真・恋姫†夢想-革命-覇気と六爪流を使う転生者   作:ヒーロー好き

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新作の恋姫です

おかしい所もあるかもしれませんが

暖かい目でおねがいします

後書きに主人公の詳細を書いておきます


第0話

「さて……家までもう少しだな」

 

夕暮れの街を、一人の少年が歩いていた。少年の名は――高杉勇作、十七歳。どこにでもいる、ごく普通の高校生……だった。もっとも、「普通」という言葉だけでは片付けられない事情もある。勇作には、両親がいなかった。彼が三歳の時、両親は交通事故で亡くなっている。それから勇作は親戚に引き取られ、決して裕福とは言えない環境の中で育ってきた。学校でも、特別目立つような存在ではない。友人は……少ない。というより、ほとんどいなかった。昼休みになれば一人で過ごし、放課後になれば寄り道もせず帰宅する。そんな毎日を、勇作は特に不満を口にすることもなく過ごしていた

 

「この角を曲がれば、家だな」

 

いつもの帰り道。勇作は交差点の角を曲がろうとした、その時

 

「……ん?」

 

ふと、視界の端に何かが入った。勇作は足を止める。少し離れた場所に、数人の高校生がいた。年齢は自分と同じくらいだろう。制服姿の少年たちは、楽しそうに笑いながら話をしている

 

「……楽しそうだな」

 

思わず、そんな言葉が口から漏れた。【羨ましい】……そう思ったのかもしれない

 

「……」

 

だが、勇作はすぐに視線を逸らし、右眼を押さえる。勇作の目は右眼は赫眼で左眼は黒色のオッドアイ。右眼の視力は失っていないが、右眼は覆い隠すために包帯を巻いている

 

「……さて、行くか」

 

いつものように一人で帰ろうと、歩き出す……が、その瞬間

 

ドンッ!!

 

「うっ!?」

 

突然、後頭部に強烈な衝撃が走った

 

「な……なんだ……?」

 

何が起きたのか理解できない。視界が大きく揺れ、身体から力が抜けていく

 

「やば……」

 

最後にそう呟いたところで、勇作の意識は闇へと沈んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ん」

 

どれくらい時間が経ったのだろう。勇作はゆっくりと目を開いた

 

「……あれ?」

 

そのには何もない。右を向いても、左を向いても、上を見ても、下を見ても、そこには何も存在しない白い空間が広がっていた

 

「ここ……どこなんだ?」

 

勇作はゆっくりと立ち上がる。身体に痛みはない。頭も痛くない

 

「確か俺は……頭に衝撃を受けて、それで……」

 

そこまで思い出した時

 

「おお、ここに居ったのか」

 

「……え?」

 

突然、背後から声が聞こえ、勇作は勢いよく振り返る

 

「あなたは……?」

 

そこには、一人の老人が立っていた。白い髭を蓄え、長い杖を持っている。いかにも「仙人」や「神様」といった雰囲気の老人だった

 

「わしか?」

 

老人はニヤリと笑った

 

「わしは神様じゃ!」

 

「……神様?」

 

「そうじゃ!」

 

老人は胸を張る。しかし――

 

「…………」

 

勇作は無言で老人を見つめた

 

「なんじゃ、その目は?」

 

「……いえ」

 

「いえ、ではないじゃろう!」

 

「(いや、普通信じられるか!? いきなり白い空間の中に爺さんが現れて、『わしは神様じゃ!』とか言い出したんだぞ!?)」

 

「まあ、そうじゃろうな」

 

「……え?」

 

勇作の顔が固まった

 

「今……何て?」

 

「何がじゃ?」

 

「いや……」

 

「どうした?」

 

「俺、声に出してませんよね?」

 

「出しておらんぞ?」

 

「……じゃあ、なんで?」

 

老人はニヤニヤしながら杖を肩に担いだ

 

「神様じゃからじゃ」

 

「…………」

 

「お主の考えていることくらい、簡単に分かるわい」

 

「……本当に神様なのか?」

 

「まだ疑っておるのか?」

 

「そりゃあ……」

 

勇作が警戒したまま答えると、老人はため息をついた

 

「まあよい。では、これならどうじゃ?」

 

「え?」

 

老人が杖を軽く振った。すると――。何もなかったはずの空間に、突然、巨大な建物が現れた

 

「…………え?」

 

続いて、机、椅子、食べ物、さらには巨大な山まで次々と出現する

 

「…………」

 

勇作はしばらく言葉を失った

 

「どうじゃ?」

 

「……信じます」

 

「おお!」

 

「疑ってすみませんでした」

 

勇作は素直に頭を下げた

 

「いやいや、よいのじゃ。むしろ謝らねばならんのは、わしの方じゃ」

 

「……え?」

 

老人の表情が、少しだけ真剣になる

 

「実はの……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――というわけじゃ!」

 

話を聞き終えた勇作は、完全に固まっていた

 

「…………」

 

しばらくして、ようやく口を開く

 

「……つまり?」

 

「うむ」

 

「俺が死んだ原因は……」

 

