皆様更新遅れに遅れてしまいほんっとうに申し訳ありません。
これからも遅くとも更新し続けていくつもりですので、最後までお付き合いいただけると幸いです。
トリニティ総合学園に入ってしばらく経ったが、正義実現委員会での訓練や業務のこととか、ここでの常識のこととか、だいぶここでの日常にも慣れてきたな。まあ、それでもまだ分からない要素の方が多いが……。日常生活で当たり前に銃が入り込んでくるのは未だに適応しきれん。もし俺の身体がヘイローってやつで丈夫になってなかったらと考えると、末恐ろしいよ。
それでもまぁ、ここでの生活はディモールトに楽しい。クラスメイトも委員会のメンバーも、いい人ばかりだしな。特にこれといった悩みはない生活を送れてると思う。
さ、今日も正義実現委員会の一員として皆とパトロールに出かけようじゃあないか。
「おっす仲正さん、皆の衆」
「おはようっすジョジョ」
「おはよジョジョ」
「ボンジョールノ、ジョジョ」
「ちょっと待て、なんで
「丈三郎の愛称なんっすよね?クラスメイトから聞いたっすよ〜」
少し面白がるように笑う仲正さん。あだ名で呼ばれるということは馴染めているということだろうから、別に何も問題ないどころかいい事なんだが、このままだとトリニティの生徒全員からジョジョって呼ばれちまうんじゃあないか?丈三郎という名前が消えちまうのはちょっぴり寂しいぜ……。
「そろそろ巡回の時間です。行きましょう、丈三郎さん」
っぱ守月さんなんだよなぁ、名前を呼んでくれる。だから気に入った。
「よし、行くぞ!」
「「「「バァ──ン」」」」
独特な立ち姿と共に、イチカとスズミを除く一年生の面々はスゴ味のある交換音をセルフで発する。
「……それ流行ってるんすか?」
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2年生の先輩方と一緒に、トリニティの外れの地区にまで移動したのだが、中々に荒れている。10秒に1発くらいのペースでこっちに銃弾が飛んでくるじゃあねぇか。まあ銃弾如きスタプラで弾くどころか、指で摘んで投げ返して反撃だってできるぜ。
これは守月さんが教えてくれたことなのだが、比較的治安が良いトリニティであっても正義実現委員会の到着が遅れやすい外れの方の地区だと頻繁に生徒が暴れるらしい。
しっかし、比較的平和なトリニティでもこれなんだ。前に仲正さんが言ってたゲヘナ学園ってとこはどんな治安になってんだろうな?もしかしたら、飯がまずいって理由で爆発が起きたりしてな?……いや、自分で考えておいて何だが、そんなまさかなことある訳ないか。
「なあ守月さん、俺成長したかも」
「成長、ですか?」
「うん、ぼけっと考え事しながら戦えるようになった」
「戦闘中にそれは致命的なんじゃ……」
全部当たっている。耳が痛い。
「けど実際、あんまし緊張感はないっすよね〜、敵の本隊は先輩方がやって下さってますし、私たちはそこから逃げ出してきた連中を狩るのが役割っすから」
「逃げ出すような連中だから、戦闘能力もあんまないしな」
ただまぁ、逃げ出したくなる気持ちも分かる。先輩の人たちみんな強いんだよね。手慣れてる感っていうのかな。動きに無駄がない。いつか俺もあんな風になれるのかな?
