目覚めたら潜在犯でした 作:赤いロロ雑巾
…1オクターブ下げても原曲キーにほんの少し届かず
裏声練習すれば何とかいけるのかしら
分析官助手見習いから、分析官
いつの間にかランクアップしていた私だが、
仕事については、基本的に自分の部屋でやっている。
…というのも、私の
ストレス耐性は、シビュラ市民がうかつに接すると、
それこそ
なので、志恩さんを窓口としながら、
書類仕事やデータ処理などの雑務をやりながら覚える、
今のスタイルが、全員にとって利益があるらしい…
まぁ、このスタイル自体は私は気楽に思っている。
ノルマをこなした後は、いつも通りに勉強出来るし、
教材のレベルも、今までより格段に上がっているので、
やり応えもあって、充実した毎日を送っている。
…相変わらずペン太には「食事が単調過ぎます」とか
「何か娯楽として楽しめるものを見つけろ!」とか
たまにブチギレも混じるレベルで小言を言われるけど。
一応
試しに自室のサーバーで出力してもらったけど…
ハイパーオーツ由来だからなのか、
料理に心がこもってないからなのか…
とにかく違和感が半端なくて味もよくわからなかった。
娯楽…にしても、色相を濁らせない前提の物ばかりで、
そんなのをやるくらいならセラピーを短時間やって、
タイピングの練習をしたほうがよっぽど楽しい。
それこそ、ゲーセンみたいなのがあればいいのに…
その考えを、ようやく定時に帰れる日が出始めて、
目のクマも少しずつではあるが消えてきた
志恩さんに話してみたところ…なんか
それこそ…面白いネタでも見つけたような目をしてた。
『ゲームセンター…ねぇ。
また随分と昔の…攻撃的な施設を出してきたわね』
「…あら、マズかったですかね?」
『一般社会でそういうことをやろうとすれば…
即刻
でも、犯罪係数の上昇を抑えたうえで、
公安局の訓練プログラムとしてなら…
ある程度のネタなら通せそうな気がするわ。
何より…ここから原則外出が許されない、
執行官や私たちみたいな潜在犯にはいいと思う』
…と言われたので、
例えば、洗濯機みたいな音ゲーや、
一応、足でプレイすることを想定されてる某ゲーム、
後は…ペアで相手が走ってる間だけ解答出来るもの…
などなど、思いつく限りのネタを出してみた。
中には、
後で使えるかも…とのことでいくつか出してみた。
ただ、実際に開発するとなるとそれなりの期間と、
何よりも志恩さん自身の余裕が必要になるらしい。
そのためには…まずは私自身のスキルアップ。
暇つぶしが出来るのは…その後になりそうだ。