「わしじゃ」

 

「…………」

 

「正確には、わしが落とした杖じゃな」

 

「…………」

 

勇作は額を押さえた。神様の話によると、こういうことらしい。神様は下界の様子を確認していた。……ただし、その「確認」の内容には問題があった。神様は女湯を覗いていたのである。しかも、夢中になっていた。その結果――。手に持っていた杖をうっかり落としてしまった。そして、その杖がたまたま下界にいた勇作の頭へ直撃。そして勇作は死亡したのであった

 

「…………」

 

勇作は老人を見ながら

 

「(俺……こんな変態神様のせいで死んだのかよ!?)」

 

「誰が変態じゃ!」

 

「どこが変態じゃないんだよ!」

 

「ちょっと下界の様子を見ていただけじゃ!」

 

「女湯を!?」

 

「…………」

 

「覗いてただろ!」

 

「……まあ、そうとも言う」

 

「言うじゃねぇか!」

 

神様は気まずそうに咳払いをした

 

「と、とにかくじゃ!」

 

「誤魔化したな……」

 

「お主には申し訳ないと思っておる!」

 

「だったら最初からちゃんと謝れよ!」

 

「だから謝っておるじゃろう!」

 

しばらく睨み合った後、神様は大きく息を吐いた

 

「……わしのミスで、お主を死なせてしまった」

 

「…………」

 

「本来ならば、お主はまだ生きておった」

 

その言葉を聞いて、勇作の表情から怒りが少しだけ消える

 

「では、どうするんですか?」

 

「生き返らせることはできん」

 

「え?」

 

「死んでしまった者を、そのまま元の世界へ戻すことはできんのじゃ」

 

「そんな……」

 

「じゃが――」

 

神様は人差し指を立てた

 

「代わりに、お主を別の世界へ転生させてやろう」

 

「……転生?」

 

「そうじゃ!」

 

神様は再び笑顔になった

 

「わしのミスで死んだのじゃ。せめてもの詫びとして、お主に新しい人生を与えよう」

 

「……どんな世界なんです?」

 

「それは教えられん!」

 

「なんでだよ!」

 

「転生してからのお楽しみじゃ」

 

「ケチ」

 

「ケチで結構!」

 

神様は腕を組む

 

「その代わり、いくつか能力を授けてやろう」

 

「能力……」

 

勇作の目が輝いた

 

「本当に?」

 

「もちろんじゃ」

 

「じゃあ……」

 

勇作は少し考えた

 

「何でもいいんですか?」

 

「まあ、常識の範囲内ならな」

 

「不老不死とか?」

 

「それ以外でな」

 

「即答かよ……」

 

勇作は腕を組み、真剣に考え始めた

 

「(まあ、こいつの行く世界では大いに役に立つだろうだからな)」

 

「決めました」

 

しばらくして決まる

 

「ほう……言ってみるがよい」

 

「一つ目」

 

勇作は指を一本立てた

 

「『戦国BASARA』の伊達政宗と梵天丸が使う技を、全部使えるようにしてください」

 

「……ほう」

 

「二つ目」

 

指を二本立てる

 

「『ONE PIECE』に出てくる覇気三種――武装色、見聞色、覇王色。それを全部使えるようにしてください」

 

「なるほどのう」

 

「それから……」

 

勇作は神様を見つめる

 

「その二つを、最初から最大限まで極めた状態にしてください」

 

「……随分と欲張ったの」

 

「でも、不老不死じゃないですよ?」

 

「そこを基準にするのか、お主は……」

 

神様は苦笑した。

 

「まあよい。了承しよう」

 

「本当ですか!?」

 

「神様を誰だと思っておる」

 

「さっき杖を落として俺を殺した人」

 

「まだ根に持っておるのか!」

 

「当然だろ!」

 

「……まあいい。それで、他には?」

 

「あと、武器も欲しいです」

 

「武器か。どんなものじゃ?」

 

「『戦国BASARA4皇』で伊達政宗が使っていた武器――『応龍』をお願いします」

 

「ほう」

 

「これも、できる限り強くしてください」

 

「了解じゃ」

 

神様は杖を振った。すると、目の前に6本の武器が現れる

 

「……これが」

 

勇作はそれを手に取った。ずっしりとした重量。鋭い刃。そして、手にしただけで伝わってくる圧倒的な存在感

 

「すごい……」

 

「それも最大限まで強化しておこう」

 

「ありがとうございます!」

 

「他には?」

 

「そうだな……」

 

勇作は少し考える。

 

「転生先の文字が読めるようにしてください」

 

「もちろんじゃ」

 

「あと、言葉も通じるように」

 

「それなら問題ない」

 

神様は即答した。

 

「言葉については、こちらで既に調整してある。文字についても読めるようにしておこう」

 

「ありがとうございます」

 

「もういいのか?」

 

「はい」

 

「……本当に?」

 

「はい」

 

「もっと欲しがってもよいのじゃぞ?」

 

「別にいいですよ」

 

「……欲のない男じゃのう」

 

「必要なものは十分もらいましたから」

 

