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紅の剣士
開いた口が塞がらないとはこの事だ、と僕は半場意識を飛ばしながら考えた。
2時間前
[たすけt]
と打ち掛けのメッセージがキドに届いた。
発信したのはどうやらクラインらしく、救援要請だと言う事は見て取れた。
馴染みの危機だと言う事で、すぐに救援に向かう事になった。
一つ問題だったのが、どこに居るか、と言う事で、
カノが奇跡的にもクリスマスボスを討ちに行くという話をされた、と覚えていた。
僕たちメカクシ団は、すぐに、それはもう全速で向かった。
テレポートして、すぐには状況は飲み込めなかった。
それはキド達も同じらしく、目を見開いていた。
ただ、覚えているのは白の中に映える黒と赤の一つの影。
そして今に至る訳だが、残念もう時間切れらしい。
薄れて行く意識の中、キドが掠れた声で呟いたのが聞こえた。
その瞬間、僕は完全に意識を失っていた。
「__紅の剣士_?」