ベル・クラネルは悪夢を繰り返したくない   作:寝心地

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CASE23 砕く

Parbarize Rider ZZZ ZZZ ZZZ CATASTROM

 

ウイングの羽根が消え重力に従って落下する体が天の雄牛に落ち天の雄牛が口から泡を吹き悲鳴の様な鳴き声を上げる。

 

その中心にはカタストロムに変わったベルの姿があった。

 

「お前を壊す」

 

ベルはそう言うと天の雄牛から飛び降りると顔に移動しぶん殴る。

 

ドゴンッ!!と言う音が辺りに響き天の雄牛の顔が右に揺れる。

 

更に続けてドゴンッ!!と言う音が響き今度は天の雄牛の顔が左に揺れる。

 

その後もドゴンッ!!ドゴンッ!!と音がする度に天の雄牛の顔が左右に揺れ最後にアッパーを繰り出し首が上に打ち上がる、脳を激しく揺さぶられた事で天の雄牛はグロッキーになり目を回していた為簡単に決まった。

 

更に首の下に潜り込みもう一度アッパーを繰り出す、それを数度繰り返すと天の雄牛の体は完全に宙に浮きゆっくりと落ちてくる。

 

落ちてくるより早くベルはトリプルゼッツぁーを取り出しグラビティ・インパクト・イナズマの順に装填し銃口を天の雄牛に向ける。

 

「壊れろ」

 

トリプルバスター!! ッツ ッツ ッツ!!

 

グラビティの力で宙に留まる天の雄牛に巨大な光弾を放つ。

 

天の雄牛は下から迫って来る光弾に焼かれ悲鳴に似た鳴き声を上げる。

 

そのまま光弾は天の雄牛の首を焼き貫く、完全に消え去った頭にダランと体が力無く揺れゆっくりと灰へと変わる、天の雄牛の体がベルの上にあった事で天の雄牛を貫いた光弾は天の雄牛以外を傷付ける事はせず彼方へ消えた。

 

それから夜が明けギルドから使いとしてやって来たエイナに起こった事を伝えた。

 

因みにイシュタルは当然と言うべきか天の雄牛が【イシュタル・ファミリア】の本拠の頂上に乗り込んできた時に建物の崩壊に巻き込まれ天に還ったらしい。

 

騒動に加担した元【イシュタル・ファミリア】の団員達は事実確認をした上で何かしらの処罰があるらしい。

 

春姫に関しては今回【被害者】と言う扱いになった、そもそもギルドの情報に春姫が【イシュタル・ファミリア】に所属していると言う話は無く本人の希望で【ヘスティア・ファミリア】に入団した。

 

「ただいま戻りました〜」

 

リリルカがそう言い屋敷に留まっていたメンバーが出迎えて来る。

 

「じゃあ、自己紹介して」

 

挨拶もそこそこにリリルカがそう言い背後を見ると春姫が現れる。

 

「はい、サンジョウノ・春姫と申します。これから末永く宜しくお願い致します」

 

ベルとリリルカと共に登録に出ていた春姫にリリルカがそう言い他のメンバーも歓迎する。

 

こうして【サンジョウノ・春姫救出作戦】は無事決着を迎えた。

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