勇作は笑った。その顔を見て、神様も満足そうに頷いた

 

「では、転生させるとしよう」

 

「その前に、一つお願いがあるんですけど」

 

「なんじゃ?」

 

「少し……練習したいんです」

 

「練習?」

 

「はい」

 

勇作は自分の手を握る

 

「いきなりそんな力を持って転生しても、使いこなせなかったら意味がないでしょう?」

 

「……なるほど」

 

神様はしばらく考えた。

 

「よかろう」

 

「本当ですか?」

 

「わしが付きっきりで教えてやろう」

 

「お願いします!」

 

「では、始めるぞ」

 

「はい!」

 

こうして勇作は、転生する前に、神様を師匠とした、半年間の修行を始めることになった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

半年後

 

「……たくましくなったのう」

 

「そうですか?」

 

「そうじゃとも」

 

半年間の修行を終えた勇作は、以前とは見違えるほど成長していた。身体能力。剣技。覇気の扱い。どれを取っても、すでに常人の域を遥かに超えている

 

「身体の調子はどうじゃ?」

 

「絶好調です」

 

「そうか」

 

神様は満足そうに頷いた

 

「では……そろそろ送るとしよう」

 

「お願いします」

 

勇作は頭を下げた

 

「……師匠」

 

「…………」

 

神様の動きが止まる

 

「おいおい」

 

「はい?」

 

「師匠はないじゃろう」

 

「いいじゃないですか」

 

「よくないわい!」

 

「半年間、付きっきりで教えてくれたんですから」

 

「まあ……そうじゃが」

 

神様は少し照れくさそうに頭を掻いた

 

「……では、送るぞ」

 

「はい!」

 

神様が杖を掲げる

 

「へ?」

 

その瞬間――。勇作の足元に、突然巨大な穴が開いた

 

「頑張るのじゃ!」

 

「ちょ、ちょっと待――」

 

身体が落下する

 

「師匠――!」

 

勇作は落ちながら叫んだ。

 

「もう女湯を覗くなよーーーーーー!!」

 

「余計なお世話じゃーーーー!!」

 

勇作の姿は、暗闇の中へと消えていった

 

「……まったく。最後まで余計なことを言いおって」

 

神様は一人、その場に残される

 

「(勇作よ、自覚はないじゃろうが、お主もずいぶんエロい性格になっておるぞ)」

 

そう呟きながら、神様は踵を返した

 

「さて……また覗きに行くかの」

 

再び下界を覗こうとした、その時

 

「……そうじゃ」

 

神様は足を止めた。

 

「師匠と呼んでくれた礼くらいはしてやらんとな」

 

老人はニヤリと笑う

 

「高杉の行く世界に――ちょっとした噂でも流しておくか」

 

そう言うと、神様の姿は煙のように消えていった。こうして――。一人の少年、高杉勇作の新たな人生が始まった

 

 

 

 

 

 

 

そしてとある外史

 

「星が…………降ってくる!」

 

戦場に立つ少女が

 

「真昼に、空から星とは……」

 

軍を率いる少女が

 

「姉様、あれっ!流れ星!」

 

「……ちっ、あんま、気分の良いもんじゃねえな」

 

騎兵を率いる二人の少女が

 

「……」

 

「主上様、見てはなりません!お目が穢れます!」

 

「あれは……凶兆?」

 

屋敷にいる3人の少女が

 

「それとも、世界を動かす嚆矢となるか……」

 

「ボサッとしんじゃねえ!殺す相手は、目の前だろうがぁッ!」

 

船の上にいる娘と母が

 

 

 

 

 

 

空から降ってくる星を目撃するのであった




主人公詳細です
名前:高杉 勇作 たかすぎ ゆうさく

年齢:17歳 身長:180cm

体重:76㎏



容姿:スリムで少し華奢な体型。細身で線が細いが、適度に引き締まった体格。身のこなしは静かで、存在感をあまり感じさせない。瞳と髪の色は黒だが右眼は赫眼。そのため右眼は覆い隠すために包帯を巻いている

髪型:黒色のショートヘアー。前髪は少し長めで、額にかかるように自然に流れている。サイドは耳にかかる程度の長さで、全体的に軽く無造作にセットされている。光の加減で、髪の艶が浮かび上がり、シンプルながらも魅力的な印象を与える

服装:師匠からもらった聖フランチェスカ学園の制服。さらに青いロングコートを袖を通さずに羽織る形で着用している。青いロングコートの背中に上には龍髑髏と下にはXに交差した日本刀が2本刻まれている

靴:黒のシューズ

性格:マイペースで穏やか。しかし、人と関わりが少ないこともあり、悲しいことは一人で抱えることが多い。そのせいか、女性との関わりはほとんどないが、師匠といた影響で若干エロい性格になっている(本人に自覚なし)

好き嫌い:特になしが、夏の季節が苦手。逆に冬の季節が好き

武器:応龍(おうりゅう)

能力:武装色、見聞色、覇王色の覇気3種

技:伊達政宗と梵天丸の技とBASARA技、全部
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