特に二年生の人の中で目立つのは、羽川さんと剣先さんだ。羽川さんは狙撃が上手くて、面倒見のいい人だ。あとこの前午後7時にパフェのLサイズ3つ食ってるの見かけた。肉体どころか魂そのものが太りそう。
んで剣先さんは……
「ギィエッヒハハハハァッ!!逃げてみろゴミ屑共ォ!!皆殺しだぁぁ!!」
……いつ見てもマジでクレイジーな暴れっぷりだぜ。どうもあの人は戦闘時とかテンションが最ッ高にハイッ!になると暴走状態的な感じになる時があるらしい。
破壊力Aじゃ済まなさそうなあのパワー、見ているだけで惚れ惚れとするね。俺の発展途上のスタプラよりパワーあるよなぁ……今度どんなトレーニングしてるか聞いてみるか。スタンドに人のトレーニングやらせて強くなるかは知らんけど。
「ヒィっ!た、たすけて!!」
「ごめんなさああい!ゆるしてえええ!」
さっきまで暴動起こしてたとは思えんくらいに不良共がビビってるな……クソ失礼だが、ここだけ見たらどっちが敵か分からん。
そんな風にぼけっといろいろ考えていた丈三郎の前に、一台の装甲車が突っ込んでくる。恐らくは正義実現委員会の二年生らから逃げてきたのだろう。
「軽装甲車っすか!厄介な物で逃亡する気っすね……」
軍隊ならともかく、単なる不良生徒の連中が用意できる装甲類は精々一台。よもやそれを戦闘ではなく逃亡に使うとは予想外であり。一年生で構成された包囲には大口径の銃火器がなかった。
敵側もそれを理解しているのだろう、包囲を退かさんと真っ直ぐ突っ込んでくる。
「どけどけどけぇ!」
「轢き飛ばしてやる!」
「グレネードでなんとかするしかないっすかね……」
「いや、俺が止めるよ」
〝こっちに来い〟と言わんばかりに装甲車の進行方向へ自ら歩く丈三郎。装甲車を運転する不良生徒から見えるその姿は拳銃一丁の丸腰。軽装で目の前に立ち塞がっているのがまるで舐め腐っているように感じ、アクセル全開で彼に突っ込むことを決意させる。
「舐めやがって!吹き飛べ!」
「オォラァッ!!」
装甲車を走らせる不良生徒が見た光景は、丈三郎が吹き飛ぶ姿でもなく、包囲を突破した景色でもなく、雄叫びと共に車体正面に大穴を開けた拳が自身の真ん前にある様子だった。
「ほ、ほえ……?」
装甲車に乗っているとは思えない程の開放的な景色に、乗り込んでいた者たちは心ここに在らずのような状態でフリーズする。
「守月さん、閃光弾ちょうだい」
「はい」
「サンキュー」
スズミから貰った閃光弾のピンを抜いて車内に投げ入れた丈三郎は、スタープラチナで適当な大きさの瓦礫を持ち上げて自身で開けた大穴に蓋をする。
閃光弾は再度密室となった車内で炸裂し、轟音と閃光を撒き散らして車内にいる者の戦闘能力を完全に喪失させた。
轟音の大きさは密閉された車の外からでも爆音に聞こえる程であったため、車内での音はもはや想像もつかないだろう。
「む、惨いことやるっすね……」
「こっちのが纏めて片付けれるかなって」
薄い装甲くらいならパンチ1発でブチ破れるようになったから、俺のスタプラも成長してるのかな。ただ、まだ原作みたいにダイヤと同じ硬さの歯を砕くには届かないだろうからな。さらにパワーを上げないとだぜ。
まあ、まずはトレーニングよりも先にこの暴動の後始末だな。瓦礫とかの撤去をするとしよう。ひょっとしたら戦闘に巻き込まれて埋もれてる人とかもいるかもしれんからな。
「よし守月さん仲正さん。ちゃっちゃと瓦礫撤去しちゃうぞ。昼休憩がなくなっちまう」
「お昼ご飯はのんびりたべたいっすからねー」
「かなり多いですが……頑張りましょう」
そうして瓦礫をみんなで撤去していると、剣先さんがこっちへ近づいてきた。
剣先さんは俺がスタプラでぶっ壊した装甲車をしばらく見つめた後こちらへと顔を向けた。
「これをやったのは……あなた?」
「っす。ぶん殴って止めました」
「そう……」
なんかまずったか?もっと丁寧にぶっ壊すべきだった?
「い、いい……いい筋をしている……キヒヒ……精進しろ……クケケ」
……?褒めてもらえたのかな?ありがたいね。
「っす!剣先さんのように戦えるよう頑張ります!」
「……!キヒッキケケイキヒヒヒヒケケケケッ!!」
今のは……喜んでいるのか?どうなんだ?
