〜虚弱田中に転生〜『原作知識チートがチートじゃない世界で【恐ろしすぎる大魔王・蝉原勇吾】と相対する話』 作:楓舞星
...やっぱ、龍牙峰って面倒見よくねぇ?ちゃんと心配してくれてるんだよね。後輩とか、仲間にはしっかり、ちゃんと面倒見がいいタイプ...
「なあ、お前は、蝉原の女なんだろ?」
「2回ヤっただけで、女じゃないって」
「お前がどう思っているか知らんけど、蝉原が、お前のことを、お前の想像以上に気に入っているって可能性は否めない。『ただのセフレ認識で、なんとも思っていない』って可能性もあるが……現状における俺視点だと、『そうじゃない可能性』の方が高い。……俺は別に、女を見る目があるわけじゃないが、『お前が別格だ』ってことぐらいは分かる。すげぇ覇気だ。尋常じゃねぇ。俺にスピリチュアルの素養は皆無だが……見えるぜ、お前の達人オーラ。俺にはわかる。見た目にもバチバチに現れている、内にも外にも放出されまくっている極限をも超えた才能の結晶」
流石、眼力【B+】。龍牙峰の運動神経をよーくご存知で。
「……なんで、俺の周りには、こんな、漫画みたいなやつばっかりなんかね。蝉原に、田中に、輝木に、お前……他にもこの学校、何人かやべぇのいるし。……ほんと、勘弁してほしいぜ。マジメに『量産型汎用平均的一般人』をやっているのは、俺だけじゃねぇか。お前らも俺を見習え、この丁寧なモブ感を。凄まじい凡人ぶり……もはや、逆にワイルドだろう? なんせ、ほぼ全ての素養が偏差値48なんだ。見た目も、才能も。極限をも超えたパンピーの結晶。その中で、ただ一つ、偏差値70を超えている項目がある。人間関係だ。俺は『完全に友達ゼロ』という、完璧な偉業を達成している。どうだ、すごいだろう? サインは書かないぜ。一人に書くと、行列ができるから」
モブ...?アクの強い民族料理かの如くお前が...?
「……まあ、友達はできないだろうな。その破綻した性格じゃあ……」
そうだろう?龍牙峰。もっと言ってらっしゃい!
私はどちらも悪に偏ってないもの同士なので、どちらも今回は応援している。勿論、推しのほうに寄ってしまうところがあるが。
「おいおい、誤解するな。俺は友達が出来ないんじゃない。友達を作らないんだ。孤独なのではなく孤高。ここは大事だから、勘違いしないでよねっ」
その場はなんとか難が去った。
だが、そうしていると、影で隠れていたが現れる輝木。
センは動揺しながらも、輝木に言い返し、なんとか難を逃れた...ようにみえた。
ふふふセンさんったら、この女たらしめ。そうして、輝木は原初の世界に田中未来流によって送られるはずだ。多分、時期としてはセンが転生したタイミングと同じ時期なはず。センが転生してもまだ送られなかった場合、輝木は自殺するだろうし、輝木が急にいなくなった場合、輝木を気に留めているセンは間違いなく輝木を探そうとするだろう。だが、原作にその様な描写はない。よって、二人の関係から百転生と原初の世界転移が同じタイミングで起きていると思われるわけだ。
まあ、ここオリセン時空っぽいし、何が起きても不思議じゃないんだけどね。