超常跋扈鯨海 カー・オン   作:僕らは ねこです げんきです

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2年前くらいに書いて腐らせてたやつなので文体は大目に見てください
1話は文章量軽め、2話はそこそこ


SCPー███ーJP

 

 

 

 理解していた。理解していた。

 

 この行為は到底許されるものではないと。この行為は彼らを陥れる行いだと。

 

 しかし、彼らが"大団円"を迎えることなく終わることが我慢ならないのだ。彼らが戦うことすら許されず、"剪定"されることに憤りを感じて、心の底で吠える無念の感情が、俺を突き動かすのだ。

 

 故に、この世界は彼らの手で───

 

 

 

 

 


 

 

【挿絵表示】

SCP-███-JP-Aの異常性により、日本列島を囲むように嵐の壁が出現している。

 

 

アイテム番号:SCPー███ーJP

 

オブジェクトクラス: Keter

 

脅威レベル:赤

 

 

特別収容プロトコル: SCP-███-JPは民間への影響が大規模なため、SCP-███-JP及び我々財団を秘匿することは不可能です。現在、人類の存続の危機及びSCP-███-JPの異常性のため、我々は『異常存在を人々から遠ざけ、秘匿する』という理念を無視することが限定的に許可されています。

 

SCP-███-JP-Bに該当する新たな"英霊"の出現を確認し次第、機動部隊ろ-5("陰陽師")及び、機動部隊サーヴァント-7(”人理の担い手”)の隊員を展開し、SCP-███-JP-Bの対応を行います。現在、人類の存続の危機のため、我々は敵対的なSCP-███-JP-Bに限定して『異常存在を保護する』という理念を無視することが推奨されています。

 

また、日本列島を囲う嵐の壁の外はヒューム値が非常に低下しており、財団の他支部からの応援及び日本列島に存在する生命以外の生命の生存は絶望的です。このことを考慮して、生存の確認がされたO5の2人の承認により、財団の最高権限は日本支部理事会に委任されました。現在、人類の存続の危機のため、我々は要注意団体と協定を結び、SCP-███-JP-Aの異常性に対処することが約定されています。協定を結んだ要注意団体に対する正当な理由のない攻撃行為は降格処分の対象となります。

 

 

 

説明: SCP-██-JPは2017年12月31日より確認されている異常現象及び異常存在の総称です。

SCP-██-JPはSCP-██-JPによる異常現象(SCP-██-JP-A)通称・地球白紙化現象と、SCP-██-JP-Aにより出現する異常存在(SCP-███-JP-B)通称・境界記録帯(ゴーストライナー)の2つの要素から構成されます。

 

 

SCP-██-JP-Aは現在も地球全体で発生している異常現象です。地球全体のヒューム値を極度に低下させ、”漂白”するように人類や木々を含むすべての生命の存在を抹消し、大地を白く染めていると推測されます。

 

現在、日本列島はSCP-1111-JP群が有する現実改変を妨げる特性によって地球白紙化現象を免れていますが、SCP-1111-JP群の特性が作用する範囲の端を境界として、オーロラを伴う核爆弾に匹敵する規模のエネルギーで構成された”嵐の壁”が発生。財団の技術を最大限駆使したとしてもこの嵐の壁を突破することは非常に困難です。

オブジェクトを使用して嵐の壁を突破する案が出ましたが、破壊に対する耐性の高いオブジェクトを使用したとしてもSCP-1111-JP群の特性が届く範囲外に出るとヒューム値が低下し、オブジェクトの異常性を抹消され嵐の壁に呑まれることでオブジェクトを失う可能性が高いため、審議は保留中です。

 

また、SCP-██-JP-Aは日本列島のヒューム値も僅かながら低下させており、これによってSCP-1111-JP群の影響範囲内にSCP-███-JP-Bを出現させていると考えられます。

 

 

SCP-███-JP-BはSCP-██-JP-Aによって出現する、未知のエネルギーによって構成された多数の人型実体です。現在7体の収容と29体の終了、収容及び終了ともに未達成の実体13体が確認されています。また、SCP-███-JP-B群は人種や性別、身にまとっている服装などが個体ごとに異なっており、見目では一般人との比較が付かないため、SCP-███-JP-Bの多くが潜伏状態にあると考えられます。