「あの様子……とても喜んでいますね。堂々と追いつく宣言されたのがとても嬉しかったのでしょう」
「!? びっくりした……羽川さんですか……いつの間に」
質量と反比例しているかのような隠密性で気づけなかったぜ。
「あなたは基本的にインファイターですから、ツルギと戦闘スタイルが似ています。それも含めて、嬉しいんでしょうね。……それはそうと、何か失礼なことを考えましたか?丈三郎?」
「そ、そんなわけないじゃあないですか〜。は、ハハハ……」
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昼飯食べて腹一杯!天気もいい天気!ンッン〜♪ 実に!スガスガしい気分だッ。歌でもひとつ歌いたいようなイイ気分だ。
こんな時は散歩するに限るッ!ってことで今は1人で散歩中だぜ。まだトリニティの立地を把握しきれてないから、それも兼ねてだな。
……ん?なんかあそこに人だかりがあるな。
人だかりの方へスタープラチナを向けて見てみると、数人の柄の悪そうな連中がピンク色の髪に銀河みたいなヘイローが特徴の少女を取り囲んでいた。
取り囲んでる奴らは……生徒じゃないな。アンドロイドと獣人だ。んであのピンク髪の人、なんかお姫様って感じの格好してるし、金持ち狙ったカツアゲか?何か話しているようだが、距離が遠くて聞き取れん。近づいてみるか。
「いいじゃねぇかよ嬢ちゃん。ちょーっとお金もらうだけなんだぜ?」
「そうそう、どうせ腐るほど持ってんだろ?ちょっとばかし俺たちに恵んでくれてもいいじゃあねぇか」
「はぁ〜、せっかく外に出れたのに、なんでこんなことに……」
「……おいあんま時間取らせんじゃねぇよ、いい気になるなよガキ」
「とっとと財布出せ、囲まれてんの分かってねぇのか」
「早くしねぇとその美人ですって言いたげな顔に「やっぱカツアゲじゃん」あ!?誰だおま ぐはぁッ!!」
予想通りって感じじゃあねぇか。女性に現金せびるなんざみっともねぇ、ヒモかよ。こんなもんにスタプラ使いたくねぇから思わず生身で殴っちまったよ。
「誰だよお前!この女のツレか!?」
「いや別に」
「それなのに助けに来たって訳か……ヒーローの真似事か?クソガキ。ちょっと1人持っていったからって調子乗ってんじゃねぇぞ!」
「……熱帯のちょー綺麗な海によ、プラごみ漂ってたらよォ、ポイ捨てした奴ぶん殴りたい気分になるよな?」
「は、はぁ??」
「いきなり何言い出してんだこいつ……」
「頭イカれたか?」
「桜並木の通りでもそうだよなァ、満開の桜で埋め尽くされているはずの道に、犬のクソがほっとかれてたら死ぬほど気分悪くなってよォ、処理しなかった奴殴り飛ばしたくなるよなァ」
「トリニティってよォ、白を基調にした街並みが快晴の空を反射してスッゲー綺麗なんだよなァ……」
「けどよォ……そこにお前らみたいなゲスがいると俺は死ぬほど気分悪くなるんだよッ!!」
スタンドを使用していない丈三郎の単なるストレートが獣人の一体の顔面に直撃する。
「ぐぼぉっ!?」
「こ、こいつ……ッ!」
「本当にやる気か!?」
「あと3人か……こいよ、ボッコボコに解体してゴミ捨て場に捨ててやる」
「あぁあと、ピンク髪の君、離れてなよ。危ないから」
「あははっ、紳士的だね!けど大丈夫!」
「大丈夫……?」
俺がその言葉の意味を聞こうとした瞬間、ピンク髪のゴリ……お姫様みたいな人はアンドロイドの頭を掴んで叩き潰し、残りの奴らも纏めて拳1発で吹き飛ばしてしまった。何を言っているかわからねーと思うが、おれも何が起きたのかわからなかった……。
「ごはぁっ!?」
「ごぶぅっ!!」
「私、結構強いんだ⭐︎」
「け、結構……?そのパワーで……?」
剣先さんと引けを取らないパワーを感じたぞ……スピードもとてつもなかった。スタプラの眼を利用していない今の俺では全く捉えられなかった……。これが〝結構〟のランクだっていうんなら俺は現実から逃げたくなるぜ……。
「あ、でも助けてくれたことには感謝してるよ!?男の子に助けてもらうなんて初めての経験だし、外に出てよかった⭐︎そうだ!名前教えてよ!」
「空条丈三郎、今年からトリニティに転入してきた一年生だよ」
「転入生なんだ!珍しいね!私は〝聖園ミカ〟!二年生だから、一応君の先輩だね」
「ま、まじか……思いっきりタメ口で話してすみませんでした……」
「いいよいいよ〜いちいちそんなの気にしないっ!それにしても、丈三郎くん……ね」
うんうんとなにか考えるような声を漏らしながら聖園さんはこちらへと顔を近づけてくる。いや、この人めっちゃ距離詰めてくるな。そういえばトリニティでここまで距離感近い人に会うのは初めてかもしれないぜ。
「俺の顔に何かついてましたか?」
「なるほどなるほど……悪くない顔……いや、むしろいい……目が美容師さんが使うヘアクリップみたいな形なのが気になるけど、鼻は高めだし二重もくっきりしてる……うん、いいね!」
あ俺の顔見てたのか……いやなんだよヘアクリップみたいな目って!確かに特徴的な形してるけど!!
