聖天使
「里見さん、最近お疲れのようですね。どうかなさいましたか?」
「なるほど、天童社長が怒りっぽくなり手を焼いていると。」
「ところで里見さん、里見さんは私の事をどう思って接してますか?」
「仲間、ですか。それでは、里見さんには好きな人がいますか?」
「天童社長ですか。あ、もうこんな時間。里見さん、お時間を取らせてすみませんでした。」
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「里見さん、お久しぶりです。天童社長の事は御悔やみ申し上げます。」
「まさか自殺されてしまうとは。あの美しい姿がもう見ることが出来ないとは、寂しいですね。」
「え、嬉しそうに見えますか?そんな事はありませんよ。」
「里見さん、貴方にとって大事な人は誰ですか?」
「延珠さんとティナさん、室戸医師ですか。」
「唇に血が滲んでいる?大丈夫です、すぐに治りますから。それでは、失礼します」
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「こんにちは、里見さん。本日もあまり元気ではありませんね」
「ああ、延珠さんの事ですか。しかし、驚きました。未だに行方が判ってないなんて、今日で12日目でしたっけ。」
「笑ってなどいませんよ。里見さんの大切な御方です。必ず見つけましょう。」
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「里見さん、私の力不足でした。立て続けに不幸が重なってしまい、御悔やみ申し上げます」
「里見さん、序列はそのままでティナさんとペアを組んでみてはどうでしょう」
「天童社長の役回りは聖居の者に任せますので」
「判りました、それではティナ・スプラウトの身柄を里見さんに渡します。それでは失礼します」
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「里見さん、もう何と申し上げて良いのか」
「ティナさんを運んでいた護送車が爆発、ティナさんは謎のイニシエーター5人組に連れ去られました。」
「ティナさんの行方を探していますが、爆破から数十時間経った現在も手掛かりが掴めていません」
「え、他人事の様にしていませんよ。里見さんは私の大切な御方ですから」
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「どうしたんですか?怖い顔をして、こんな所で私に拳銃を向けて」
「私はただ、里見さんに振り向いて欲しかった。里見さんと愛しあいたかっただけです」
「なのに里見さんは、私の気持ちに気づかずに他の人とばかり一緒にいて、辛かったんです」
「だから決めました。里見さんを独り占めにするために、有りとあらゆる方法を使って、里見さんに付く悪い虫を排除しようと」
「天童社長を自殺に追い込んだのも、延珠さんをバディ殺しに渡したのも、ティナさんをエインのハイブリッド達に引き渡したのも、全て貴方への愛ゆえです」
「里見さん、貴方の好きな人は、誰ですか?」
さて、次は誰をヤりましょうか。