 

SCP-███-JP-Bはその全てが奇跡論的能力の行使、超常的な身体能力の保有、宝具と呼ばれる武器・鎧・能力の所持、自身を”サーヴァント”と呼称するといった特徴があります。これらの特徴のうち奇跡術的能力や身体能力、宝具と呼ばれる物の根源はSCP-███-JP-Bを構成する未知のエネルギー体であり、SCP-███-JP-Bは存在するだけで己を構成するエネルギーを消費するため時間経過で消滅します。

しかし、SCP-███-JP-Bを構成するエネルギー体は通常の銃や爆薬による影響を受けず、skipやアノマリーなど何らかの異常性を持つオブジェクトに対しても高い耐性があるため、SCP-███-JP-Bが消滅するまでに多大なる被害が生じています。これらの異常性を考慮して、SCP-███-JP-Bに対する何らかの対応手段を考案する必要性があります。

特別収容プロトコルの策定によりこれらの必要性はなくなりました。

 

 

以下は出現したSCP-███-JP-Bの一部です。

 

 

 

 

 

 

 

[O5-8より公表]

・ジャガーマン:黒曜石の刃を所持。交戦時にジャガーと人が合わさったような姿へと変身。犠牲者362人(うち財団職員83人)。出現から二時間後に消滅を確認。

 

・アレクサンドロス3世:ギリシア神話の主神ゼウスの代弁者を自称。空を駆ける牛のような異常存在に牽かれる戦車に乗って広範囲に雷を落とす。犠牲者511人(うち財団職員58人)。推定出現時刻から四時間後に消滅を確認。

 

・ギルガメッシュ:複数の要注意団体を壊滅させる。[編集済]。スクラトン現実錨を所持。[編集済]。犠牲者█████人(うち財団職員████人)。対象の確認から七九時間後に消滅を確認。

 

・ジャンヌ・ダルク:聖マリア旗を所持。聖職者を扇動し財団を襲撃。犠牲者97人(そのうち財団職員96)。当個体への尋問により[編集済]。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

補遺:20██年、我々は要注意団体”五行結社”の壊滅、構成員の吸収、並びに五行結社が所有していた”靖国英霊使役術式”の押収に成功しました。

靖国英霊使役術式は、五行結社が靖国神社から接収した英霊を”式”として使役する奇跡論術式に用いられる”陣”です。SCP-███-JP-Bの一部個体が行使した異常現象への解析が進み、SCP-███-JP-Bの出現時に見られる特異パターンを適用することで靖国英霊術式によって財団に対して友好的なSCP-███-JP-Bを召喚することが可能であることが確認されたため、現在、靖国英霊使役術式は財団によって改良がなされています。

これによって我々は財団に友好的なSCP-███-JP-Bを7体召喚することに成功しており、7体のSCP-███-JP-Bは機動部隊サーヴァント-7(”人理の担い手”)に配属されました。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 聖杯とは、あらゆる願いを叶える願望器だ。過去の英雄をサーヴァント(使い魔)として召喚し、最後の一騎になるまで争う。そして、その勝者は願いを叶える権利を得られる。

 

 それならば。で、あるならば。

 

 

 

 

 杯中を七度も満たせば()()された世界も、世界の命運を掛けた椅子取りゲームに座れるようにはなるだろうよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 異聞深度_A

 

ロストベルトNo.■

美しき世界へ

 

 

BC.■■■■■ 超常跋扈鯨海 カー・オン

 

 

 

 

 

 


 

機動部隊ろ-5("陰陽師") & 靖国英霊使役術式

SCP-2218-JP『南無八幡大菩薩』 執筆者:gokiso

http://scp-jp.wikidot.com/scp-2218-jp

 

SCP-1111-JP『国体護持』 執筆者:hannyahara

http://scp-jp.wikidot.com/scp-1111-jp

 

SCP-001-JP AiHeの提言『惟鯨(削除済)』 執筆者:AiliceHershey

記事が削除済なので代わりにこちらをどうぞ

https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/40505.html

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