〜虚弱田中に転生〜『原作知識チートがチートじゃない世界で【恐ろしすぎる大魔王・蝉原勇吾】と相対する話』 作:楓舞星
楓舞星です。本日からこの作品を執筆していきたいと思います。ぶっちゃけ見切り発車です。ある程度ストックは貯めていますが、エタる可能性も全然あります。
センエース神話は設定が膨大なので、何かおかしな点などがあったらご指摘お願いします。それでは、本編開始です。
彼女は善人である。
「大丈夫かい?」
「うっ、ひっぐ...お姉ちゃん...だれ?」
「...ヒーローだよ。正義の味方じゃないけどね」
彼女は臆病である。
「ひいぃ!」
「ちょっと、ーーーちゃん、怖がりすぎだよ」
「だ、だって、相手はライオンだぞ!?」
「檻の中の、だけどね」
彼女は、彼女はーーー
_______
彼女はとある秘密がある。
「今日の投稿、されてるかなぁー。おっ、流石、毎日2話投稿は伊達じゃないね。午後の投稿もキッチリしてる」
彼女の秘密、それは【センエース〜舞い散る閃光の無限神生〜】をみることである。
学校では優雅な優等生を気取っている彼女だが、いざ、センエースを前にすると...
「今日の話は...うおお!今話のセンかっけえ!」
...『彼女』は小さい頃から、センエースを見て育っている、所謂センエース読者なのであった。
「まあ、特に考察とかはしてないけどね」
...もしも、この世界に自分がいけたらどうしようか?
そう考えると思考が止まらない。
「例えばさぁ、『シグレ』みたいにチート貰ったりしてさぁ、いや、普通に冒険者やってもいいな。危ない目に遭うだろうけど、剣を振り回したり、魔法を唱えたり...あー、夢が広がる!」
彼女は公園のベンチで独語した。
彼女は立ち上がり、家に帰宅する...はずだった。
ドガガガ!
横から街路樹を薙ぎ倒しながら猛スピードで迫り来るトラック。
彼女は瞬間、逃げようとするが、それが返って彼女を酷い目に合わせる。
巨大なトラックの大きなタイヤと固いアスファルトに上半身を大根おろしにされた。
上半身の半分から上が千切れたかのような、そんな骸。
それでも彼女は...
(まあ、ウムル1戦目よりかはマシなダメージ...かなぁ...アイツ、ワナワナボックスに入れられてとんでもない有様だったし...と言うか、痛みって意外とないんだな。あるのは喪失感だけ...まあ、上手く死ねたって感じか...)
そう思っていた。頭が麻痺して、痛みの信号すら発せていない。完全に体は死ぬ気であることを、なんとなく彼女は気づいていた。
最後に、トラックに当たる前、トラックの先端から6mほど離れた位置に、フロントガラスに見えたのは、居眠り運転をするおっさんの姿。
(ぜったい...ゆるす...まじ......)
彼女は息絶えた。
_______
(知らない天井...)
彼女が次に目を覚ました時、そこは真っ白な空間だった。そこで自分はどうやら、仰向けで寝かせられているらしい。
周りには、沢山の赤ん坊が並んでいるのが霞んだ視界から見えた。
(...あれ?これもしかして...)
(転生ってやつぅぅぅ!?)
それじゃあ、お決まりのやつ、やるしかないよね?
「はっはい(ひゃっほい)!」
そうして、彼女はこの世に生を受けた。
不定期更新です。毎日2話投稿?できらぁ!