「せっかくだしもっとお話を……「ミカ様ーッ!」うっ……!」
「どうしたんすか?お迎え?」
声の方向を向くと、何人かの生徒がこちらへ走ってきていた。そういやゲスどもに絡まれてる時もついさっきも『外に出て』とか『せっかく外に出れたのに』とか言ってたな。もしかして脱走してきたのこの人?マジで動物園のゴ……これ以上はやめておくか。
「ミカ様!今日は礼拝の稽古とティーパーティのパテル分派の代表へむけての講習だと何度も……」
「え〜いいじゃんそんなの!つまんないよー」
「そ、そう言われましても……」
「本日の講習にはナギサ様もセイア様もご出席なられるのです!ミカ様だけご欠席というわけには……」
「やだやだ〜!まだ遊びたいぃぃ!あ!そうだ丈三郎くん!先輩命令!この子たち追っ払って!」
「いやですよ!!いつから聖園さんの部下になったんですか俺!?聖園さん含めここにいる人たち全員お偉いさんなんでしょう!?反逆罪とかになりそうだからいやです!」
「むぅ〜!ケチ!アホアホ!いくじなし〜!!」
そう言いながら、聖園さんは側近?っぽい人たちに連れられていった。にしても、ティーパーティって確か守月さんが前に言ってたここの生徒会的な存在なんだよな?こんなとこで会うとはな……運命ってのは分からんもんだぜ。
またいつか会うかもしれんな。とりあえず、散歩続けるか。
……まて、何かが近づいてくる音がする。しかもこの感じ……障害物をぶっ壊しながら最短距離でこちらに向かってきているじゃあねぇか!!それだけじゃないッ!とてつもないスピードだ!!
一体何が来るっていうんだ……とりあえずスタプラを出してガードしておこう。
何かの接近音はさらに大きくなっていき、ついには丈三郎と壁一枚向こう側であろう位置にいると推測できるまでの大きさへとなった。
なんなんだ……戦車が暴走でもしてんのか……?
「救護が必要な場に……」
「救護をッ!!」
「こ、このパワーはッ……!?」
突撃してきた水色の髪の少女、その慈愛と暴力と救護の伴った拳と突撃は軽く構えていたスタープラチナのガードを容赦なく打ち破り、丈三郎を吹き飛ばした。
「ゴハぁッ!」
「〝救護騎士団、蒼森ミネ〟救護が必要そうな場所を検知し参上いたしました」
きゅ、救護を検知……?ひょっとして俺と聖園さんがぶちのめしたあのゲスどものこと言ってるのか?いや、それをいうなら俺だって
「倒れている者が5名……そして……!!意識のある怪我人一名!」
「おかげさまでなッ!!」
「安心して下さい!「できるかぁっ」私がすぐに医務室までお連れします」
「いや、大丈夫大丈夫、身体打ったけど、受け身は取ったし、骨とかも異常なさそうだから、1時間もあれば痛みも完全に引くよ。お気遣いありがとうね」
……そもそもこの人が壁ぶち破りながらここまで来なければ俺が怪我することもなかったんだがな。
「……それは、
「へ?拒否というか、大丈夫というか……」
「救護を拒否する方も救護対象です!参ります!」
「うそーん!?」
迷いの無い突撃が丈三郎を捉え、そのままミネは拳を放つべく腕を引く。
「なんだってんだ……〝
「オラァッ!」
スタープラチナが自身の拳を相殺した光景に、ミネは目を丸くする。いや、相殺したことに驚いているのでは無い。
「……あなたも
「
「ある日突然使えるようになりました……運用方法も、名前も無意識的に分かっていて……まさか私と同じような方がいるとは思いませんでしたが……」
「
「な、何ィ———ッ!?」
丈三郎の前に現れたのは、銀の甲冑に一本の剣を持った騎士。その姿は彼がジョジョの奇妙な冒険第3部を読んでいた時の記憶を思い起こさせた。
そして、その記憶は彼にある違和感を与えた!
