ミラー・アーカイブ 作:治療の神ディアンケト
俺こと鏡野メタモルには夢が有る。
1つはこのキヴォトスで生き残る事、これは最優先と言って良いだろう、とは言えこいつはこれから来るであろうパーフェクトティーチャーが全て解決してくれるから問題無いとしてもう1つは銃を持たない暮らしに戻る事である…
______________________________
-ディアンケト救護学校自治区-
ドカアアアアン!!!
ズガガガガガガッ!
「怯えろぉぉぉ!!竦めぇ!銃の性能を生かせぬまま倒れていけ!!」
「良いぞこのまま撃て撃て撃ち続けろ!遮蔽物が削りきれるまで撃ち続けろ!!」
ズガガガガガガン!
「ひー!!この自治区も物騒になったもんだね!副会長として誇らしい!」
「そんな事言ってる場合か副会長!!このままでは遮蔽物が削り着られて蜂の巣だぞ!!何時もの変身で殲滅出来んか!?」
「今日は都合悪く銃持ってきて無いの!!カラテで倒せってか!?」
「はぁ!?銃を持ち歩かないとか変質者ではないか!?ヴァルキューレに捕まるぞ!!」
「じゃあリッちゃん銃くれ銃!それで何とかやる!」
「……すまん!我もフライパンしか手持ちに無い!」
「変質者が2人に増えただけじゃねぇか!!」
「仕方ないではないか!今日に限って銃をメンテナンスに出してるのだからな!」
「ならメンテナンス屋に代替銃の1つ位貰っておけば良かったんじゃないですねぇ!?」
「副会長が言える立場か副会長が!!」
ディアンケト救護学校自治区周辺は最近出来たばかりの頃は荒れ地も荒れ地、人も居なけりゃカツアゲも無いから珍しく銃を持ってなくても襲われないキヴォトスらしく無い平和な自治区だった……最近までは
「いやぁ自治区内で発砲騒ぎが無いからって油断したねホント!」
「うむ、それには同意する!!我も少し平和ボケし過ぎたらしい!」
ズガガガガガガッ!
「ひー出稼ぎで恨み買いすぎたかなこりゃ!!」
「副会長!そんな事言ってる間にも遮蔽物に穴が空き始めてる!そろそろ遮蔽が持たないぞ!」
「つってもフライパンでどないせいっちゅうね……」
ピキーン!
「いや…1個だけ有るわ!何か飯とか無いか!?」
「おにぎりなら1つ!」
「よっしゃ!フライパンと一緒にくれ!」
「わかった!が何をする気だ!!」
「生物兵器作り!」「生物兵器!?」
「さーて人のコンプレックスを武器にするのはすこーし…いやかなーり気が引けるが………やるかぁ!!」
「神秘模倣!牛牧ジュリ!」
キュイイイイイン!!
ニョキッ
「よし!お料理の時間です!」
「それが打開策か!」
「はい!おにぎりに命を吹き込みます!」
「まて、お前今命を吹き込むと言わなかったか?」
グツグツグツグツグツグツ……
「お願いしますパンちゃん!えぇい!!」ポイッ
「おい!いま何か投げ込まれなかっ…たか……」
グチュ……
グチュクチュグチュクチュグチュクチュグチュクチュグチュクチュ!!
「な、なんだこいtもがっ!?」
「ひっ!?助けもがっ!?」
「「んー!?んー!?」」
「……模倣解除」
シュイイイイン……
「おぉ…ありゃ子供にゃ見せられない触手=プレイじみた絵面だなありゃあ…あ、フライパンは返すぜ」ヌッ
スッ「おい…何をどうやったらただのおにぎりがパンケーキと触手の形をした化け物になるんだ?」
「さぁ?神秘のする事だから俺わかんにゃい……」
「作った本人が分からぬのか…と言うよりアレは消えるのか?」
「………さぁ?」
「おい、アレが消えなかったら今度は我達が餌食にされるではないか?」
「まぁ一応俺が創造主だし何とかなるんじゃ無い?従ってくれるでしょ、おーいパンちゃん~?」
ペッ!
「うわ人飛ばして来た!」
「「……………」」バタンキュー
グチュ…グチュ…
「おい…あの化け物……こっちに近づいて来てないか?」
「ン~俺が創造主だからかバブみでも求めてんのかな、おーいパンちゃん~?」
グチュ…グチュ…
「あ、話通じて無い感じ…?」
グチュクチュグチュクチュグチュクチュグチュクチュグチュクチュ!!!!!
「スゥ……」
「ごめん、ちょっと不味いかも……」
「とっとと逃げるぞ馬鹿副会長!!銃を持ってない我らじゃあんな化け物逆立ちしても勝てん!!」
「触手プレイで気絶させられた子の銃を使うってのは!?」
「却下だ!!あんなヌチョヌチョしてる銃何て使いとう無いわ!!」
「おー俺も同意見!じゃとっとと逃げよう!36計逃げるが勝ち!」
______________________________
-ディアンケト救護学校 生徒会-
「で、我々生徒会が救援に来た頃には自治区はめちゃくちゃになっていたと」
「はい……」
「はぁ……今回の修繕費用、試算して幾らかかると思いますか?」
「…10万円位?」
「その10倍以上ですよ副会長」
「……マジ?」
「えぇ、折角この前の追件から多少立て直したと思ったのにまた火の車ですよ、どっかの銃も持たずに出てった誰かさんのせいで」
「いやほんとすんませんでした………」
「謝る位なら最初っから銃位持って行ってくださいよ、なに呑気に手ぶらで歩いて被害を広げまくってるんですか馬鹿副会長」
「ま、まぁシラコちゃん、折檻もその位にしてあげて良いんじゃないかな?メタモルちゃんも反省してる事何だし」
「会長は黙ってて下さい」
「ひぃん……」
「副会長……会計として、そして常日頃キヴォトスに住む学生として銃を常備する事の大切さをみっちり教えてあげます、覚悟は良いですか?」
「あ~…1時間で勘弁してくれたりとかは……」
「しません」
「デスヨネー…」
前世の父と母と祖父と祖母に送ります、キヴォトスでは日本と違って銃を常に持っていないと行けなくて持っていない奴は不審者変質者として警察に職質されたりこんな感じにめちゃくちゃ説教されたりします、マジでクレイジー。
主人公
前世の頃からの癖で自治区内を出歩く時割と結構な頻度で銃を忘れる、痛いのはマジ勘弁、引き撃ち万歳。
黄金リッチ
生徒会の飯担当、名前に恥じぬ黄金のような美しさを手に入れる為日々自分磨きに対して余念が無い、但し余念が無さすぎてうっかり銃を忘れてきたりもするおっちょこちょいでもある。
パンちゃん
ゲヘナが生み出した自立型生物兵器、ディアンケト自治区を滅茶苦茶した後主人公の機関銃ビームで滅殺された、生まれた事が罪な可哀想なパンちゃん。