目覚めたら潜在犯でした   作:赤いロロ雑巾

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天啓が降りてきたので書き溜めがぶっ飛びました…
執筆中の脳内BGM:Adoの「うっせえわ」


厄介払いされた超問題児

「おかしな潜在犯がいるから公安局(こっち)に送る…?」

潜在犯隔離施設から送られてきた()()()

刑事課三係の新米監視官である

狡噛慎也(こうがみ しんや)は、嫌な予感を感じ取った。

覚悟を決めて指示書を開くと、こう書かれていた…

 

 

対象、名前は田原本(たわらもと) 次郎。

身長165cm、体重71キロの17歳。

職業適性考査の()()()()()においては、

工場内での単純作業にのみギリギリ適性が出ていた。

しかし、本試験の判定結果は「判定不能」。

テストの教室のスキャナーが故障していたため、

教室内のサイコハザード発生はなかった。

その後、何故か()()()()()自宅に帰宅した対象は、

判定結果が出た時点で現場に急行した執行官により、

犯罪係数「291」と判定され、即時拘束。

 

メンタルケアとセラピー、カウンセリングの結果、

対象は今まで受けてきた学習の記憶がなく、

また、あるはずの一般常識がないことが判明。

犯罪係数は、この時点では240前後まで下がるが、

対象が「暇すぎて落ち着かない」などと

意味不明なことを言ってきたので、

ひとまずシビュラの教育プログラムの再履修を提案。

すると、今度は「精神的に()()()()()()()()」という

わけのわからない理由で履修を高速化。

当然色相への影響は大きく、犯罪係数も上昇するが、

対象が自ら設定したと思われるリミッターにより、

290に達するとプログラムが中断し、

セラピーやアロマ噴射などのメンタルケアが強制作動。

落ち着いたら、また学習を再開する…とかいう

それこそ狂人(ナマモノ)としか思えない行動を継続。

 

食事についても、一時は点滴での栄養補給を申し出て、

それを聞いた新人が一人病院送りになりました…

なので妥協案として、スムージー等による

超高速栄養補給を提案し、対象も了承している。

 

当初は鎮静ガスからのセデーションも検討されたが、

このレアケースに、禾生局長が興味をもったらしく、

公安局への移送が極めて早いスピードで決定。

なお、対象の攻撃性は極めて低く、

執行官に対する適性は低いと思われる。

ただ、本人に余りにも悪意がなさ過ぎて、

自分がどれだけ狂人か理解していないもよう。

公安局の皆さまなら問題ないとは思われますが、

念のため注意をお願いします…

 

なお、対象は現時点で鎮静ガスで眠らせており、

公安局に移送されるまで、意識は戻りません。

その辺の対応もよろしくお願いします…

 

 

…自分じゃ理解しきれない。

そう思った彼は、適当な人物を探すことにした。




なるべく早く、8連勤目の色相をクリアにしたいので
臨時で短めの投稿でございます…
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