦いの神!」
ZECT最強のマスクドライダー
戦いの神【仮面ライダー ガタック】
〈ファイナルアタックライド
ディ・ディ・ディ・ディエンド!〉
ディエンド「そんでもって一気に必殺技!」
ミカ「いきなり なんだゾ!?」
ガリィ「もうちょっと戦闘描写あってよくないッ!?」
〈ONE! TWO! THREE!〉
ガタック「ライダーキック!」
〈RIDER KICK!〉
召喚されたガタックのライダーキックと
ディエンドの【ディメンションシュート】が
ミカとガリィに向かっていき、2人に直撃_
キックホッパー「ライダーキック!」
〈RIDER KICK!〉
ドレイク「ライダーシューティング!」
〈RIDER SHOOTING!〉
_するかと思いきや、
ガタックのライダーキックを
キックホッパーのライダーキックが。
ディエンドのディメンションシュートを
ドレイクのライダーシューティングが。
2人の技が互いに ぶつかって相殺し、
ガリィとミカの2人を守った。
ドレイク「麻婆豆腐を作ってるホムラといい、
貴様等といい…人の城で何やってんだ
このスカポンタヌキ!!!」
ディエンド「『スカポンタヌキ』って、
確かに君は『青いトンボ』って共通点あるけど
王様戦隊のトンボオージャーではないでしょうに…」
翼「キャロルが出て来たのなら、
もう戦う必要は無いのでは?」
ディエンド「それもそっか…皆、カードに戻れ!」
変身解除してネオディエンドから灯の姿に戻ると
それと同時に召喚されたライダー達は消滅していった。
ドレイク「それで?
貴様等ここに侵入してまで何を企んでる?」
灯「まぁ侵入者はコッチな訳だし、
ソッチはアタシ達に銃を向けても構わない。
だから話だけでも聞いてもらえないかな?
キャロル・マールス・ディーンハイム、
君に協力を要請したい…巨大隕石の破壊についてね」
ドレイク「…何?」
灯「ここから先は二課 代表の翼さんから…
一応 言っておくけど、弟が恋しくなった
アタシの独断での侵入を止めようとした結果
彼女は一緒に来てしまった…それだけだからね?」
キックホッパー「そんな無理矢理な理由を つけてまで
この場所に忍び込んでキャロルに会いたかった訳か。
キャロル、お前は いいよなぁ…」
ドレイク「お前は少し黙っていろ。
…それで? 何故オレに頼みに来た?」
翼「知恵を借りたのさ、彼女達の世界の
キャロル・マールス・ディーンハイムに…」
ドレイク「何?」
翼「彼女 曰く、世界の分解を目的として造られた
この城…チフォージュ・シャトーを使えば、
地球に近づく隕石の破壊が出来るとの事だ」
ドレイク「なるほど、隕石の破壊に
チフォージュ・シャトーを…」
翼「貴方の発言から、
どんな心変わりが あったかは分からないが…
貴方が もう この世界を滅ぼそうという気が無いなら
この世界を守る為に手を取り合えないだろうか?」
ドレイク「確かにな…とはいえ、
仮にも『協力要請』と言うからには
当然『報酬』も得られるんだろうな?」
翼「…もしも この世界のチフォージュ・シャトーが
彼女達の世界と同様に未完成だった場合を想定して
チフォージュ・シャトーの完成の為に掻き集めて
用意しておいた聖遺物…それで どうだろうか?」
ドレイク「…念の為に聞くが完全聖遺物か?
シンフォギアのような欠片だったら
いくら積まれたとしても お断りだ」
翼「貴重な完全聖遺物だが…それを3つ だ!」
ドレイク「倍だ。 6つ」
翼「なッ…!? せ、せめて4つ!」
ドレイク「6つ」
翼「5つだ! これ以上は…!」
ドレイク「…いいだろう」
キックホッパー「交渉上手だな」
ドレイク「お前は どうするつもりだ?」
キックホッパー「響にも言ったが、
俺が動いたとして、コーカサスにも
勝てない俺に何が出来るってんだ?
むしろ隕石の衝突で滅んだ地球…
そんな地獄を味わってみたい」
灯「それ…本気?」
翼「まさかだがホムラ、貴方…立花が、
妹がワームだから生きやすい世界になるから
隕石衝突を無視するなんて事を言わないだろうな?
『世界を敵に回してでも妹ぐらいは守ってやるもの』…
それが貴方が言う『兄』という存在だと言ってたな」
キックホッパー「…俺はタダ、
地獄祭りに足を運ぶだけさ」
そう言ってキックホッパーは この場から去って行った。
ドレイクも協力する気になったからか変身を解除して
普段の金髪幼女の姿になると歩み寄り、翼の前に立つ。
キャロル「それで?
他に並行世界のオレから何を聞いた?」
翼「あぁ、それなのだが…」
〜ホムラ〜
ホムラ「…」
グレ響『妹分の姿形を真似てるだけの偽物なら、
私は…アンタの隣に居られない。
もう…『兄貴』だなんて呼べない』
ホムラ「…要約すると『お前は私の
『兄貴』なんかじゃない』って事か…
笑えよ。 誰か俺を、笑ってくれよ…」
そう言うも周囲には人っ子一人 居ない。
真実を話せなかった結果、大事な妹分に
壮大な勘違いをされて出て行かれた。
己の情けなさに『はぁ…』と溜め息を吐くと
1度 対面した事があって覚えのある気配を感じた。
ホムラ「お前か…コーカサス」
弦十郎(コーカサス)「変身してないのに気づくとは、
君も妹分と同じようにワームと人間の区別が?」
ホムラ「お前と擬態元の両方に出会った。
お前の気配は覚えてるつもりだ…コーカサス」
弦十郎(コーカサス)「殺す気で戦って手向けの花まで
供えたのに生きてたとは…流石はシャドウの元 隊長だ」
ホムラ「トドメでも刺しに来たか?」
弦十郎(コーカサス)「…いや、
君と取引しようと思ってね。 俺も驚いたよ。
なんでもコンビを組んでる妹分のパンチホッパー…
立花 響くんが俺達の同族、ワームだったなんてな」
ホムラ「…」
弦十郎(コーカサス)「そこで提案だ。
ホムラくん、俺達ワームの勢力に ついてくれないか?」
ホムラ「…」
突然 現れた弦十郎(コーカサス)から
持ちかけられた取引に無言を貫いていたホムラ。
そして この取引現場を_
グレ響「まさか…ウソだよね?」
_グレ響が遠目から覗いていた。
ホムラと弦十郎(コーカサス)の
取り引き現場を偶然にも見てしまったグレ響。
未来「見つからないね…」
未来(蠍)「本当、何処に居るのかな…」
グレ響「探してるのは私?」
そんな彼女が取った選択、それは_
グレ響「手伝ってほしいんだ。
私は どうしても あの人を…兄貴を救いたい」
未来「響が…!?」
未来(蠍)「私達を…!?」
_今まで拒絶していた未来 達に助けを求める事だった。