「……ん?」
あの人のチャリオッツ……なんか……剣がゴツいんじゃあないか?原作でポルナレフさんが操っていたチャリオッツはレイピアだった筈なのに、明らかに違くないか……?ロングソードとかどういう類いじゃあないか?
「あなたが私と同じような存在を持つ人間だとは思いませんでしたが……だからこそ、全力で臨みます」
「救護ッ!」
シルバーチャリオッツがスタープラチナに向かってその異色なロングソードを振り上げる。
……!このチャリオッツ、恐らく原作に比べてスピードが遅い!いや、それでも十分に恐ろしいスピードだが、スタープラチナなら見切れる。まぁ、持ってるもんの重量ちがうし遅くなってて貰わないと困るんだがな。
スタープラチナで剣の軌道を見切った丈三郎は横に移動してチャリオッツの剣を躱す。
だが、避けた後に聞こえた音は〝スパッ〟や〝シャキン〟といった綺麗に切れる音ではなかった。
「バ……キ……!?」
丈三郎の耳に聞こえてきたのは〝バキィッ!〟という破壊音。その音を聞いた彼が恐る恐るその方向を見ると、彼の隣にあった。建物の一部が抉れるように切れていた。
「ち、違いすぎる……俺の知っているチャリオッツとは……違いすぎる……ッ!」
「素早いですね……ですが必ず捉えてみせます!救護!!」
破壊の斬撃が雨のようにスタープラチナと丈三郎に襲いかかる。
「クソ!迎え撃つッ!」
「オラオラオラオラオラオラァッ!」
「や、やばかったぜ……あんたの救護って殺すって意味じゃあねぇよな?」
「殺す……!?そんな言葉を使ってはいけませんっ!私はあなたが治療を受けることができるよう『救護』を続けるんです!」
い、今分かったぜ……!なんで蒼森さんのチャリオッツはこんなに違うのかが!
ポルナレフさんと比べて蒼森さんの方が精神力が強いからだとか弱いからだとか、そーゆー話じゃあねぇッ!
蒼森さんは、自身の信念を
「撃ち合いは……パワーにおいては私が優勢のようですが、スピードではそちらに軍配が上がるようですね……」
チャリオッツの剣とスタープラチナの拳のラッシュでの拮抗、それは互いの勝る点が打ち消しあっていることで成り立っているものだった。
「どうするんだい蒼森さん、このまま日が暮れるまで撃ち合ってもいいんだぜ」
「いえ、その必要はありません」
「え?」
「そうなる前に私があなたを救護します」
「あ……」
この時丈三郎は思い出した!(この人、生身で俺のスタプラと同じくらいのパワーあるじゃあないかッ!……)と。
「救護……救護……救護……」
「あ、あぁ……お、俺の……」
「———救護ッ!」
「オレのそばに近寄るなああ———ッ」
はい、というわけで記念すべき丈三郎以外のスタンド使い登場はミネだんちょでした。
ちなみにミネ版チャリオッツは
破壊力:A
スピード:A
射程距離:C(1〜2メートル)
持続力:A
精密動作性:E
成長性:B
です。
スピードに関しては原作チャリオッツにはかなり劣りますが、それでも近距離パワー型の上澄みクラスです。