生暖かい目線と感想をお願いします。
『――――――。』
頭が、痛い。体が熱い。けど、冷えていく。
『――――――。』
誰かが、何か言っている?だが、意識が遠のいているせいか良く聞こえない。
『――ブン!しっかりしろ!おい!』
ああ、日本語だ。しっかりしろって…‥‥ああ、そうか。この熱は痛みで、冷えていくのは血が抜けて‥‥‥死に向かっているからか。
死ぬって、どういうものだろうか。永眠、とも言うが永遠の眠りともなると、ずっと夢を見ているようなものなのだろうか。
『なんで、なんで―――――が効かない!?なら‥‥‥!』
もう、いいよ。いいんだよ。俺は疲れた。もう、十分やった。やれるだけの事は、出来たはずだ。
『――――――。』
良い夢、見られるかな。そうだと、いいな‥‥‥ああ、そうだ。どうせなら、ちゃんと言ってからが、いい。
「‥‥‥おや、すみ‥‥みん、な…‥‥‥。」
『―――ああ、おやすみ。
______________
「‥‥‥‥‥んん、‥‥あ……」
薄っすらと、開き切らない瞼の隙間に光が差し込む。ぼーっとする頭を抱えてベッドの上で寝ていた体を起こす。今のは、夢か?イレブンって呼ばれてたのだけは覚えているが他はサッパリ思い出せない。夢とは、そういうものなのだろうが。所で…‥‥
「ここは…‥‥‥どこだ?」
ぼーっとしていた頭がようやく回り始めた時、この状況そのものに違和感を覚える。この部屋はなんだ?今着ている寝巻はなんだ?ここは何処だ?そもそも、
「俺は一体…‥‥誰だ?」
自分の名前すら憶えていない事に困惑しながらも、状況を把握するべく部屋を見て回る。必要最低限の家具・家電、風呂とトイレがある事は確認した。だが、驚くほどに生活感が無い。まるでショールーム‥‥‥にしては殺風景が過ぎるような気もする。しかもここは1人暮らし向けのアパートの一室のようだ。となると、ここは俺の部屋という認識の方が良さそうだ。遠慮なくベッドの下なりクローゼットの中なり見せてもらおうじゃないか。
「これは‥‥…」
身分証明や私物らしきものを探そうとベッドに戻ると、今更ながら枕元に白い何かが置いてあるのを見つける。手に取って見てみると、白を基調に黒と赤のパーツが取り付けられた外装は思いのほか軽く、右側面にはアナログ式のレバーとボタン、中央には鍵穴のように見えなくもない液晶パネルらしきものがある。
「スマホ、なのか?変わった機種みたいだが‥‥‥」
試しに画面をタップしてみるとアプリアイコンらしきものが表示される。指紋認証か何かで起動できたようだ。にしても画面小さすぎる。動画アプリが入っているが、こんな小さくて変わった形の画面でちゃんと見えるはずがない。そこら辺も含めて、設定やメールボックスを確認する必要がある。あとナビアプリらしきもので位置情報の確認を…‥‥‥。
「え…‥‥?」
この変なスマホを色々弄ろうとした時、一件のメール通知がきた。家族か友人なら有益な情報を得られる。それに、宛名や内容で自分の名前が分かるかもしれない。夢で呼ばれていた”イレブン”というのは数字で呼ばれるのも囚人か映画で出てきそうなコードネームみたいで変だし目立つ気がする。メールアプリを開いてみると、今きた一件を除いて履歴は一切ない。
あえて一切の期待を捨てて、メールを開く。頼むから少しでも情報を_____
「何だ、これは‥‥‥!?」
メールを開いた瞬間、プログラミング画面のように大量の文字数字の羅列が画面の上から下へと流れていき、ダウンロードされていっている。不覚だった。これはウィルスかハッキングの類なのか?何にせよどうにかしなければ_______
〈
突如として画面が暗くなり、短い英文が次々と表示される。
〈
〈
〈
〈
それを最後に画面は開いたメールのものになり、そこには何かの書類らしきものが複数添付されていた。
「結局俺はイレブン呼びなのか…‥‥宛名もご丁寧に”11”、ね。」
まあ、この添付されているデータとこの部屋に何かしらはあるというのは分かったので、データの方から確認__________
「!?誰っ‥‥‥は?」
背後からの物音に驚き、反射的に構えて振り向くとそこには誰もおらず、代わりに先程まで無かったアタッシュケースが置かれている。
「突然出てきたって言うのか‥‥冗談だろ。」
だが、恐らく冗談でもなんでもなく、現実だ。現にこういう状況の中に置かれていると理解してしまっているのだから。
「‥‥‥‥…。」
まずはデータから。そのつもりだったが、このタイミングでこの場に現れたそれに興味が湧いた。スマホを置き、ケースの前にしゃがみ込む。ダイヤルキーでロックされているようだが、無意識に手が動き、自分でも驚く程慣れた手つきでダイヤルを回していくと、あっという間にロックが外れる。恐る恐る手を掛けて上蓋を持ち上げると、中身が現わになる。
「白い、ベルト‥‥と、カプセル?」
細長く、大きめのバックルのような装置が付いたベルトに似た何か。中央には丸い窪み、こちらから見て左上レバーのようなものがある事から何らかの機械的な装置なのだろう。その傍らにはガシャポンのカプセルのような何か。一緒に入っているという事は、何か関係があるのか?
「本当に何がどうなってるんだ…‥‥?」
消えた記憶。理解しきれない状況。メールを送ってきた謎の人物に謎の装置。嫌な夢でも見ているのかと思いたいが、ここは確かに現実なのだと認識させられる。
‥‥‥‥‥‥これが、俺の覚えている中で一番古い記憶。そしてこれが、
俺が始まるまでの出来事だ。
イレブンが初めて出会うのは‥‥
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Leo/need
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MORE MORE JUMP!
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Vivid BAD SQUAD
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ワンダーランズ×ショウタイム
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25時、ナイトコードで。